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編集後記
2008年12月15日


JITRA編集室 大島悦子


ミラノ中央駅:「全面リニューアル」そして「超高速列車スタート」

■2008年12月13日はミラノ中央駅にとって記念すべき日となりました。
まず第一に、3年以上の年月と総額1億2000万ユーロの費用をかけた修復工事の基幹部分が終了し、清楚に輝く新しい駅がお目見えしました。


1930年代に建設されたミラノ駅。威風堂々とした建物ながら近年は痛みもひどく、暗く陰気な場所と『成り果てて』いましたが、今回の全面工事で近代的で広々とした切符売り場や16台のスロープ式動く歩道が新設されるなど機能性が格段とアップしました。これまでタクシー乗り場となっていた巨大なエントランスには床が張られ歩行者用ホールに変身。さらに、広い構内の天井や壁、大理石の彫刻やレリーフ、あるいは壁画などすべてが見事に修復されていてまるで「大きな教会」の中にいるような雰囲気さえします。見上げるだけでも頭が痛くなるほどの高天井の隅々までどうやって磨いたのでしょうか。歴史的建造物である同駅の原型を可能な限り保存して磨きをかけ、同時に現代の要求する利便性をとりいれる、イタリアが得意とするノウハウを十二分に発揮しているといえましょう。


ミラノ県観光局の運営するインフォーメションオフィス(Info Box)もホーム脇にオープンしました。イエローの明るく陽気な窓口には旅行者が気軽に立ち寄っています。さらに、2009年秋をめどに、構内に80店舗、総面積3000uにおよぶショッピングスペースが設置される予定です。

第二に、この日、超高速鉄道「アルタ・ヴェロチタAlta Velocita」の運転がスタートしました。『赤い矢(フレッチャロッサFrecciarossa)』と呼ばれる新列車がミラノーボローニャ間(170キロ)を65分、ミラノーローマ間(516キロ)をノン・ストップ3時間半で結びます。イタリアの鉄道の旅がますます楽しく快適なものになりそうですね。

■もうすぐクリスマス。小都市ガイド執筆のボルツァーノ在住の澤山桂子さん、私の住む町ローマの案内人田島麻美さんがそれぞれ名物クリスマス市の「最新写真」を送ってくださいました。グッビオ市長さんからもグッビオの町に輝く世界最大650メートルのツリーの写真が届きました。
イタリア各地のクリスマスの雰囲気をJITRA読者の方々にも味わっていただければ幸いです。

ブオン・ナターレ クリスマスおめでとうございます。今年もご声援ありがとうございました。
お元気で新年をおむかえください!! 


大島悦子 (Etsuko Oshima)
 

編集後記
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