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編集後記
2009年12月15日
JITRA編集室 大島悦子
■ミラノのクリスマス・ツリー

今年のクリスマス、ミラノは例年にも増して輝きを増しています。
12月7日のミラノ守護神・聖アンブロージョの祭日を前に、ドゥオーモ広場では世界一高い58メートルものツリーが点灯されました。同時にドゥオーモ、ガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエルやナヴィリオ運河など市内各地で光のイルミネーションを競う「ルミナリエ」がスタートしました。「第一回国際光のフェスティバル」に世界中から参加した一流アーティストとミラノで学ぶ若いデザイナーたちの共同作品です。2010年1月10日まで開催。


■ヴィジェーヴァノのレオナルド展
ミラノのポルタ・ジェノヴァ駅からモルターラ行き普通列車に約30分乗ると小都市ヴィジェーヴァノVigevanoに着きます。この町は、レオナルド・ダ・ヴィンチとゆかりが深いことでも知られます。美しい広場はダ・ヴィンチの発案をもとにブラマンテがつくったとされており、レオナルドが「手稿」に描いた「理想の都市」のデッサンはこの町をモデルにしたという説もあります。
実際、ダ・ヴィンチはミラノ公ルドヴィコ・イル・モーロに招かれ1482年にフィレンツェからミラノに移り住み、約18年間、同公に仕えています。ヴィジェーヴァノ出身の同公のために、この町と深い関りを持ったとしても不思議はないでしょう。

写真左上:@会場入り口、右: A再現された「機械仕掛けのライオン」実物大模型(3メートル)
写真左下:Bヴィジェーヴァノの広場Piazza Ducale、 写真右下:Cダ・ヴィンチの発案といわれるヴィスコンティ城のスクデリア(厩舎)

ヴィジェーヴァノでは、500年以上たった今、ダ・ヴィンチとのかかわりをテーマに一連の催しを進めています。そのハイライトが9月末に始まった「レオナルドの工房展」です。見ものは「機械仕掛けのライオン(Leone Meccanico)」やロボット兵士、飛行用装置など、発明家レオナルド・ダ・ヴィンチが考案した機械の実物大模型。同展の製作はミラノに本社を持つLeonardo3社でレオナルドの残したスケッチ画をCGで完全復元、謎めいたスケッチも徹底分析し彼の頭脳と仕事ぶりを解明しています。タッチスクリーン上で、見学者自身がダ・ヴィンチの機械を「組み立て」、手稿に描かれた500以上のスケッチを元に立体モデルを作ることもできます。世界各地での巡回展のようですが、ダ・ヴィンチとゆかりの場所で見ると特別なインパクトが伝わってきます。2010年4月5日まで開催。
IL LAVORATORIO DI LEONARDO
www.leonardoevigevano.it

■今号の目玉は、何といっても新連載「シチリア食の旅」。トラーパニ在住でTavola Sicilianaを主宰している佐藤礼子さんが、現地ならではの食文化をレポートして下さいます。もう一つ、嬉しいのは私の住む町Travel案内にパルマの聴涛洋子さんから続編の原稿が届いたこと。聴涛さんは、最初のお子さん出産直前まで、JITRA3代目編集長として活躍し、このTravel案内シリーズもパルマを第一号として執筆してくれました。JITRAにとって大切で記念すべき!方です。フレッシュなパルマからのたよりを毎号お楽しみに。

もうすぐクリスマス。ブオン・ナターレ!今年もご声援ありがとうございました。
お元気で新年をおむかえください!! 

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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