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編集後記
2010年6月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ミラノのドゥオーモ尖塔修復基金集めの事業がスタートしました
ミラノのシンボルといえるドゥオーモ。奥行き57メートル、幅92メートル、面積11700uの巨大な大聖堂で、1386年にジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの望みにより着手したものの、建設には500年以上の年月がかかったことはよく知られています。ドゥオーモの中も素晴らしいですが、屋根の上に登るとミラノの素晴らしいパノラマを眺望することができて絶対オススメです。
ところで、ドゥオーモというと掛詞のように連想されるのが「修復」。少し前まで、正面ファサードが長い期間「コモカブリ」の状態でせっかくここまで来てもドゥオーモの写真が撮れないと嘆く旅行者の声が多く聞かれたほどです。現在、一見では大理石の輝く美しいファサードに戻っています。とはいえ、実際は、あの巨大の大聖堂、いたるところを本格的に修復する必要があり、資金不足でなかなかすすめられない苦境の中にいるとか。
写真上左・右:筆者
写真下: ©Veneranda Fabbrica del Duomo di Milano

これ以上放置はできないということで、このほど「VivilDuomo」というプロジェクトがスタートしました。あの屋上にある145にも及ぶ尖塔の修復をテーマとして、個人や企業から基金を集めるため、屋上で特別コンサートを行うという企画です。個人の場合、寄付は150ユーロから。少ない金額ではありませんが、ドゥオーモ屋上の尖塔のあいまに特設されるステージで音楽を聴く『特権』が与えられます。第一回コンサートは本日6月15日の晩21:30開始。7月中旬には世界的テノールのホセ・カレラスのコンサートもここで行われます。忘れられない思い出になることは間違いありません。興味のある方は、下記サイトをどうぞ。 www.vivilduomo.it


ナポリ・ピッツア職人国際選手権で嬉しいニュース
日本でも報道されているとは思いますが、5月末 JITRA編集部にナポリから嬉しいニュースと写真が届きました。ナポリ近郊ノーラで開催された第9回ナポリ・ピッツァ職人国際選手権で、日本からの参加者が優勝したのです。トロフィーを勝ち取ったのは牧島昭成さん。イタリア語名は「Akinari Pasquale Makishima」。修行先の親方、パスクアーレ・パルツィアーレさんから「パスクアーレ」の名前をもらっての出場です。牧島さんの写真をみるだけでこちらまでハッピーな気分になりますね。
写真: ©Dieffe Comunicazione

ところで、現在イタリアは大変な日本食ブームで、ミラノだけでも日本食レストランが300軒以上もあるといわれています。スシを握る日本人以外の職人やコックさんが激増しています。あと何年かたったら、日本のスシ職人コンクールでも青い目の職人が優勝する時代がくるかしら、などと思ったりしました。
いずれにしても、料理の分野での日伊競演は大歓迎です。

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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