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編集後記
2010年10月15日
JITRA編集室 大島悦子

●今号で藤田智子さんの連載、サルデーニャ「食」の旅」が最終回となりました。
読者の方から、あるいはイタリア・ファン、イタリア通?を自称する日本の友人や知人からも、よくたずねられるのが、「サルデーニャの情報」です。イタリアの主なところはどこも行ったけれど、「サルデーニャだけはまだ」「情報がなくて見当がつかない」という方が多いようです。
実は、私自身も、サルデーニャとなると、カリアリを中心とした南側しか訪れたことがありません。したがって、2ケ月おきに藤田さんから編集部に届く原稿は、こんな世界だったの?と知らないことばかり。地名も食材やお料理の名前もはじめて聞くものが大半で、藤田さんの原稿を通して、ミラノからも遠い世界であるサルデーニャの大地や海、お祭りなどを心に描いたものでした。これも、サルデーニャに在住し、旺盛な研究心と新鮮な感性で各地をまわられている藤田さんならではのレポートだったからだと思います。藤田さんどうもありがとうございました。また、近い将来、サルデーニャからのおたよりをお待ちしています。


●スカラ座広場近くの「オメノーニ」の家
「灯台下暮らし」というのでしょうか。長年ミラノに住んでいて、一度見ておきたいと思いながら、どういういうわけかその機会のなかったものがあります。「オメノーニの家」というスカラ座広場そばの小さな館です。波乱万丈な人生をおくったレオーネ・レオーニという彫刻家が1565年に自宅として建てたこの館、8つの巨人像が飾られているために「オメノーニOmenoni(巨人)の家」と呼ばれているのです。
近くまでは数え切れないほど行っているのに、気になりながらも、どういうわけか一度も見ていなかったこの家。先週、やっと見ることができました。歴史を感じさせる巨人像でとても苦労をしたような表情をしています。スカラ座やミラノ中心部が第二次大戦中の空爆で焼けてしまった中、よくも、500年近く生き延びてきたわねとこの「巨人たち」に誉めてあげたい気持ちさえおきました。目立たない場所にあることが幸いしたのかもしれません。

所在地は、via degli Omenoni,3。スカラ座広場から小さな通り「カセ・ロッテ通りVia Case Rotte」 に入り、その左側の広場「ラルゴ・マッティオーリLargo Mattioli」からさらに入ったところにあるのが「オメノーニ通り」です。文章で書くとヤヤコシそうですが、スカラ座広場から実質、徒歩2分位の距離です。ミラノの歴史に興味のある方、一度は見る価値があるかと思います。

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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