JAPANITALY Travel On-line


   
編集後記
2011年5月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ミラノのサンタ・マルタ通りとサン・マウリツイオ通りのお祭り
5月12日(木曜)午後6時少し前のことです。 ミラノの地下鉄Cordusio駅を降りボッロメオ通りでの会合に行こうとしたところ、曲がる道を一つ間違えてしまいました。正しい方向に戻ろうと歩き出すと、突然、華やかなお祭りに出くわしました。大勢の人々が路上に繰り出し、春の花があふれています。お店の前ではスプマンテやおつまみ類が道行く人に振る舞われています。まるで、御伽の世界に入ったような錯覚に陥りました。約束の会合にともかく顔をだしたあと、30分後には会場を抜け出して、お祭りの見学にでかけました。

写真下:「サンタ・マルタ通りとサン・マウリツイオ通りのお祭り」のシーン
写真上:トリコローレの飾り付けをしたショーウインドウ


これは「サンタ・マルタ通り」と「サン・マウリツィオ通り」の年1回のお祭り「FLEUR EN FLEUR」。両通りに面する45以上のお店が参加ということ。すでに10回目になる今年は、イタリア統一150年を記念してスペシャル版のようで、イタリア国旗トリコローレ(三色旗)の赤、白、緑が基本カラー。お店のディスプレイにも品よくつかわれています。度胆を抜いたのは、各自が赤、白、緑のそれぞれのカラーのドレスを着て、頭には華やかな花飾りをつけた3人の女性たちです。このあたりはミラノ株式取引所や格調高い弁護士や会計事務所などがある地域。この通りも普段はひっそりとしていて、画廊、インテリアや骨とう品店、一味センスの違うファッションブティックや老舗トラットリア、職人工房などが並んでいますが「お値段」もはるため気軽に店内をのぞく雰囲気ではありません。

ところが今回は、どのお店もドアを大きくあけ、沢山の人が店内やその奥の中庭にまで入ってお店提供のプチケーキやチーズや飲み物をほおばったり、談笑しているではありませんか。道の角々では若い音楽家がバイオリンや楽器の演奏をしています。後で、スカラ座高等音楽院の学生と知りました。偶然に路上で親しい友人とも出会い、一緒に周遊し楽しいひとときとなりました。年に1日だけ、それも17時から21時まで正味4時間だけ開催するこの「隠れたお祭り」に出会えたのは大変ラッキーなことでした。

●ローマに新名所 21世紀ミュージアムMAXXI(マクシー)が出来ました
昨年オープンし、付属設備なども充実してきたローマのMAXXIに行ってきました。
正式名は MAXXI - Museo Nazionale delle Arti del XXI Secolo。21世紀のアートと建築の振興を目的とした最先端ミュージアムです。もともと、旧軍兵舎を再開発した場所で建築設計はロンドン在住のイラン人女性Zaha Hadidによる意欲的なもの。

写真下左:「MAXXI」館内   写真下右 ミュージアム前のオープンスペース


ミュージアムの前は広々としたスペースが広がり、ベンチで休むのもよし、ゆっくりとしたカフェテリアや粋なレストラン、品揃えの面白いミュージアムショップもあります。古代ローマや歴史的建築物を堪能した後、ローマの新しい顔を発見し、一休みするにもいい場所かと思われます。
場所は、地下鉄A線の「Flaminia」(ポポロ広場そば)から出発する市電2番のApollodoroで下車するとすぐなので公共交通機関でもアクセスが容易です。レンツォ・ピアーノ設計のオーディトリアム音楽公園 Auditorium Parco della Musicaからも近い場所にあります。

MAXXI: Museo nazionale delle arti del XXI secolo
Via Guido Reni, 4 A  00196 Roma
Tel 06 39967350  
info@fondazionemaxxi.it   http://www.fondazionemaxxi.it (日本語版もあり)

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
もっとイタリアを知る アルキーヴィオへ このページのTOPへ HOME PAGEへ

 
http://www.japanitalytravel.com
©  JAPANITALY.COM srl - MILANO 2000 All rights reserved.