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編集後記
2011年6月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ヴェローナから「日本応援コンサート」のたよりが届きました
JITRAで「奥山陽子のハラハラ、イタリア日記」を連載中のヴェローナ在住奥山陽子さんから、5月末に行われたヴェローナ市主催の日本の震災チャリティ・コンサートのおたよりが届きました。
「ヴェローナのカステルベッキオで、新進日本人歌手によるチャリティーコンサートが5月29日に行われ、椅子を追加するほどの盛況で、5500ユーロの募金が集まりました。後半は日本歌曲などで好評で他の都市でもやっては、との申し出が2、3件きています」。
これは奥山さん等同市在住の日本人有志の方々とヴェローナの市民文化芸術団体の協力で実現されたものです。 日本とイタリア、市民レベルの協力で多くのヴェローナ市民を巻き込む形、素晴らしいですね。

写真下左:コンサートのポスター(ヴェローナ市制作) 写真下右:夏の大型オペラで有名なヴェローナの町


イタリア統一150記念で賑わうトリノのカステッリ広場
6月の週末、イタリア統一150周年記念行事で賑わうトリノに行ってきました。トリノの町を歩いていて目につくのは、オフィス、店舗、住宅を問わず、建物にたなびく三色旗、トリコローレ。150年前、イタリア統一が宣言され、統一後イタリアの最初の首都となったトリノ。これを記念してトリノとピエモンテ州では多彩な記念行事が行われていますが、赤、白、緑の明るい三色旗から150年の記念すべき年を誇りに思い喜んでいるトリノ市民の気持ちが伝わってくる感じがしました。

さて、6月11日土曜日の朝11時ごろ、友人とトリノの中心カステッリ広場に行くと、大変な人。家族連れや若者、年配の人々などがつどっています。噴水の水をかけあっってはしゃいでいる若者もいます。イタリア空軍全国大会が開催中ということで空を見上げると、空軍飛行機が青空に三色の飛行機雲を残して飛行しています。このあと空軍大パレードが同広場までやってくるとのこと。

写真上左・右:市民で賑わうトリノのカステッリ広場
写真上左:カステッリ広場でのエポックカーの展示  右:地方から来たブラスバンド隊の演奏


リニューアルされたマダム宮殿やリソルジメント博物館などを見学していたため、空軍大パレードはみそこないましたが、昼過ぎにまた同広場近くでジェラートを食べていると、今度は自転車に乗った不思議な集団が、警察の車に誘導されて「パレード」をしているではありませんか。誰もが上半身裸。身に着けているのは男性も女性もこれ以上ないという程度の水着程度。何かしらとみると「ヌーディスタ・サイクリスタ」の集団ということでした。「裸で自転車を」というのがパレードの主旨のようでした。

その後またミュージアムを見学してカステッリ広場に戻ると、今度は見事なエポックカー(クラシックカー)が30台近く展示されています。ファンにはたまらないと思われる美しい車体が輝いています。その脇では地方から来たブラスバンドが演奏を始めました。演奏をしている中年のおじさんたちは大真面目です。なにしろ、150年前にイタリア統一を宣言したトリノでの花舞台ですから。

空軍記念パレード、ヌーディスト自転車パレード、エポックカー、地方ブラスバンド隊演奏。まさに様々なイベントの舞台となり市民や旅行者で1日中賑わっているカステッリ広場。イタリア都市の中心広場の持つ役割が150周年を機会に、フル回転しているように思えました。 

  

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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