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編集後記
2014年3月15日
JITRA編集室 大島悦子

●3月初め、ミラノのガリバルディ駅に「薄紫色」の新地下鉄「5号線」が開通しました。
これまでミラノの地下鉄といえば、赤、黄、緑の3路線でしたが、3月1日から新たに、地下鉄5号線がガリバルディGaribaldi駅まで開通しました。この5号線、少し前から始発駅から数駅は開通していましたが、この度、「Isola」「Garibaldi」の両駅が完成したことで、ようやく、ターミナル直結の本格路線としてスタートしたことになります。この結果、ガリバルディ駅では地下鉄5号線と同緑路線および国鉄との乗り換えができ、ミラノ市内ではミラノ中央駅につぐ第二のハブ駅となります。2015年のEXPO開催までにさらに「San Siro Stadio(サン・シーロサッカ―場)」まで路線が延長される予定です。

写真下左:「ガリバルディ将軍」も登場しての新地下鉄5号線案内ポスター    写真下右:地下鉄構内の5号線路線図

5号線の基本カラーは「薄紫色」でイタリア語では「リッラLilla」。ライラックやリラの花という意味もあり、これまでの赤、黄、緑の三原色とも調和するおしゃれな色の選択でさすがミラノといえるかと思われます。ガリバルディといえば150数年前にイタリア統一に貢献した大立役者の名前。第5号線開通PR用ポスターにもガリバルディ将軍も登場しています。

早速、開通したばかりの5号線に試乗してみました。無人の自動運転、ホームにも「ホームドア」の設置されている、ミラノとしては新システムが採用されています。明るく開放的な空間でミラノの地下鉄も新時代を迎えたといえそうです。

写真下左:「薄紫色」の駅名が目立つホーム   写真下右:無人の自動運転システムの地下鉄

今回新駅「Isola」ができた地域は「イゾラ」と呼ばれています。ニューヨークが本部で東京の南青山にもあるジャズクラブ「ブルーノート」ミラノ店を始め、こだわりのある人向けの飲食店の目立つ「隠れ家」的な地域です。地下鉄駅ができたことでアクセスも楽になります。ガリバルディ駅やイソラ駅周辺はEXPO2015で再開発が進む地域の一つですのでしばらくすると一般の人にとっても人気スポットになりそうです。

●トリノで「書道」と「剣武」の興味深い催しが開催され注目を集めました。
2月下旬、東京に本部を持つ「天真会」という書道と武道の塾がトリノ市内で開いた書道展オープニングに行ってきました。日本から親しい友人が書道展に出展したためです。生憎の雨にもかかわらず詰めかけた多くのトリネーゼを前に、同会創始者の青木宏之氏と門下生による「書道」と「剣武」の実演が行われました。剣武を見るのは私にとっても生まれて初めての体験でしたが、フランス人門下生もパリから駆けつけての日仏合同チームでの熱演でした。

写真下左:天真書法塾創始者、青木宏之氏の書道実演    写真下右:剣武天真流の実演

海外する住むことの醍醐味は、日本ではなかなか触れる機会のない様々な日本文化のエッセンスを、外国の人々にも理解してもらうための準備と説明付きで学べることではないかと、新しい発見にさわやかな満足感を感じながらミラノに戻りました。 

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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