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編集後記
2014年6月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ミラノのブレラ美術館でジョヴァンニ・ベッリーニ特別展が開催中です。
ミラノのブレラ美術館で、イタリア・ルネッサンス期のヴェネツイア派の巨匠ジョヴァンニ・ベッリーニ特別展が開催され、注目を集めています。
これは、同美術館所蔵のベッリーニの傑作「ピエタ」が2012年末に修復を完了したのを機に企画されたもので、ベッリーニの「ピエタ」の軌跡を追っています。ベルガモのアッカデミア・カッラーラやヴェネツィア・コレール美術館の「ピエタ」、ヴェネツイアのドゥカーレ宮の作品、ルーブル美術館所蔵の「キリスト十字架像」などベッリーニの同テーマの作品が一堂に集められています。さらに同時代に生き、ベッリーニに影響を与えたマンテーニャやドナテッロのピエタも展示されています。広い館内の小コーナーに設けられ、作品数は多くありませんが意欲的な特別展です。ブレラを訪れる方、こちらもお見残しなく!

写真下左:ブレラ美術館内ジョヴァンニ・ベッリーニ特別展入口    写真下右:ブレラ美術館館内の同展案内表示

Giovanni Bellini
La nascita della pittura devozionale umanistica

会場:ブレラ美術館 Pinacoteca di Brera
   Via Brera 28, Milano
会期 2014年7月14日まで
開館時間:火曜ー日曜 8:30-19:15  月曜閉館
http://www.mostrabellinimilano.it/
http://www.brera.beniculturali.it/

●ミラノ市内いたるところでピアノに親しむ「ピアノ ・シティ・ミラノ」イベントが開かれました。
5月18日(金)から20日(日)の3日間にわたって「PIANO CITY MILANO」大イベントが開催され、ミラノ中に「ピアノ」の音色が響きました。ミラノ市主催で今年3回目となるこの催し、ミラノ市内の音楽ホールやコンサート会場はもちろん、駅、公園、市場、パラッツオの中庭、ガーデン、さらにはピアニストの自宅を舞台に実に300以上のコンサートが実施されました。内容はジャズからポップス、クラシックと盛り沢山。市電にピアノを持ち込んだ「ピアノ・トラム」も市内を走っていました。

写真下左:小さい子供も中庭のピアノで楽しむ   写真下右:シャンデリア輝くホールでのコンサート
 写真上左:シャンデリア輝くホールでのコンサート   写真上右:ピアニストのホームコンサート

私は、日曜の昼過ぎにメイン会場の一つであるPAC(現代美術館)にでかけると、中庭で小さな子供がピアノ劇に聞き入っていました。PACA内のシャンデリア輝く重厚なホールではクラシックのコンサート。その後、数日前にネットで予約をしておいた「ホームコンサート」に向かいました。チェントロに近いパラッツオ5階に住むピアニストのアンナ・ラストレッリAnna Rastrelliさんのお宅です。ご主人が微笑んで迎えてくださったすてきな御宅には大きなグランドピアノのまわりに家中の椅子やソファが20人用位用意されていました。バッハ無伴奏と現代音楽を組み合わせた個性的な演奏に大きな拍手。演奏後にはアペリティボも用意されていてすっかりいい気分になりました。 3日間のピアノ・コンサートはすべて無料。来年は3日間フルに楽しみたいと思っています。

●スポレート在住の粉川妙さんの「ウンブリア刺繍の魅力」がスタートします。
ウンブリアの風 〜12ヶ月の歳時記」) などでJITRAに興味深い連載を執筆して下さったウンブリア州スポレート在住の食・スローフード研究家粉川妙さんの「ウンブリア刺繍の魅力」が今号と次号の2回にわたって連載されます。ウンブリアで出会った「個性的で味わいのある」刺繍の数々に魅かれてしまったという粉川さん。今年9月初旬、スポレートで地元刺繍協会が開催する『ウンブリア刺繍クラス7泊9日』の案内もあります。

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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