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編集後記
2015年5月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ミケランジェロ作「ロンダニーニのピエタ像」、スフォルツェスコ城内の新展示室がオープンしました。
ミラノのスフォルツエスコ城内の市立博物館を訪れる際、見逃せないのがミケランジェロ作「ロンダーニーニのピエタ像」ですね。 ミケンラジェロ(1475年ー1564年)が死の数日前まで制作に打ち込んだというこの未完の作品を展示する新しい博物館がミラノ万博開催を機に5月2日にオープンしました。
  写真上:スフォルツェスコ城内、ピエタ像移転の案内看板

これまでは約60年間にわたって、市立古美術博物館(1階)見学コース最後の方に位置し、また段差があるため、車椅子見学は難しいという制約がありました。誰でもアクセスできるバリアフリーのスペースにという意図のもと、同じ城内にピエタ像のみを展示する「ミケンラジェロ・ロンダニーニのピエタ博物館」が出来上がり、ピエタ像が引越ししたのです。

写真下:新展示スペースでの「ロンダニーニのピエタ像」   四方八方から鑑賞可能

新しい場所は、スフォルツエスコ城のフィラレーテ門を入り左手にある「旧スペイン病院 Antico Ospedale Spagnolo」と呼ばれる棟です。ミラノがスペイン統治下にあった1500年代後半、負傷したスペイン兵士を収容する病院として建設されました。まさにミケランジェロがローマでピエタ像制作に従事していた時期のすぐ直後の時代にあたります。天井を覆うフレスコ画も見事に修復された新スペースでは、ピエタ像を前から、後ろから、横からと360度自由な鑑賞が可能です。

   写真上左:新しい展示スペース、「旧スペイン病院」   写真上右:市内トラムもPRに一役

同博物館、5月中は入館料無料。それ以降は、スフォルツエスコ城の市立博物館 共通入館料5ユーロの切符で入館できます。

Museo Pieta’ Rodanini-Michelangelo
ミケランジェロ・ロンダニーニのピエタ博物館

場所:スフォルツエスコ城内
開館時間:9:00-17:30
月曜休館
入館料:大人5ユーロ。(スフォルツエスコ城内の市立博物館共通券)
www.milanocastello.it

●「ダルセナ」地域の復元整備事業が終了し、美しい水が戻りました。
ナヴィーリオ(運河)の「ダルセナ(船着き場)」復元事業が終了しこのたび美しい水が戻りました。ダルセナは、かってミラノと周辺都市をつなぐ運河交通の起点となっていた重要な場所ですが、長い間、荒れ果てた姿を示していました。万博を機に、ポルタ・ティチネーゼ(ティティネーゼ門)周辺とダルセナ地域全体がトータルに整備され、遊歩道も出来上がったのです。市営市場も隣接しています。

写真下左:ポルタ・ティチネーゼ(ティチネーゼ門)  
写真右:美しい水の戻ったダルセナ。遠くに見えるのがティチネーゼ門 
写真上:ダルセナ地域 

すでに早朝から市民の散歩やサイクリングが目立ちます。今後はダルセナからナヴィーリオへの船も発着し、ミラノの新しい観光スポットとなるに違いありません。

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ついに、「ミラノ万博」が開催されました。万博開催期間は10月末日まで。開館時間は毎日10時から23時まで。この機会にぜひ、ミラノにいらっしゃいませんか。
http://www.expo2015.org

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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