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編集後記
2015年6月15日
JITRA編集室 大島悦子

●ミラノ万博を機に、アルマーニの「ARMANI /SILOS アルマーニ/シロス」が開館されました。
5月1日にミラノで開幕したミラノ万博に時期を合わせて、ミラノでは様々な関連行事や新しいミュージアムの開館が続いています。
その一つ、ポルタ・ジェノバ駅近くに5月にオープンした「ARMANI/SILOS アルマーニ/シロス」を訪れてみました。
 写真上:「ARMANI /SILOS アルマーニ/シロス」の入口付近

実力、名声ともに、イタリア・ファッション界を牽引してきた第一人者、ジョルジョ・アルマーニ。 「アルマーニ/シロス」は、今年満80歳を迎えたアルマーニが自身の1980年以降の作品コレクションを一堂に集めたスペースで、緑濃い並木道に静かにそびえる白壁の建物です。

写真上:「ARMANI /SILOS アルマーニ/シロス」館内エントランス

この4階建て、総面積4500平米の落ち着いた館内にアルマーニの作品から選び抜かれた、洋服600点、服飾品200点が展示されています。装いのスタイルだけでなく、ファッションの考え方自体を変革したといわれるアルマーニの世界観、美意識の神髄を表現する空間といえましょう。

   写真下:展示作品

フロアーごとにテーマがつけられ、テーマごとに大きく変わる、色彩、テキスタイル素材の多彩な使い方に驚きを感じざるを得ません。作品一つ一つを見ながら、階段を上がっていくと、馴染みのある「洋服」が随所にあり、同時代を共に生きて来た「仲間」に出会ったような不思議な気持ちになりました。私はファッション通でも、アルマーニの洋服の愛好者でもありませんが、アルマーニの活躍する時代、その社会を生きて来たからなのでしょう。  

最上階にはアルマーニ主要作品資料が収められた「デジタル・ア-カイヴ」室が設けられ、一般公開されています。ところでこの建物は1950年建立の「穀物倉庫」を完全修復したものです。「この建物を『シロス=サイロ』と名付けたのはここに生きるための糧である食料が保存されていたからだ。私は、装うこと自体が生きることの一部であると考えている」とアルマーニは「シロス」命名の理由を記しています。まさに生きる糧としての自身の作品を集め・紹介・伝達する場所としてこの「旧穀物倉庫」にこだわったといえましょう。

アルマーニファンはもちろんですが、普段は洋服やファッションとは縁がないと思っている方にも、一度訪れてほしいスペースです。

ARMANI/SILOS  アルマーニ/シロス
住所:Via Bergognone 40  Milano 20144
http://www.armanisilos.com info@armanisilos.com
開館時間: 火曜・水曜・金曜・日曜 11:00-20:00  木曜・土曜 11:00-22:00
休館日:月曜
入館料:12ユーロ

●7月10日から「建築倉庫」ミラノ・トリエンナーレ建築模型展が開催されます。
日本の一般財団法人建築文化保存機構では、建築家が制作した模型を共同で保管し、体系的にアーカイブ化するため、天王洲アイル駅近くの寺田倉庫に「建築倉庫」を設け、今年冬、日本初となる建築模型ミュージアムをオープンすることを予定しています。

写真下左:展示予定の「建築模型」(山本理顕 横須賀美術館)   写真下右:「建築倉庫」の模型  写真提供:建築倉庫

それに先立ち、ミラノ万博開催中のミラノで、7月10日から19日まで「建築倉庫」ミラノ・トリエンナーレ建築模型展が開催されます。展示会場はミラノ・トリエンナーレ施設内のデザインミュージアム正面のギャラリースペースです。期間中の7月11日はミラノ万博のJAPAN DAYにあたり、注目度も高まるのに違いありません。


「建築倉庫」ミラノ・トリエンナーレ建築模型展 
- 日本の建築家による建築模型 -
Archi Depot   Architectural Models / Japan Architects

会期:2015 年7 月10 日(金)- 19 日(日)   
開館時間:10:30 -23:00
会場:Triennale di Milano
住所:Viale Alemagna, 6,  20121. Milano
主催:一般財団法人 建築文化保存機構
協催:東京デザインセンター、寺田倉庫
後援:国際交流基金、日本建築家協会(JIA)
入場無料 

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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