JAPANITALY Travel On-line


   
編集後記
2020年1月15日
JITRA編集室 大島悦子

新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

●ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ科学博物館の「レオナルド・ギャラリー」が全面刷新されました!
2019年12月9日、ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ科学博物館の常設展示「レオナルド・ダ・ヴォンチ・ギャラリー」が全面リニューアルし、オープニングされました。

これまで、同博物館を訪れた方の多くは、1953年開設の「レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー」をご覧になったことと思います。レオナルド考案の多種多様な発明品の各種模型類の展示が陳列されていた同ギャラリーの作品の一部は、1974年、日本の国立科学博物館で開催された「「科学者レオナルド・ダ・ヴィンチ展」」においても紹介され、画家・芸術家のイメージの強かったレオナルドの「科学者」としての顔に焦点をあて反響を呼びました。このたび、2019年のレオナルド没後500年記念行事の一環として、4年の歳月をかけ、この「歴史的なギャラリー」が、新たな常設展示「ニューギャラリー」として生まれ変わったのです。

写真下左:@「レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー」常設展示入り口  写真下右A新しくなった常設展示「レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー」のエントランス  

このニューギャラリーでは、1300平米に及ぶ展示スペースに、レオナルド考案の機械模型や芸術作品、建築モデルや大掛かりなインストレーション、マルチメディアなど170点に及ぶ展示物を通して、レオナルドの思考とその生涯を紹介しています。

写真下:BCDE新しくなった常設展示「レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー」 

科学者、技術者、発明家、自然研究者としてのレオナルド・ダ・ヴィンチ像に焦点を当て、フィレンツエでのヴェロッキオ工房時代から、トスカーナでの成長期、さらには、ミラノ・スフォルツア家統治下の滞在時における活動、機械や工学に関する広い関心、軍事工学や中世軍事機械、織物工業などなど日々の生産技術、さらには鳥類解剖に始まる飛行技術に関する研究、ロンバルディア地域の地勢や水路に関する観察や当時の建築議論への参加、さらには宇宙への関心など、レオナルドの非常に幅広い活動領域がヴィジュアル的にも楽しくわかりやすいアプローチで表現されています。

写真下:FGH新しくなった常設展示「レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー」 

これまでの「歴史的ギャラリー」と同様、今回の新ギャラリーも、ミラノを訪れる際には、見逃せない見所になりそうです。

■レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館
Museo Nazionale della Scienza e della Tecnologia Leonardo da Vinci 
レオナルド・ダ・ヴィンチ・ギャラリー(常設展示)
Gallerie Leonardo da Vinci (esposizione permanente)

住所:Via San Vittore 21, 20123 Milano
開館時間:火曜-金曜 9:30-17.00、 土曜・日曜・祝祭日 9:30-18.30
休館日:月曜 (祝祭日の場合は開館)  12月24日・25日
入館料:常設展は同博物館入館料10ユーロに含まれている
https://www.museoscienza.org

●ミラノのクリスマス・イルミネーションをご紹介しましょう。
今年も、クリスマスシーズン、ミラノの街は、美しいイルミネーションで輝きました。ミラノの中心、ドゥオーモ広場の恒例の「クリスマス・ツリー」ですが、今年は新趣向となりました。まず、例年のような山岳地域から届けられた「モミの木」ではなく、LED照明ツリーとなりました。赤、青、緑と色調の変わる新タイプのツリーは、夜空のもと、例年とは一味違うドウオーモの照明とのコンビネーションが評判となりました。

写真下:IJミラノのドゥオーモ広場のクリスマス・ツリー   今年はLED照明で色が変化 

もう一つの特色は、史上はじめて「大手スーパー」が今年のツリーのスポンサーとなったことです。私も、ツリー準備段階中のドゥオーモ広場を訪れた際、北イタリア、特にミラノを中心とする最大手スーパーで、私自身も日々通っている「エッセルンガEsselunga」が今年のスポンサーと知った際はかなり驚きました。これまでは高級感のあるブランド企業などがスポンサーだったのに、今年は、人々のデイリーな生活に直結する流通業に変わったのも、これも時代の流れなのでしょうか。

写真下左:Kミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のアーケード  写真下右:L同アーケード中心にある「ルイ・ヴィトン」のショーウインドウ 

また、ドゥオーモ広場の有名デパート「リナッシェンテ」も今年はデパート本体だけでなく、その前面の通りの美しいイルミネーションが見事でした。

写真下左:M「リナッシェンテ」前のイルミネーション    写真下右:Nスカラ座広場 奥がスカラ座   

それと、スカラ座広場も、独特の光のシーンを創っていて、オリジナルな雰囲気を楽しむことができました。ミラノ中央駅も、今年は、ブルーを貴重にとても幻想的な世界を誇っていました。 毎冬、イルミネーションにも新しい挑戦がされていることを実感するミラノのクリスマスシーンとなりました。

写真下:Oミラノ中央駅   

                

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
もっとイタリアを知る アルキーヴィオへ このページのTOPへ HOME PAGEへ

 
http://www.japanitalytravel.com
©  JAPAN PLUS ITALY - MILANO 2013 All rights reserved.