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イタリア自然紀行 テルメ(温泉)
 

16 febbraio 2009

石灰の芸術品トスカーナの秘湯




サトゥルニア テルメ/ Saturnia Terme


トスカーナ州/ Toscana

1.サトゥルニア テルメ/ Saturnia Termeについて
花の都フィレンツェで有名なトスカーナ州の南、夏は地元の海水浴客でにぎわうマレンマ/MAREMMA地の中心にあります。トスカーナ地方と言いますと、ワインで有名なキャンティ地方など、ついついなだらかな丘陵地帯を想像してしまいますが、この地方にはこのマレンマをはじめ、数多くの海水浴場があります。
ここは、その賑やかな浜辺から、約40分ほど内陸に入った地区でまだまだ手つかずの自然が感じられます。もちろん電車などはなく、ミラノに住んでいる私はイタリア在住14年目にして、やっと訪れることができた世界的に有名な秘湯なのです。

2.温泉を楽しむ
ここは、年中無休1年中オープン、24時間開いています!そう、つまり野外のナチュラル温泉です。その歴史は古く、エトルリア人の時代から奇跡をもたらす湯として知れ渡っていました。
川の上流からは、ほのかに硫黄の香り、水温は約37°ぬるま湯という感じ、毎分800リットルの豊富な温泉水が勢いよく、人工的に作られた滝からあの有名な石灰でできた棚(棚田を想像してみてください)に流れ込みます。(トルコのパムッカレの小型版とでもいいましょうか)
それぞれの棚は、子供のビニールプールの大きさで、みんなその中で日光浴を楽しみながらお湯に浸かっています。その下の川からはファンゴも取ることができます。
硫黄を多く含むここの温泉水は、関節炎、呼吸器などに効果的。人工滝の下では、豊富なお湯で打たせ湯も体験できます。
滝の上に登ると小さな貯水池があり、そこは、人が少なく私のお気に入りです。
(危険防止の紐を必ず持って入ってくださいね)

3. 一言アドバイス
ここは、全く手つかずの状態です。トイレもなければ着替える場所もありません・・・
BARは1軒あります。水着は宿泊先から着てくること、入浴の後は硫黄臭が残りますので気にならない服装で、また滑り止めのあるゴムゾウリがお勧めです。
ちょっと、残念だったのは、心ない人たちの残して行ったゴミです。ゴミ箱はあるのですが・・・

もう少し、快適に過ごしたい方にはプール、エステサロン、ゴルフ場を備えた世界的に有名な5星のホテルスパ、サトゥルニア テルメがあります。また、宿泊していなくても、プールを利用することができます。

4. お勧め情報
サトゥルニアから30分ほどオリビエ−ト/ORIVIETO方面には、凝灰岩/TUFOでできた街、ピティリアーノ/PITIGLIANO、切り立った凝灰石の断崖にと同化するかのように家々が並び建っています。茶色の家々が渓谷の緑に映えてとても美しい情景を醸し出しています。
そして今回どうしても行きたかった、モンテ・アルジェンタリオ/M.ARGENTARIO どのガイドブックを見てもあまり記載されていない。マレンマの海岸線からティレニア海に突き出した岬、その昔は島でしたが、長い年月をかけ、海水とアルベニャ川/fiume Albegnaによって、ジャンネッラとフェニリア/il Tombolo della Giannella ed il Tombolo della Fenigliaの2つの砂丘が築かれ陸地とつながったのです。この神秘的な島は、驚くほど観光地化されておらず、町の観光案内に行っても、すぐ近くのサント・ステファノ港のインフォくらいなもの、それもそのはず、この周りを断崖絶壁に覆われている島は、あまり砂浜がない!さらに美しい砂浜に向かうには舗装されていない道を通るしかない・・・
先日降った雨により道路には大穴が、途中で何度も引き返そうと思っても今来た道を帰る勇気もない。
怒り狂う彼をなだめつつ、やっと現れた舗装道路、何度神様に感謝したことか、その甲斐あって素晴らしい海の色を堪能できました。
地元のおじさんによると、観光客に来てほしくないため別荘の住人は道路の舗装を反対しているとのこと。その話が肯けるほど、海の碧さはすばらしいものでした。


■データ
車利用
ミラノから高速A1にてフィレンツェ・チェルトーザ出口、スーパーストラーダをシエナ方面にグロセットまで、そしてスカンサーノ/Scansanoからサトゥルニアへ、約6時間。
開館時期:年中無休
電話:なし



著者プロフィール

TOMOKO
メイクアップア−ティスト、ビューティコンサルタント。日本においてShu uemuraのトレーナーとしてスタッフ教育、また一般女性を対象にメイクアップ、美容セミナー、メイクアッップショー、雑誌等で活躍。
1995年渡伊。最近の作品ではエルデコやヴァニティフェアでも紹介されたPhilippe STARCKのLondon Sanderson Hotelのeye chair。またVERSACE,REPLAYのSHOWやTV、アドバタイズメント、ミラノコレクション等で活躍中。現地旅行会社とのコラボレ-ションにより、イタリアンテルメ体験、ヘア・メイク研修もオーガナイズ。メールアドレスは tomoko@libero.it




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