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私の自然紀行 − 読者からの投稿記事

15 giugno 2004



「大自然からの贈り物
 〜第7回: Rafting(ラフティング)に初挑戦〜
   with 'GRAND PARADIS EMOTIONS'」


Valle d'Aosta : ヴァッレ・ダ・アオスタ州

市川 照子(ICHIKAWA TERUKO)







5月30日(日)快晴。場所はAymavilles。モンテビアンコの麓から流れ込むDora(ドーラ)川沿いで仲間達とバーベキューを楽しんでいた私。まだ5月とはいえまるで夏日のような太陽の下、気分は最高潮。鉄板の上で‘ジュージュー’と音を立てて焼かれる肉に白ワインを振りバーベキューを取り仕切る仲間の横で、太陽の下‘ジュージュー’と音を立てて焼かれる私の肌を横目に赤ワインを堪能する私・・・。ほろ酔い気分で日曜のランチが終わりを告げる頃、アンジェロが私に一言。‘照子、午後ラフティングに挑戦してみる??’‘Certo!!(もちろん)’・・・そうこの一言を待っていたのです。今まで‘スカイダイビング’‘ロッククライミング’‘Valley Blanche(モンテビアンコ国境越えスキー)’などなど興味あるもの全てに挑戦してきた私が、この冬クールマユールのゲレンデで働いていた仲間達を通じて知ったのがこのRafting(ラフティング)。アオスタの長い冬の終わりを告げるのを誰よりも心待ちにしていたのはきっと私だったかもしれません。もちろんRafitngへの挑戦状と共に!

上(タイトル脇):まさに川波と格闘中。皆真剣なのに何故か笑ってる私・・・
左下:全て解放された野外Bar'Pesca Sportiva'。ラフティングの後、そして日中は日光浴にも最適です。
右下:ガイド&オーナーのAngelo(アンジェロ)。これがラフティングの再に身に付ける用具一式。左はその名称が説明されてます。



15時過ぎ。更衣室で用具一式を身に付け、手には渡された救命具とヘルメット。私の他にイタリア人の男の子3人が加わりガイドのアンジェロとセルジョ(そうアンジェロはRaftingのプロのガイドであるとともに'Grand Paradis Emotions'というラフティング事務所の経営者でもあるのです)と共にいざ出発。
今回私達が経験したのはMedium(ミディアム)コース。'Grand Paradis Emotions'の本拠地でも有り、私達がランチ&日光浴を楽しんだAymavillesから車で約10分ほどクールマユール方面に移動。到着したのはこのコースの出発地でもある‘Leverogne’村。川岸に下りる前の一番初めの作業はボートの準備。通常8人乗り(7人+ガイド)のこのボートこそが私達の川上での足場になるわけですから空気を送り込むポンプを押す手にも自然と力がこもります。'イタリアがんばれ!日本万歳!!'などと声をかけあいどうにかパンパンはちきれんばかりの状態に。そして皆でボートを川岸へと運び、ここでガイドから最終ミーティングを受けます。パドル(カヌーなどの一方にだけ水かきのついた櫂)の持ち方から始まり、こぎ方の説明(ここで大切なのはガイドがどういう指示を出し、それによってどういうこぎ方&行動をとるか理解すること。例)<指示>“Avanti!”(アウ゛ァンティ!) <意味>“前から後ろへこぐ”等。そして川の中に落ちた際パニックならないためのノウハウ&その人の救助方法、泳ぎ方などなど。一通り説明が終わったところでアンジェロが一言“照子、分かった??”“・・・いやぁ、理論的には理解できたけど実践的には・・ま、まずは実行あるのみ!”それに仮に川に落ちたって今日みたいな天気だったら気持ちがいいに違いないしね!その後そっとセルジョに聞いてみた。“私全くの初心者なんだけど大丈夫だよね?”“平気だって。この前だって70歳の女性が初心者として挑戦したくらいだから”“・・・?!”

写真説明
左下:ボート膨らまし始めたところ。まだまだ皆に余裕が・・・私も含めてこの後結構まじめに腕が疲れました。
右下:いざ出発!!この川は素晴らしい景観に挟まれているのです。その移り変わる景観をたのしめるのもラフティングならでは。


前方に私とやはり今日が始めての挑戦という男の子が乗り込み、その後ろには既に数回経験をしている男の子二人が。一番後方にはガイドのアンジェロとセルジョが乗り込みいざ出陣!時折迫り来る高波(・・・ちょっと大げさだったかな?)や蛇流、そして連続的に迫り来る川の動きをアンジェロの指示に従ってまさに私達が戦いを挑み、それを切り裂いていく。気分は最高&興奮絶頂!その波間ほとばしる水しぶきとその合間から垣間見える青空と山の中腹に栽培されているブドウ畑や緑の木々・・・まさに“川しぶきからの脱出”とでもいいましょうか。
“イヤッホー!”初めて30分も過ぎる頃には皆にだいぶ余裕が出てきてさらに挑戦的になってきた模様。私も興奮状態の中にもふと周りを見渡してみる余裕がでてきたみたい。と、そこには驚くべき景観が広がっているではないでしょうか。私達はまさに大自然が作り出す壮大な景色と共にいるのです。それをじっくり眺められる穏やかな流れにたどり着いたとき、“あぁ、何て幸せなんだろう”と思わずため息が・・・。こんな幸せな気分に浸っている私の横で実は既に別の戦いが始まりを告げていたとは知らずに。それは・・・誰をボートから落とすか!?いやぁ、今年初めての海水浴、いえいえ川水浴は非常に気持ちがいいものでした。これで最初にミーティングで学んだ“川に落ちたときの術”も実践できたわけだし。


写真説明
左下:たった今無事に波をクリアー。皆に安堵の表情が。後方左側がAngelo(アンジェロ)です。
右下:手前が初心者二人。真ん中が経験者。そして後者がプロのガイド。でも何故か初心者組が一番楽しそう。



ふと気づくと目の前には再び連続的に押し寄せる川波が。後ろからガイドの指示と共に私達の川への冒険が再スタート。この感覚、何て表現したらいいのだろう?興奮&ダイナミック120%!大自然への没頭&波頭での未知なる挑戦!
あっという間の2時間30分。気づくと私達は8kmという距離を下っていたのです。。こんな楽しいスポーツがあったなんて。その日ずっと興奮状態であったのは言うまでもありません。少しでも興味ある方、是非挑戦してみてください。
だってこの感動&興奮を伝えるのに一番いいのは体験記より実際に経験してもらうことが一番なのですから。この夏の最高の思い出として。




“GRAND PARADIS EMOTIONS”
〜Rafitng/Canyoning/Kayak/Hydrospeed〜
Fraz.Ferriere 11010 - AYMAVILLES Aosta
Tel&Fax +39.0165.906005 / Mobile +39.329.5989266
E-mail. info@gpemotion.com
HP. www.gpemotion.com
*日本語のパンフレット作成中。アオスタには他に数あるRafting事務所の事務所の中で、ここは他同様スタッフはイタリア人ですが、唯一日本人への対応が整っているところです。

“BAR : PESCA SPORTIVA”
住所:同上 
Raftingを楽しんだ後にはここで一息のBreak Time!!
夏の空の下、全て開放されたこのBar。さわやかな風と太陽と共に最高のアペリティーボをアオスタ産のおつまみと共に♪


〜Mt.Bianco(モンテビアンコ)最新情報〜
☆フランス側ロープウェーが工事につき7月末まで不通。再始動は8月1日〜予定。
☆いよいよイタリア⇔フランス Mt.Bianco国境越えロープウェーが6月1日より開始されます。(但し上記の理由により、7月いっぱいまではイタリア側よりフランス側頂上へ行き、再びイタリア側へ)
●FUNIZIE MONTE BIANCO-Information-
Fraz.La Palud,22 11013 Courmayeur Valle d'Aosta ITALIA
Tel. +39.0165.89925 Fax.+39.0165.89439
web-sit : www.montebianco.com
e-mail : info@montebianco.com


〜アオスタ州に夏のバカンスシーズン到来〜
ヨーロッパ最高峰モンテビアンコを始め、大自然の壮大な景観に囲まれているここアオスタ州。今年も夏のバカンスシーズンが始まろうとしています。イタリア国内だけでなくヨーロッパ各国からも’最高の避暑地’で夏のバカンスを過ごそうと7月&8月は大勢の人たちが訪れます。実際にこの素晴らしい大自然を最高の季節の中で感じてみてください。現地在住の日本人である私(市川)がバックアップいたします!!
**個人で旅行される皆様へ
現地ガイド協会及び、ツーリストインフォメーションにおいては英語かイタリア語が必要とされます。そのため、夏・冬のアクティビティに関して、または目的別レジャー(スキー&スノボー、ロック・クライミングなど)に関してプロのガイド必要とされる場合は、日本語にてガイドの依頼から紹介までお手伝いを致します。また、この地域を訪問するにあたってのご質問に対しても、現地にいるからこその最新情報にて、できる限りご協力させていただきます。何なりとご連絡ください。(下記参照)
連絡先:市川 照子(イチカワ テルコ) 
E-mail : bacioconteru@tiscali.it



【市川 照子(イチカワ テルコ)日本では7年間旅行会社に勤務。主に海外(特にヨーロッパ方面)を担当。退職後、単身イタリアへ渡り、ミラノにて旅行業ランドオペレータとして勤務。現在、自身が魅せられたこの地域へ移り住み、ここの魅力を日本人観光客へ紹介するために活動中。アオスタ州La Salle在住】  

私の自然紀行 紹介データ

*クールマユールまでのアクセス
ミラノ及びトリノからアオスタ経由クールマユールまで高速バスが運行。
電車の場合。Chivasso(キバッソ)乗換えにてアオスタへ。アオスタ→クールマユール間はバスが運行。(1時間に1本程度)このバスの所要約1時間ですが、前回の記事でも書いたように途中の村中をゆっくりと巡回していきます。車で国道を通ると30分程度の距離です。
Savda (Pullman) P.le Monte Bianco 3 Tel:0165-842031 Fax:0165-841237


*ツーリストインフォメーション(Aosta)
Piazza Chanoux, 8 Tel:0165-236627 Fax:0165-34657
*ツーリストインフォメーション(Courmayeur)
Azienda di Informazione Turistica
Piazzale Monte Bianco 13 Tel:0165-842060 Fax:0165-842072



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アグリツーリズム、海水浴、スキー、乗馬、トレッキング、登山、自転車、バイク、または、ただ単に自然に囲まれてボーっと過ごした、そんなイタリアでの体験談をお待ちしています。 

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◇掲載写真については、採用決定後に編集部からご案内いたします
◇原稿はメールに直接書いて(ワードなどの添付ファイル不可)JITRA編集部 jitra@japanitalytravel.com 私の自然紀行係までお送りください

採用の方にはお礼として、イタリアの美しい景色が何枚も入ったスクリーンセーバーを差上げます。

〜 皆さまの楽しい体験談をお待ちしています 〜




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