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イタリア個人旅行 上級篇レッスン
15 giugno 2010

第6回 
レンタルアパート暮らしを経験する





案内人
『アッティコ』主宰
村本幸枝



●1都市を拠点にイタリアをじっくり楽しむ
個人旅行上級者向けの方々へお届けしているイタリアをさらに貪欲に楽しむための旅のコツ。第6回目は、イタリアで暮らしているような気分を味わってしまおう、そんなバカンスの楽しみ方をお伝えします。すでに何度かイタリアを訪れた方でしたら、次の旅行は一都市に絞って滞在してみては?というのが、今回の提案です。夏ならサルデーニャ島やシチリア島の海辺の街でのんびり過ごすもよし、また、交通の便がよいローマ、フィレンツェ、ミラノなどの大都市を拠点にその街をじっくり散策しつつ、気が向いたら日帰りで近くの小都市まで足を伸ばす、といった予定を立てないバカンスもなかなか楽しいものです。あちらこちらの街を駆け抜けるようにまわるよりも、腰を据えてひとつの街の空気を感じることで見えてくるイタリアの魅力はたくさんあると思いますよ。


●レンタルアパートを借りる
本当なら1週間位の滞在をお薦めしたいところですが、ひとつの街に3泊以上するならレンタルアパートを借りるのもひとつの手。ひと部屋しかないホテルの客室に比べて、アパート式の宿泊施設はワンルームでもキッチン付きなのでサイズはかなり広めです。さらに、家族や友人同士など人数が集まれば、リビング、ダイニング、ベッドルームのある1LDK以上の広々としたアパートを借りることも可能。料金を人数で頭割りすれば宿泊費はかなりお得です。ホテルと異なり、毎日ベッドメーキングをしてくれるわけではありませんが、キッチンがあることで自分のペースに合わせて食事ができます。これはかなり楽。ちなみに、当サロン『日伊文化交流サロン アッティコ』でもローマのレンタルアパートをご紹介しております。ご興味のある方は下記までメールでお問い合わせ下さい。

日伊文化交流サロン アッティコ
into@attico.net


●食材の買い出しも楽しいひととき
朝晩の外食に胃腸が疲れて旅の途中でダウンという話しはよく耳にします。パスタ一皿だけ注文というわけにいかないのがイタリアのレストラン。観光の合間に外でランチを取ったら、夜はお惣菜と美味しいワインを買い込んで、自宅のダイニングでのんびり夕食が楽しめるのもレンタルアパートならではの醍醐味。基本的にイタリアはどの街でも朝市が立ち、果物も野菜もバラ売りなので、消費する分だけ買うことができます。また、市場の周辺にはアリメンターリ(Alimentari)と呼ばれる食料品店が建ち並んでいることも多く、そういった店では生ハムやサラミ類、チーズ、パン、簡単なお惣菜などが手に入ります。大きな塊になっている生ハムやチーズも全て量り売り。好きな分量だけ購入すればよいのです。ちなみにイタリア語で100gはun'etto(ウネット)、200gはdue etti (ドゥエ エッティ)、300gはtre etti(トゥレ エッティ)。生ハムやチーズを買う際、お店の人に告げればその分だけ切ってくれます。市場やお店でのやり取り、たっぷり買い込んだ食材を冷蔵庫に詰め込む、そんな瞬間でさえ、旅の素敵な思い出になるのではないでしょうか?

●その日の気分で日帰り旅行
朝は近くのバールで地元の人々に混じりカップッチーノとコルネット(クロワッサン)で朝食。昼は街なかのレストランで優雅にランチ。夜はたっぷり買い込んだ食材で家ごはん。そんな楽しみ方ができれば、立派な上級者トラベラーです! あくせく予定は立てず、『イタリアで生活している!』という気分を存分に味わってみましょう。気が向いたら電車に乗ってふらっと近くの小都市を訪れ、大きな街にはないのどかな田園風景と美しい街並みを満喫するのもお薦めです。最近、大都市郊外に家を構える家族が増えているイタリアでは、以前に比べて鉄道のアクセスがだいぶ便利になりました。多いに活用すべきです。下記のイタリア国鉄のホームページでは全ての電車の時刻表をチェックできます(イタリア語/英語のみ)。地図を片手にどの街へ出かけようかと、時刻表を検索するのもまた旅の楽しみであるはず。

イタリア国鉄(FS)のホームページ
http://www.ferroviedellostato.it/homepage_en.html


案内人プロフィール
村本 幸枝 Muramoto Yukie

日伊文化交流サロン『アッティコ』を主宰。東京日本橋馬喰町でイタリア語、イタリア料理、イタリア文化など、イタリアに関する様々な講座やイベントを企画・運営する。また、イタリア特集を組む雑誌やテレビ、イベントのコーディネートを数多く手がける。
2002年サッカーW杯ではイタリアチームに帯同。年の半分をイタリアで過ごす。



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