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鳥野さんのイタリア留学記
Ms.Torino in Italia
15 Giugno 2014

第12回 今月の失敗 「鍵がジャラジャラ」

和田 忍



 

アパートの入口で、大きな重いドア。
私「あれ、鍵が開かない」
後ろで待つアパートの住人の「何してるの、この人?」という目線。。。

イタリア生活はなんだか鍵が多いのです。

イタリアのアパートは建物全体が口の形をしています。部屋に辿り着くまでには、道路に面したアパート全体の入口、建物の入口、それから部屋の入口と最低でも鍵が3つ。

アパートの鍵はオートロックの場合もあります。ということは鍵を持たずに家から出たら、もう入れません。建物の中に入ることすら出来ないのです。

アパートによっては中庭に入るための鍵。部屋の入口の鍵が防犯のため2つだったり。車や自転車で通る場合は門を大きく開けるために別の鍵が必要だったりもします。

家の鍵はまだまだあります。郵便受けの鍵。地下の物置部屋の鍵。地下に入るための鍵。バルコニーの窓につけられた格子戸を開けるための鍵。ガスや水道のメーターのある場所の鍵。地域によってはゴミ箱の鍵。

これにプラスして、車とガレージの鍵。ガレージのドアを開けるリモコン。自転車に乗れば、盗難防止のチェーンの鍵。と、最低でも5個くらいの鍵と毎日付き合うことになります。

その上、アパートが古いと、驚くような大きさの古い鍵が現役だったりします。日本だとアクセサリーにしそうな味のある鍵がまだまだ現役なのです。可愛いのですが重くてかさばります。

日本では都会暮らしでもなかったので、「ちょっとそこまで」に鍵を持って行く習慣がありませんでした。外出に持ち歩くのもアパート全体の入口と自分の部屋の2つの鍵のみ。未だに鍵ジャラジャラの生活にはどうも慣れません。

私の失敗。
短期で借りていたアパートの入口で、鍵が開きません。鍵をガチャガチャ回していると、管理人さんがやってきました。ああ、怒られると構えましたが、管理人さんは鍵穴を指差して、NOと言うばかり。

分かったのは私が、鍵をさす鍵穴を間違えていたということ。というのも、ドアには鍵穴が2つあり、1つは鍵を変えたためもう使っていなかったもの。で、私はその使ってない方の鍵穴に、鍵を差し込んでまわしていたのでした。開くわけないですね。

もう失敗しないために
鍵は忘れずに、使う所も間違えないように!


著者プロフィール

和田忍 (わだしのぶ) 
イラストレーター・4コマ漫画家。広島出身で現在はトリノ在住。脱力系イタリア生活を4コマにして日々を過ごしています。  http://shinowada.exblog.jp
 

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