JAPANITALY Travel On-line


   
鳥野さんのイタリア留学記
Ms.Torino in Italia
15 Aprile 2015

第20回   今月の失敗 「タクシー!」

和田 忍



 

街角で
私「じゃあ、ここからタクシーで帰るよ」
友人「タクシー?高くないの?電話番号知ってる?」
私(呼ばなくても、空車が結構走ってるようにみえるけど・・・)

日本ではある程度の大きな街であれば、どこでもいつでも走っているタクシー。歩道で手を上げればすぐに止まってくれ、目的地まで連れて行ってくれる便利な存在ですね。が、イタリアでは、原則的には流しのタクシーはいません。

イタリアで生活する人によれば、タクシーは観光客の乗るものなのだとか。イタリア人は基本的には自分の車で移動するのが好きです。公共交通機関はストや天候などの影響を受けやすく、あてにならないというのが彼らの言い分です。遅い時間の公共交通機関は安全面からも避けたいもの、でも自分の車で移動していればどんなに遅くなっても問題なく帰れます。なので、タクシーを利用する機会が全くないのです。旅行先でも観光をするならタクシーするよりレンタカーを借りるほうが便利という人がほとんどです。

イタリア人がタクシーを使うのは駅・空港からホテルまでの移動といった限定的な利用がほとんどです。その場合でも、タクシーに乗るよりも家族や友人に迎えに来てもらう人のほうがずっと多いです。空港や駅に迎えに来ている人の姿はよく目に付きますね。トリノのタクシーの初乗り料金は3.5ユーロ、その後8kmまでは1kmごとに1.44ユーロです。これはイタリアで生活しているには安い値段ではありません。こんなに払うなら家族に来てもらおうという人がほとんどです。

イタリアでタクシーに乗るには、@電話で呼ぶ。Aタクシー乗り場に行く。このどちらかの方法です。空車のタクシーを見つけて歩道で手を上げても、おそらく止まってくれないでしょう。日本のタクシーのように「送迎中」「回送中」といった表示もないので、そのタクシーが勤務外なのか、予約したお客さんのところに向かっているのかもわかりませんしね。

そして日本と違うのが、タクシーの数。日本に比べるとタクシーの数自体が少ないようにみえます。それでも昼はそれなりに走っていますが、夜になるとぐっと数が減ります。日本のように夜の歓楽街でタクシーが大渋滞なんてことはまずありません。

タクシー乗り場は、多くが駅・空港・観光名所・病院の近くにあります。観光地図には記載されていますね。もちろんホテルやレストランでもタクシーを呼んでくれますし、バールでもお願いすれば呼んでくれます。

私の失敗。
街を歩いていて、急に体調が悪くなった私。歩くのも辛いので、タクシーで帰るかと思ったものの、乗り場が分かりません。そのうえタクシーを呼ぶための電話番号も分からない。仕方な くバールで体調が回復するまで待ちました。バールでタクシーを呼んでもらえることも知らなかったんです。後日、私がいた場所のすぐ近くにタクシー乗り場があったことを知りましたが、時遅しです。

もう失敗しないために
どの辺にタクシー乗り場があるか地図で見ておく、ホテルで聞いておく。タクシーの呼びだし番号は控えておく。が、イタリア語しか通じない場合も多いので、自信のない場合はホテル・レストラン・バールなどでお願いしてタクシーを呼んでもらう。
タクシー乗り場ではタクシーの順番があるので、それに従いましょう。タクシーは自分で選ばずに、タクシー運転手に従いましょう。


著者プロフィール

和田忍 (わだしのぶ) 
イラストレーター・4コマ漫画家。広島出身で現在はトリノ在住。脱力系イタリア生活を4コマにして日々を過ごしています。  http://shinowada.exblog.jp
 

もっとイタリアを知る アルキーヴィオへ このページのTOPへ HOME PAGEへ


 
http://www.japanitalytravel.com
©  JAPAN PLUS ITALY - MILANO 2013 All rights reserved.