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鳥野さんのイタリア留学記
Ms.Torino in Italia
15 Maggio 2015

第21回   今月の失敗 「エレベーター」

和田 忍



 

友人のアパートのエレベーターにて 張り紙「このエレベーターは古いので、3人以上で乗らないでください。」と書いてある。
私、「え!?このエレベーターって3人以上乗れないの?」
友人「そう、古いからね。」
私(それって当たり前なの?危なくないの?)

古いエレベーター多いイタリア。が、古いといっても建物自体に比べるとエレベーターは新しいのです。というのも、イタリアでは100年以上前の建物が現役で使われていることが珍しくありません。そのため、多くの建物では建設当時にはなかったエレベーターを1970-80年代に「後付け」設置されました。

当然、今のような建築規格などない時代の建物なので、建物の形に合わせてエレベーターも多様なものになります。びっくりするほど狭かったり、小さかったり、建物の外に付いていたり。日本では見かけないようなエレベーターも多いので、戸惑うことが多々ありますが。エレベーターも建物に合わせて半オーダーメイドといった感じですね。

それから日本ではあまり見かけないけど、よくあるのが扉を手で開けるエレベーター。外だけ手動で、中は自動で扉が開閉するもの。中外の両方とも手動で開閉するものとがあります。

扉が開かないので「エレベーター来ないな?」と待っていたら、実はエレベーターはとっくに来ていたなんてことがよくありました。エレベーターは着いたら、扉が自動で開くものだと思い込んでいたんですね。後からやってきた人が、エレベーターが着ているのに中に入ろうとしない私を不思議な顔でみていました。因みに、エレベーター呼び出し用のボタンのところで光る赤と緑のランプ。これは赤が「使用中」、緑が「空き」を示しています。扉が開いていなくても、ランプが緑になっていればエレベーターはそこに来ています。

私の失敗。エレベーターに関する失敗はいろいろとあります。
1つ目。
中扉も手動で開閉するタイプのエレベーターは、中扉が羽扉(押すと開くもの)のものが多いです。羽扉なので、エレベーターが昇降中でも扉は動きます。動いている途中で扉を押すとどうなるでしょう?ぼーっとしていて、エレベーターが停止する前に羽扉を押してしまったために、階と階の間で止まってしまったことがあります。扉に触ると非常停止するのです。

2つ目
外も中も手動で開閉するタイプのエレベーター。これはエレベーターの両方の扉をカチッと音がするまでしっかりと閉めないと、動きません。鳥野さんのように、自分が乗ったエレベーターが動かないだけなまだ良いのですが…。問題は、エレベーターから降りた後に扉をちゃんと閉めていないと、後の人が呼び出しボタンを押してもエレベーターが動かないということです。私が、ちゃんとエレベーターの扉を閉めていなかったために、「エレベーターを呼んでも来なくて困った!」と近所の方から…。

もう失敗しないために
動いている時は、扉に触らない。手動のエレベーターの扉はしっかり閉める。


著者プロフィール

和田忍 (わだしのぶ) 
イラストレーター・4コマ漫画家。広島出身で現在はトリノ在住。脱力系イタリア生活を4コマにして日々を過ごしています。  http://shinowada.exblog.jp
 

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