ランチ注意!
12時半頃、トラットリアの前で
ガラガラの店内。
私「うーん、人全然いないよ。イマイチなんじゃない?」
友人「ここ、美味しいって聞いたことあるよ。大丈夫!」
私(流行ってるようには見えないけど…)「他も見てみない?」
近所を見て、他には食べるところが見つからなかったので、最初の場所に戻ってみると。
店員「満席です。」
ガイドブックにもよく書いてあるように、イタリアでは昼食は1時から、夕食は8時くらいからというのが一般的です。イタリアの食事時間は日本より1時間くらい遅いのです。朝のメレンダ(おやつ)や夕方のアペリティーボの習慣があるからでしょうか、ご飯とご飯の間が結構長いです。
それに合わせて、トラットリアやリストランテなども昼の営業は12時半くらいからというところが多いのです。(観光地では12時くらい営業をしていることもありますが、それはイタリアの中では例外です。)
そしてランチの終了は大体3時くらいです。ランチは1時から3時。トラットリアやリストランテは昼の営業が終わると一度店を閉めるので、この時間を外してしまうとランチを食べることはできません。日本の喫茶店のように、いつでも軽食が食べられるというような店はありません。お目当ての郷土料理のリストランテが電車の遅れのせいで(←よくあります)ランチが終わってたなんてことも…。
もちろんバールではパニーノやピザなどを時間に関係なく買えます。が、バールは午前中に準備していた分を売り切ってしまえば、それでお終い。遅めにバールに行くとパニーノが売り切れだった!なんてこともよくあります。そうなると、夕食の営業時間になるまで小袋のクラッカーやお菓子でお腹をみたすしかないのです。
私の失敗
冒頭のように、12時半頃にトラットリアを覗くと大体ガラガラです。12時半といえば日本では一番お客さんが入っているはずの時間。「こんなに人が入っていないなんて、美味しくないに違いない」と思ったら…。1時頃になると続々とお客さんが入って行き、気がつくと満席。ここ人気あるんだと思っても後の祭り。ランチをゆっくり食べるイタリア人達で賑わうトラットリアを後にし、別の本当に人の入っていないところでランチをする羽目に。
もう失敗しないために。
ランチは1時から3時。夕食は8時から。お目当てのところがあれば、予約しておき時間も確認したほうがよし。