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鳥野さんのイタリア留学記
Ms.Torino in Italia
15 Dicembre 2015

第25回 「パネトーネ!」

和田 忍



 

スーパーにて
平積みでパネトーネがたくさん積んである。
私「あー、パネトーネだ」
友人「パネトーネ好き?朝ごはんこれでもいい?」
私「朝ごはん?」

イタリアでは季節行事ごとのドルチェ(スイーツ)がたくさんあります。クリスマスのドルチェといえばパネトーネとパンドーロ。

パネトーネはコックさんの帽子のような形。パンドーロは星型。大きさは直径20cm、高さ20cmくらいと結構大きいものが主流です。(小さいサイズもありますよ。)
両方ともふわふわしたブリオッシュのようなパン生地のお菓子。パネトーネは中にドライフルーツが入っていて、パンドーロは何も入ってなく、上に粉砂糖をかけて食べます。

このあまり甘くないパンのようのお菓子がクリスマスのドルチェなのです。生クリームにスポンジケーキといったあまーいクリスマスケーキを期待しているとこの甘くなさにがっかりするかもしれません。が、クリスマスの時期には欠かせないドルチェなので、ディナーや人が集まるときは大体これがでてきます。ちょっとした集まりでは、出てくるのがパンドーロとプロセッコだけなんてこともよくありますね。

11月も半ば頃から、スーパーではパンドーロ・パネトーネが山と積まれて売っています。結構大きいし、甘そうだし、なかなか手を出しにくいなぁと思い、手を出さなかった私。しかし、ある日イタリア人の友人(独身・一人暮らし)と一緒にスーパーにいくと、平気で大きなパネトーネを買っていくではないですか!一人でそんなに食べられるの?と思ったパネトーネ未経験の私。「食べられるよ。日持ちもするし」!?

とりあえず、小さいサイズを買って、食べてみると・・・、あまり甘くない。イタリアのドルチェといえばすごーく甘い!という印象がありますが、パネトーネはドルチェというよりもちょっと甘めのパンといった感じ。ふわふわした生地で軽いので、大きなものでもぺろっと食べられます。

イタリアの友人に聞いてみると、朝ごはんにパネトーネ(パンドーロ)を食べるという人が結構います。 朝ごはんに食べるからあんなに大きいものでも売れるるのかと納得。イタリアでは、季節外のお菓子は売っていないので、パネトーネはこの時期だけしか売っていません。ということで、「この時期のパネトーネ朝ごはんが楽しみ」という人も多いのです。

ちなみに、日持ちのするパンドーロ(パネトーネ)なので、年末を越えると一気に値下げします。ほぼ半額くらいになっている場合も。お土産にするには・・ちょっと大きいかもしれませんが。


著者プロフィール

和田忍 (わだしのぶ) 
イラストレーター・4コマ漫画家。広島出身で現在はトリノ在住。脱力系イタリア生活を4コマにして日々を過ごしています。  http://shinowada.exblog.jp
 

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