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美味しい街「パルマ」だより
15 Gennaio 2020

第20回
イタリアの「お歳暮」 


西村明美 

●クリスマス
12月8日は「インマコラータ」と呼ばれ、聖母マリアが受胎した日です。この日街のクリスマスツリーが点灯され、本格的にクリスマスシーズンが始まります。そして友人や、同僚の集まり、忘年会などで、レストランは満員御礼の日が多くなります。

トップ写真@いただいたお歳暮は、クリスマスツリーと一緒に飾る   写真下Aパルマの町のクリスマスツリー  

日本でお年始の3日間がお休みのように、イタリアでは、12月25日のクリスマスと、26日のサント・ステファノは、国民の休日です。クリスマスは、家族で過ごすのが一般的で、プレゼントの交換があるのは、もう世界的ですね。クリスマス時期はお祭りの雰囲気で一杯ですが、国民の休日のこの2日間以外は、大晦日まで、しっかりと皆仕事しています。そして1月は2日から仕事。年末年始にお店が開いているのは観光客にとっては嬉しいことですね。                                        

●お歳暮の購入先
さて、日本と同じように、イタリアでもこの時期お世話になった人にお歳暮を渡す風習があります。内容は、ほとんどが食品ですが、ポインセチアなど、クリスマスらしいお花の鉢植えをいただいたこともあります。一般には「サルメリア(サラミ、ハム、チーズなどを販売している小売店)」または、スーパーマーケットなどで、購入します。クリスマス用に、パネットーネが入っているものも多いです。


写真下Bお歳暮用ラッピング  

この時期スーパーマーケットに行くと、たくさんの種類の籠に入った贈り物を見ることができます。
私が行くお店はこちら。ここは、パルミジャーノ・レッジャーノやパルマハム、クラテッロなどを熟成している熟成業者です。味見、購入して、自分で籠を購入してラッピングしたり、綺麗に包装してもらったりと贈り物を通じて、楽しみます。

写真下左Cパルミジャーノ・レッジャーノを切り分け  写真下右Dパルミジャーノ・レッジャーノ類
写真下EF「サルメリア」のサラミ類

●クリスマスツリーと一緒に
いただいたお歳暮は、クリスマスツリーと一緒に飾ります。(写真トップ)

写真下左Gパネットーネとチョコレートなどのお菓子   写真下右Hオリーブオイル、ワイン、瓶入りパスタのソース
写真下Iちょっと高級モノグラーノのショートパスタ。 
写真下JKサラミはクラテッロの肉で作る柔らかいストロルギーノとグラナ・パダノチーズ。

冷蔵保存が必要なものは冷蔵庫へ。贈り物のほとんどはクリスマスのお客様が多い時期に食べられるように配慮されたものです。 お歳暮の時期、何を送ろうか迷ったら、お気に入りの食品を買い集め、籠に入れてイタリア風にラッピングしたちょっぴりお洒落で、気の利いた贈り物はいかがでしょう。



西村明美(Nishimura Akemi) 
1996年よりパルマ在住。パルマという土地柄、食に関わる通訳の仕事が多く、ワイン好きが嵩じて、2003年イタリアソムリエ協会AISの資格を取得。2007年にパルマ人と結婚し、ますますパルマの伝統食品への興味が深くなり、パルマ伝統食品アドバイザーコース終了。2013年にパルミジャーノ・レッジャーノ協会のテイスターコース、パルミジャーノ・レッジャーノ紹介者養成コースを終了。
現在、パルミジャーノ・レッジャーノやプロシュット・ディ・パルマ、クラテッロなどの工場見学、研修や、アルマインターナショナルでソムリエコースを教えるペッシーナ先生のワイン講座、お料理教室をオーガナイズするかたわら、更に専門的にパルマの食品について勉強中。
ブログ  http://marchesell.exblog.jp/

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