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鈴木正文の「イタリア旅行塾」
イタリア観光促進の最前線者が語るイタリアとワタシ
 
15 gennaio 2006

第5回「尽きない魅力の国―その1」



有限会社クリエィティブ・ようこそ・イタリア
取締役 鈴木正文
念願が叶い日本におけるイタリア観光促進機関のイタリア政府観光局東京事務所に就職ができました。
イタリアが持つ遺跡、美術、文化等の世界的レベルの高さ、量の多さはアタマの中では分かっていましたが、それをどのように観光促進に結びつけていくかはとても難しい事でした。イタリアからは毎日のように各地観光局、旅行業者、ホテルなどから届く「当地へおいで下さい」の誘致情報。これをいかに日本の関係者に発信するかでテンヤワンヤ。豊富な情報を適切な相手にタクサン発信したい、という贅沢な悩みが毎日でした。

今では便利なガイドが発行され、女性誌は独自の取材網で取材しているようですし、インターネット関係からのイタリアに関する情報の多さはいまさらここで言う程もなくとても豊富です。
しかし40年以上前はイタリア観光に関する情報収集は「イタリア政府観光局から」というのがアタリマエでしたから事務所には日本の旅行業者、マスコミ、イベント企画会社、それに一般のお客様等からのイタリア観光に関する問い合わせがひっきりなしで、質問の内容はナンデモアリという感じで、観光局への電話での問い合わせ、来局者の多さはたいへんなものでした。ですから、仕事はイタリアからの情報の整理と日本向けにはより多くの内容を、それも親切に楽しく伝える事でした。

イタリアほど歴史・文化が豊富に残り、各地が異なる魅力を持つ国はそうそう他になく、この偉大な国の尽きない魅力を紹介する仕事は量が莫大でアタマだけでなく体力もないと出来ないものでした。
イタリアを日本で紹介する上で留学経験が役にたったのは、自転車レースの取材をしていたので当時はあまり知られていないような町に行けた事、そして、せっかく外国に来ているのだからナンデモ見てやろう!のファイト精神が旺盛だった事だと思います。

今回はイタリア政府観光局の仕事のスタート時点の事を書きましたが、次回は「当時の販促対象と今の販促対象」についてお話します。

著者プロフィール

鈴木 正文(すずき まさふみ)

国立フィレンツェ大学経済学部観光学科卒業後、イタリア政府観光局 東京オフィスへ勤務。35年にわたり、マーケティング・オフィサーとして大活躍。 現在は(有)クリエィティブ・ようこそ・イタリア代表取締役として、イタリアの州の宣伝業務受託をはじめ、イタリアと日本を結ぶ様々な活動を展開。
ホームページはhttp://www.suzukiitaliakappore.jp/
 





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