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鈴木正文の「イタリア旅行塾」
イタリア観光促進の最前線者が語るイタリアとワタシ
 
15 giugno 2006

第10回「イタリアの楽しみ方/ローマ(2)
          ルートとして観光する」




有限会社クリエィティブ・ようこそ・イタリア
取締役 鈴木正文
ローマの魅力の基本は1)古代ローマ帝国遺産、2)バロック美術、3)ヴァティカン市国、4)下町的な雰囲気などです。
各項目の詳細な説明はスペースの関係でしませんが、ここではポイントのみご案内。

古代ローマ帝国遺産=スタート地はカンピドーリオCampidoglioの丘。
市内に数ある広場のなかでもここに足を踏み入れると他の広場とは異なる感じがします。それはこの背後に連なる人類の大遺産(フォロ・ロマーノ、コロッセオ等)の重厚な雰囲気を風が運んでいるのかもしれません。
広場のデザインはミケランジェロ、正面の建物がローマ市庁舎。左右の建物はカピトリーノ博物館Museo Capitolinoでローマ帝国時代の貴重な彫刻群は是非観賞したい。
この建物からフォロ・ロマーノForo Romanoへ入る。中央部の道がVia Sacra(聖なる道)でかつて凱旋した時に通った道。ここを歩けば遠い大ローマ帝国時代の賑わいが聞こえるかもしれません。
そしてコロッセオColosseoへ。ここではぜひ上層部へ行って下さい。なお、エレベーターがあるので便利です。
古代ローマ帝国遺産ルートはコロッセオで一旦終了。なお、この区域では白亜の殿堂=ヴィットリオ・エマヌエーレII世記念堂(ヴィットリアーノVittoriano)=の内部見学も出来る。

次のスタートは下町的な雰囲気で有名なカンポ・デイ・フィオ−リCampo dei Fiori。
午前中に行けば果物、野菜、日常雑貨など市場の雰囲気がより賑やか。ここには手頃な値段のレストラン、バールなどがあり、ひと時を過ごしたい。
ここから、ヴィットーリオ・エマヌエーレ通りCorso V. Emanueleを北に横断すれば楕円の形をしたナヴォーナ広場Piazza Navonaがある。彫刻、噴水、教会、バール、それに露天商と、いかにもこの町の雰囲気の広場。バロック美術の二大巨匠ベルニーニとボッロミーニの作品がある。
広場北側には最近注目されてきた、ローマ国立博物館Museo Nazionale Romano(アルテンプス宮殿)。この宮殿自体も立派な建物だが、展示作品では紀元前5世紀「ルドヴィシの玉座」は必見。
博物館から南に戻り、警備のものものしいい「上院―マダマ宮殿」の後ろに丸天井と神殿作りのパンテオンPantheon。市内でローマ時代の原型を残す巨大建造物として貴重で、現在は教会。内部をゆっくりと見学したい。ここから東側へは道が曲がりくねっているが散歩は楽しい。20分もしないでメイン・ストリートのコルソ通りVia del Corsoにでる。
ナボーナ広場のバロック美術、国立博物館での静寂、パンテオンの歴史感、この附近の古びた町作りとそこに生活する人々、そしてコルソ通りでショッピングに奔走する現代人。
わずかの区域にこれだけ異なった様子を体験できる場所は他にありません。これがローマの魅力です。

今回はスペースの関係でヴァティカン市国には行けませんでしたので、次回にいきます。

著者プロフィール

鈴木 正文(すずき まさふみ)

国立フィレンツェ大学経済学部観光学科卒業後、イタリア政府観光局 東京オフィスへ勤務。35年にわたり、マーケティング・オフィサーとして大活躍。 現在は(有)クリエィティブ・ようこそ・イタリア代表取締役として、イタリアの州の宣伝業務受託をはじめ、イタリアと日本を結ぶ様々な活動を展開。
ホームページはhttp://www.suzukiitaliakappore.jp/
 





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