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サルデーニャへ行こう
サルデーニャ旅行記〜Vacanza in Sardegna〜
サルデーニャ by Regency Group サルデーニャ島の
リゾートホテル予約
 
16 luglio 2007

シーフードとお酒を楽しみながら
サルデーニャ風バカンス


旅行者:長島和彦


●ローマから船でサルデーニャへ
今回の旅程は5月17日から30日までの2週間弱。サルデーニャを北から南へレンタカーで走る計画です。休暇でサルデーニャへ行く、と言っても、周囲はシチリアは知っていてもサルデーニャってどこ?っていう人ばかり。そんな時はシチリアの北にある「足跡みたいな島」と説明したのですが、履物のサンダルとサルデーニャの語源が同じとは僕も後で知りました。

5月17日に成田からの直行便でローマに夕方着。その日の夜11時にローマ北西の港町チビタベッキアCivitavecchiaから出航するオルビアOlbia行きフェリーに乗ることにしました。
フィウミチーノ空港から鈍行電車を乗り継ぐこと約2時間でチビタベッキアへ到着。チビタベッキア港は想像していたよりも大きくて、大型トレーラーが行き交う産業交易の港。夜中の港をとぼとぼ歩き、目指すフェリーの出る桟橋を探して右往左往。出航間際にやっとこさっとこ目指すフェリーに乗船し、何とかオルビアへ向かうことができました。

船酔い常習犯の僕が外海のフェリーに乗るのはちょっと不安だったのですが、ピクリとも揺れないと言ってもよいくらい海は静か。大きな共同船室の真ん中あたりに陣取り、置き引きだけ気使いながら、フル・リクライニング・シートでうとうとすること7時間ほどでオルビア港到着。船窓から見るオルビア湾には、ムール貝の養殖いかだらしきものがあちこちに。気持ちは早くもムール貝の白ワイン蒸し状態。
港から市内循環バスに乗って予約してあったレンタカーショップへ。車をピックアップし、いよいよサルデーニャの旅が始まりました。

写真トップ:アルゲーロの城壁で 、下左:バウミニのヌラーゲにて(暑かった・・・)、
下中:ホテルの朝食はお花いっぱいのテラスで、右:食事はいつもシーフード

●ホテル・ヴァレ・デ・レリカへ到着!
ヴァレ・デ・レリカVALLE DELL'ERICAへは5月20日の夕刻チェックイン。前泊は、西海岸のスペイン領(正しくはカタルーニャ領かな)時代の名残をとどめるアルゲーロAlgheroにあるアグリツーリズモに滞在。ここから北の海岸線を経由し、北端の港町サンタ・テレザ・ガルーラSanta Teresa Galluraに寄ってオルビア方向へ。
気持ちよく車を飛ばしていると道の脇にヴァレ・デ・レリカの小さな案内板を発見。ここを海側へ左折するのですが、思わず走り過ぎてしまうくらい小さな道で、しかも一応舗装されてるとはいえボコボコ道。こんな道の先に高級ホテルなんてあるのかなあと思いつつ進んで行くと、やがて丘の上に出て、その丘を下ったところにホテルのゲート。門番のおじさんが出てきて、車はここの青空駐車場に。ここからはホテルの敷地内を走る電動カートに荷物を載せ変えフロントへ。

広いホテル敷地内には平屋建てのヴィラが点在し、道の両脇には、赤、白、黄色など色とりどりの花々がきれいに手入れされて咲いています。アグリツーリズモやB&Bにしか泊まらない僕らにとっては、部屋はとても快適。プールや海で泳いでいるゲストは沢山いましたが、5月の海はまだ海水温が冷たいようです。昼間は肌を刺す紫外線が強烈で、陽なたでは既に真夏の体感温度ですが、日陰では海から吹く涼しい風が気持ちよく、夜ともなると上着がないと寒くなります。
欧米の一流企業は、よくリゾートの高級ホテルで社内研修や会議を開催しますが、私たちの滞在中も、イタリアのフォード社のコンファレンスがこのホテル内で開催されていたようです。

●滞在中はコルシカ島へも
ホテル滞在中は、コスタ・ズメラルダCosta Smeralda(エメラルド海岸)をドライブし、ポルト・チェルヴォPorto Cervoでランチしたりしたのですが、お勧めはボニファシオBonifacioへの日帰り旅行。朝食後、車を飛ばしてホテルから15分ほどのサンタ・テレザの港へ。車は駐車場に止め、10時出航のモビー社のフェリーに乗って30分程の船旅でフランスのコルシカ島南端の城壁の町、ボニファシオに到着。

このフェリー、サンタ・テレザを出てからも、ボニファシオから夕方帰るときもカモメの群れがずーっとついて来ます。カモメたちのお目当ては、どうやら乗客が投げるパンなどの食べ物。デッキから投げると空中で見事キャッチ!乗客に大うけです。でも船が対岸の目的地近くになるとカモメたちは何故か急に引きあげてしまいます。コルシカのカモメとサルデーニャのカモメ、それぞれに縄張りでもあるのかしらん・・・。

ボニファシオの港のある新市街に、かわいらしい日本人女性パティスリーがデザートを作っているレストランがあって、僕らはここでランチ。マルセイユで有名なブイヤベースに似たスープ料理を注文。合わせるワインは、コルシカの白、ポルト・ベッキオ。これがなかなかいけます。
旧市街の方は、急な階段を登った標高数百メートルにある城壁をくぐった中にあります。ここでも太陽の陽ざしは強く、坂登りで汗をかいた後は、青い海を見下ろすカフェに座り、コルシカ名物の栗で作ったビールをグビグビやると生き返ったような気分。


写真左:地元のパーティーに招かれて
右:アリヴェデルチ、サルデーニャ! カリアリからチビタヴェッキアへ帰るフェリーの甲板にて

●シーフードには地元ワインとビール
イタリアだけではないのですが、旅の最大の楽しみの一つはご当地の食事とお酒。肉を基本的に食べない僕らは、サルデーニャの内陸部の名物である独特の匂いのある子豚の丸焼きはちょっと苦手です。そんな訳でホテル滞在中もサルデーニャ旅行中も、ムール貝やイカ、カラスミ、うなぎ、色々な魚、値段が張るので食べなかったアラゴスタなど、いつもシーフードがメインでした。
合わせるワインは、アルゲーロ郊外の大手ネゴシアン、セッラ・エ・モスカのよく冷えたヴェルメンティノ。お昼に喉が渇けば、フェニキア時代のサルデーニャの呼び名でもある地元イクヌーザのビール。食後にはゼッダ・ピラスのキンキンに冷えたミルトをすするというのが僕たちの定番コースです。

サルデーニャの人々は皆さんとても親切です。カリアリCagliariの北の小さな町のB&Bに泊まった晩、ここの親戚一同が集まる伝統行事のあとのパーティーに招かれました。夜中まで皆とわいわい飲みあかし、誇り高きサルド語とイタリア語の違いや、日本の文化習慣などの話に盛り上がり、とても楽しいひと時を過ごしたのでした。

ところで、帰路のカリアリからチビタベッキアへのフェリーは悪天候で右に左に大揺れ。到着は2時間以上も遅れ、その日のお昼のローマ発成田便に乗るのに大あわてとなりました。空港への道中は、ワインやカラスミ、ペコリノチーズ、地元のお皿などなどでいっぱいになった重たいスーツケースを大汗かいて引きずり、何とか飛行機に乗れたはらはらの旅の最後でした。


宿泊先
ヴァレ・デ・レリカ VALLE DELL'ERICA

http://www.regency-grp.com/sardegna/erica.htm


長島さんプロフィール
50代のおやじ。外資の証券会社に勤務して20年以上。趣味と言えるほどのものはないが、ワイン好き。これまでにフランスのブルゴーニュ、ボルドー、ラングドック、ローヌ、アルザス、イタリアのピエモンテ、トスカーナ、シチリア、スペインのリベラ・デル・ドュエロ、リオハ、オーストラリアのハンターバレー、アメリカのナパ、ソノマ、カナダのナイアガラ・オン・ザ・レイクなど、世界中あちこちのワイナリーを訪問。次の旅行はフランスのロワールのワイナリーとブルタンのシードルの旅、もしくはオーストラリアのマーガレット・リバーを予定。
 



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