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クレモナ市 − Cremona
5 Novembre 2002


クレモナ市長 
パオロ・ボディーニ氏
Sig.Paolo Bodini, Sindaco di Cremona
市長の顔


photo1   photo2   photo3   photo4
※写真をクリックすると大きな画像で見られます
写真提供:クレモナ市観光局写真資料館




クレモナ市長 パオロ・ボディーニ氏

JITRA:ボディーニ市長、クレモナの簡単な歴史を教えてください。

クレモナ県はポー Po、アッダ Adda、オーリオ Oglio の3つの川に挟まれたとても肥沃な土地に位置します。町の起源は紀元前218年、古代ローマ時代に遡り、第2次ポエニ戦争後、文化・芸術面でも高いレベルに達しました。1098年に自治都市となり、川を利用した交易のお陰で繁栄を遂げました。現在もピアッツァ・デル・コムーネ広場に残る建造物からこの時代の繁栄を見ることができます。1334年、ヴィスコンティ家 Visconti に征服されてからはミラノ公国の一部となり、その後スペイン、オーストリア、ナポレオンの支配下、そしてイタリア統一までミラノと運命を共にしました。1441年にはフランチェスコ・スフォルツァ Francesco Sforza とビアンカ・マリーア・ヴィスコンティ Bianca Maria Visconti の婚礼がクレモナで行なわたのに伴い、文化や芸術が花開きました。これを機に1500年代までクレモナのルネッサンス期は続き、ベンボ、ボッカッチョ・ボッカッチーノ、カンピ兄弟に代表される繊細な画風が生まれました。1567年に偉大な音楽家クラウディオ・モンテヴェルディ Claudio Monteverdi が生まれ、17〜18世紀にアンドレアとニコロ・アマーティ Andrea e Nicolò Amati、ジュゼッペ・グアルネーリ (通称デル・ジェズー)Guarneri del Gesù、アントニオ・ストラディヴァーリ Antonio Stradivari の登場で最高潮を迎えました。この音楽の伝統は絶えることなく今日も生き続けています。


JITRA:確かにクレモナのバイオリンは世界的に有名ですね。他にも観光と文化面での特徴はなんでしょうか?

イタリアでは少なくとも4つの都市がトッローネ(ナッツを含んだ菓子)発祥の地であると名乗りを上げていますが、その中でもクレモナには一番信憑性のある歴史的事実が残されているのです。伝説ではなく歴史上、1441年のフランチェスコ・スフォルツァとビアンカ・マリーア・ヴィスコンティの婚姻祝賀の席で宮廷の菓子職人たちは、トッラッツォ Torrazzo という名で親しまれていた大聖堂の鐘楼を模った、卵とアーモンドとはちみつでできたお菓子を出しました。このトッラッツォからトッローネ torrone という名前に変化したのではないでしょうか? 確証はありませんがクレモナ市民は世界中でトッローネの町クレモナと言われることに誇りを持っているのです。
そして、クレモナは弦楽器製造の名士を生んだ町としても知られています。現在でもなお、有名なバイオリニストはストラディヴァーリやグアルネーリ・デル・ジェズーの楽器を演奏していることからも、これらの名士がいかに卓越しているかがお分かりいただけるでしょう。クレモナの弦楽器作りの第一人者はアンドレア・アマーティ。一般に信じられている説では1540年ガスパーロ・ボルトロッティ・ダ・サロが生まれたブレーシャがバイオリンの祖国であると言われてきましたが、ガスパーロ・ダ・サロがやっと20歳になった頃にはアンドレア・アマーティの弦楽器はイタリア国外にその名を知られるほどの名声を博していたのですから、バイオリン発祥の地は間違いなくクレモナなのです。17世紀にもニコロ・アマーティ、アンドレア・グアルネーリ、グアルネーリ・デル・ジェズーなど弦楽器の作り手はクレモナの地で活動を続けました。その中でもアントニオ・ストラディヴァーリは名人中の名人であり、1737年に亡くなるまでに1000あまりの作品を残しました。
その他にも、1月末にクレモナ周辺各地で開かれる合唱祭、2月のカーニヴァル、6月末の賑やかなお祭りサン・ピエトロ祭など、年間を通じて様々な行事が行われます。

JITRA:では町の見所を教えてください。

最初に訪れていただきたいのはピアッツァ・デル・コムーネ Piazza del Comune。先ほども申しましたが、広場を取り巻く建物はコムーネ時代のもので、ミラノと張り合っていたぐらい栄えていた時代です。トッラッツォ Torrazzoは1267年から1305年に建設された111メートルの塔で、487段の階段を昇って見学が可能です。ドゥオーモとトッラッツォを結ぶベルタッツォーラ Bertazzola はルネッサンス様式の開廊。ドゥオーモはロンバルディア=ロマネスク様式の建築で、内部にはフレスコ画、聖画、木製の聖職者祈祷席などの芸術作品が見られます。市庁舎 Palazzo Comunale にあるバイオリンの間 Sala dei Violini にはクレモナで製作されたバイオリンの代表的な作品が展示されています。
考古学に関する展示物から1400年から1600年代のクレモナ派の絵画を納めた市立博物館アーラ・ポンツォーネ Museo Civico “Ala Ponzone”も是非見学をお薦めします。同じ建物内にはストラディヴァーリ博物館 Museo Stradivariano があり、弦楽器のコレクターであり専門家であったサラブーエ伯爵の収集品が一番の見所です。アーラ・ポンツォーネでは『ピカソ、ミロ、ダリと1900年代初期のカタロニア派の絵画』と題する展示会が2003年2月15日から5月4日まで開かれます。この後も2004年の春までさまざまな文化イベントが計画されています。
(詳細はwww.cremonamostre.it)
さらに、1806年に建てられたポンキエッリ劇場 Teatro A. Ponchielliや、ペルジーノの祭壇画のある聖アゴスティーノ教会 S.Agostino など、小さくても見どころは沢山ある町です。

JITRA:クレモナでの食事やショッピングについてアドバイスをいただけますか?

クレモナには郷土料理のレストランはたくさんありますし、トッローネやモスタルダ mostarda、伝統的なお菓子などを売っているお店にも事欠きませんから、日本からお越しになる皆さんも心配はご無用。古い町並みを歩けば食事をしたりショッピングをするお店は簡単に見つかるでしょう。どうしても不安だという方のためにピアッツァ・デル・コムーネの観光局にはクレモナとその周辺のレストランやトラットリア、アグリトゥーリズムを網羅したリストもあります。あとはちょっとした冒険のつもりで。きっと楽しい思い出となるでしょう。

JITRA:最後に日本からの観光客に向けてメッセージをどうぞ。
『音楽と弦楽器の町クレモナ』というスローガンにふさわしい国際レベルの各種の催しが開かれるようになりました。私達は過去から受け継がれてきたこの遺産を今後ますます価値あるものにしていきたいと考えています。また、博物館や劇場を単に保存し、研究の場にするのではなく文化を生み出し、広め、皆が参加できる場にするべく努力しています。伝統と近代化を共存させていくクレモナの町、訪れる価値は十分にありますよ。


クレモナ市データ 
Dati di Cremona
 


(ロンバルディア州 Lombardia)
■アクセス 列車:ローマ、フィレンツェからユーロスター(ES)が1日に1往復。またはフィデンツァ Fidenza、ピアチェンツァ Piacenza、パルマ Parma、ブレーシャ Bresciaで乗換え。ミラノからは直通列車で1時間5分、またはコドーニョ Codogno、ピアチェンツァで乗換え。
自動車:高速道路A21(ブレーシャ-トリノ)クレモナ出口。
■インフォメーション 
市役所
Piazza del Comune 8 26100 Cremona 電話: (国番号39) 0372 407291  Fax: 0372 5340807
urp@comune.cremona.it

観光局
Piazza del Comune 5
電話: (国番号39)0372 23233  Fax: 0372 534080
E-mail : info.apt@rccr.cremona.it
HP:www.comune.cremona.it


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