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市長が語る我が町観光自慢 バックナンバー
 
サン・ジミニャーノ San Gimignano
15 Novembre 2003


サン・ジミニャーノ市長 マルコ・リージ氏 
Sig. Marco Lisi


photo1   photo2   photo3   photo4
※写真をクリックすると大きな画像で見られます
写真提供:サン・ジミニャーノ市




サン・ジミニャーノ市長 マルコ・リージ市長へのインタビュー

JITRA: 市長さん、サン・ジミニャーノを簡単に紹介してください。

サン・ジミニャーノは、紀元前3〜2世紀のヘレニズム時代にエトルリア人が小さな集落を築いた場所です。サン・ジミニャーノと名乗るようになったのは紀元10世紀。6世紀にトティラ軍の攻撃から町を助けたモデナの司教の名からとられました。ここからサン・ジミニャーノの歴史が始まります。町が発展したのは中世の時代。教会や宮殿に多くの芸術作品が創作された時期です。1199年に、ヴォルテッラの支配から解放されて自治都市となりますが、その後、近隣都市との争い、グエルフィ派とギベッリ−ニ派に分かれた町内部の抗争に苦しみます。さらに、1348年のペストの流行が町の商経済に大打撃を与え、その結果、1353年フィレンツェの支配下に入ることを余儀なくされます。以降、何世紀もの間、低迷した時代が続きました。しかし、現在では、サン・ジミニャーノの町の美しさ、芸術的・建築的な重要性が認識され、経済・文化両面において活気を取り戻しています。
”塔の町”として有名ですが、中世の時代に72あったものが、今では14だけ残っています。


JITRA: サン・ジミニャーノで見逃してはならない場所はどこでしょう。

まっさきに挙げたいのが、ドゥオーモ広場にあるパラッツォ・コムナーレ(市庁舎)Palazzo Comunaleです。サン・ジミニャーノの中でも特色あるモニュメントの一つで、中には市立博物館・絵画館があります。1289年から1298年の間に建てられた宮殿で、その後14〜15世紀にかけて少しずつ拡張されました。アッツォ・マセット、リッポ・メンミ、メンモ・ディ・フィリップッチョの手による有名なフレスコ画で飾られています。絵画館では13世紀のフィレンツェ派、シエナ派の主要作品を見ることができます。市庁舎のすぐ横には町で最も高いグロッサの塔Torre Grossaがそびえています。塔へは市庁舎から上がることができ、ヴァルデルサの田園地帯やキャンティ地方、ピストイアの山々、そして北西部の山岳地帯アプアーノ・アルプスまで広がる素晴らしいパノラマをご覧いただけます。

元サンタ・キァーラ音楽院ex conservatorio di Santa Chiaraだった建物には現在、2階に考古学博物館Museo Archeologicoがあります。サン・ジミニャーノ地方で発掘された古代エトルスコ時代から18世紀までの歴史の遺品を集めています。同階には13世紀に創設されたサンタ・フィーナ病院薬局Spezieria dello Spedale di Santa Finaもあります。 3階は、近現代美術館“ラッファエーレ・デ・グラーダRaffaele de Grada”です。

ドゥオーモは別名コッレジャータ教会Chiesa Collegiataといいます。ドゥオーモ広場の西側に位置しています。トスカーナ・ロマネスク様式の建物です。
フレスコ画で覆われた聖堂内部は、芸術と信仰心が一体となった素晴らしいものです。右側の壁にはシモーネ・マルティーニ派の手による新約聖書の物語が、左側の壁には中世絵画の見本とも言えるバルトロ・ディ・フレーディ作の旧約聖書の物語が描かれています。ファサードの裏側には、サン・セバスティアーノ殉教の大フレスコ画(1465年)、そしてヤコポーネ・デッラ・クエルチャ作の美しい二体の木製彫刻−受胎告知する大天使と聖母マリア−があります。上部のフレスコ画は、ダンテの神曲にイスピレーションを受けたと思われるタッデオ・ディ・バルトロ作、最後の審判です。
翼廊の礼拝堂には13世紀に作られた木製の磔刑像があります。右側の身廊には、有名なサンタ・フィーナの礼拝堂Capella di Santa Finaがあります。1468年に作られたこの礼拝堂は大変貴重なもので、サンタ・フィーナに来たる死を告げるサン・グレゴリオを描いたドメニコ・ギルランダイオのフレスコ画を見ることが出来ます。優雅な祭壇はべネデット・ダ・マイアーノの作品です。

JITRA:サン・ジミニャーノの主だったイヴェントについて教えてください。

−デグスタ・コン・ノイDegusta con noi(4月〜10月):サン・ジミニャーノのいくつかのワイナリーをガイド付きで訪ねます。この地方の優良ワインを試飲できます。 −風景が芸術となる場所Dove il paesaggio e’ un’arte(5月〜9月):この地方の特産品を試食ながらの講演会などが開かれます。
−サン・ジミニャーノ・サマーEstate Sangimignanese(6月〜9月):映画、演劇、コンサート、オペラなどが町のあちこちで開かれます。
−メッシの祭りFesta delle Messi(6月第3週末):サン・ジミニャーノ市民による中世時代を再現したお祭りです。
−ライト・オブ・ウィンタ−Leggeri d’Inverno(11月〜1月):演劇、音楽、ダンスのシーズンです。
−サン・ジミニャーノ・ミュージックSan Gimignano Musica(9・10月):古典音楽のコンサート。
−金のような黄色Giallo come l’oro(10月末から11月初旬):サフランとその加工品の展示会です。
−素晴らしいオリーブオイルDe excellentia Olei(12月末):サン・ジミニャーノのエキストラバージンオリーブオイルの展示会です。
−塔の町のサン・シルベストロSan Silvestro tra le torri(12月31日):町の主要な広場で大晦日のお祭りが開かれます。

サン・ジミニャーノの特産品はなんでしょうか。

サン・ジミニャーノのあるシエナ地方は、原産地呼称Denominazioni di origineのワインが多くつくられていることで世界的に有名で、ワイン製造者の羨望の的です。サン・ジミニャーノ・ロッソD.O.C.や他の偉大なトスカーナワインなど優れた赤ワインをを生み出す土壌であるばかりではありません。ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノVernaccia di San Gimignanoをご存知でしょうか。1966年にイタリアで初めて白ワインとしてD.O.C.(原産地統制呼称)を獲得し、その後1993年にD.O.C.G.(保証付き原産地統制呼称)を得たこのワインは、まさにこのあたりで作られています。歴代の法皇や各界第一人者に評価されてきました。ミネストローネや魚料理だけでなく、軽めの肉料理にもよく合います。

サン・ジミニャーノはサフランZafferanoの産地でもあります。収穫から乾燥・保存まで化学薬品を全く使わずに自然の方法で生産される当地のサフランはとてもピュアです。強くて少し苦味のある香りやその高い品質を保つよう包装も厳重になされます。

エキストラバージンオリーブオイルOlio Extravergine di Olivaも忘れてはいけないでしょう。特にトスカーナ地方の料理には欠かせないものです。となると、サフランやオリーブオイルを使ったサン・ジミニャーノの郷土料理をお教しえしないわけにはいかないですね。たくさんの料理があります。例えば、“炒めたズッキーネを添えたリコッタチーズのオーブン焼きSformatino di ricotta con zucchine saltate”、“うさぎとねぎの温サラダInsalata tiepida di coniglio e porri”、“リボッリータ(パンにかけて食べる野菜スープ)Ribollita”、“フェットゥンタ(ブルスケッタ)Fettunta”、“パンツァネッッラ(パンのサラダ)Panzanella”、“リコッタとサフラン・ペーストであえたじゃがいものラヴィオリRavioli di patate con ricotta e pesto allo Zafferano”、“フラントイアーナ・スープ(野菜スープ)Zuppa frantoiana”、“オリーブオイルとマヨネーズの鶏肉サラダInsalata di pollo con maionese all’olio di oliva”、“ピンツィモーニオ(オリーブオイルを使ったドレッシング)Pinzimonio”、“オリーブオイルのインゲン豆Fagioli all’olio”・・・・等々です。

JITRA: おすすめのお店などがあれば教えてください。

直接お店の名前を挙げることはできませんのでご了承ください。宿泊先としては、ホテルやアグリツーリズム、貸し部屋やヴァカンス用の貸家などがあります。どこも良いレベルを保っていますし、お客様に対して非常に親切です。大部分のレストランではトスカ−ナ料理やサン・ジミニャーノの特産品(特産サラミ、ヴェルナッチャ風うさぎ料理、シエナ豚のグリル、キャニーノ牛のフィレンツェ風ステーキ等)を召し上がっていただけます。それから、地方の工芸品を売る店もたくさんあります。中心地にあるモンテスタッフォリ要塞Rocca di Montestaffoliには、最近ヴェルナッチャワイン博物館Museo del vino vernacciaが開館しました。サン・ジミニャーノ地方のワインについて、試飲しながら知ることができます。

JITRA: 日本の旅行者に対して市長さんからのメッセージをお願いします。

日本人観光客の皆さんすべてにサン・ジミニャーノに訪れていただければと願っています。トスカーナという芸術・文化・歴史すべてにおいて豊かな土地を発見し、ここでとれる特産品を味わってください。サン・ジミニャーノからはフィレンツェ、シエナだけでなく、ヴォルテッラVolterra、モンテリッジョーニMonteriggioni、キャンティChiantiといった小さな町にも簡単に行くことができます。
私達のツーリスト・オフィスでは皆様の旅に必要なすべての情報、滞在中のアシストをご提供いたします。どうぞサン・ジミニャーノにいらしてください。お待ちしております。


サン・ジミニャーノ市データ
Dati di San Gimignano  
 

トスカーナ州 シエナ県 

■アクセス:
フィレンツェからSITA社/Tra-in社のバスが出ています(バスターミナルはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から約50メートル)。直行のバスか、あるいはシエナ行きに乗った場合はPoggibonsiポッジボンシで乗り換えます。所要時間は約1時間。ポッジボンシには国鉄の駅もありますので、フィレンツェからポッジボンシまで電車で行き、そこからバスに乗ることもできます。
車の場合は、高速道路A1をフィレンツェ・チェルトーザFirenza Certosaで降り、フィレンツェ・シエナ方面自動車道に進みます。ポッジボンシで降り、その後は標識に従ってください。

■サン・ジミニャーノ市観光協会 ツーリストオフィス
Associazione Pro Loco Ufficio Turistico
Piazza Duomo, 1 53037
San Gimignano (SI) - ITALIA
Tel +39 0577940008 Fax +39 0577940903
Email:prolocsg@tin.it
HP:www.sangimignano.com

■サン・ジミニャーノ市役所  Comune di San Gimignano
Piazza Duomo, 2 53037
San Gimignano
HP:www.comune.sangimignano.si.it
E-mail: segreteria@comune.sangimignano.si.it


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