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市長が語る我が町観光自慢
 
ソレント市 Sorrento
15 marzo 2006


ソレント市長 マルコ・フィオレンティーノ氏
Sindaco di Sorrento Marco Fiorentino


photo1 photo2 photo3 photo4

※写真をクリックすると大きな画像で見られます
写真提供:
ソレント市



ソレント市長 マルコ・フィオレンティーノ氏へのインタビュー

JITRA:市長さん、ソレント市とその周辺について簡単に説明してください。

市長:カンパーニア州のソレント半島にある都市ソレントは、夏は海を楽しむリゾート地、冬は避寒地として知られています。
伝説によると、ソレントの海の中には、美しい歌声でユリシーズを誘惑しようとした妖精たちが住んでいました。しかし、誘惑に失敗して失望した彼女たちは岩礁に姿を変え、それが今のガッリ諸島になったと言われています。ホメロスの時代からここは皆の想像をかきたてるロマンチックな場所として知られていたのです。
現在のソレントは、切り立った海岸線、息を呑むような美しいパノラマが訪れる人を魅了します。青い空と紺碧の海に浮かんだような町です。

JITRA:観光面でのソレント市の特徴は何でしょうか?

市長:ソレントは古い歴史のある場所です。ソレント岬のニコルッチの洞窟 Grotta Nicolucciには先史時代に人が住んでいた跡が残っています。そして、カンパーニア州に居住した古代民族アウソーニア人によって築かれたソレントの町は、ギリシア文明の影響を強く受けています。今でもパルサーノの港やマリーナ・グランデの港に当時の都市設計の名残を見ることができます。その後、エトルリア人、オスク人、ローマ人に支配されました。町の中心地にある主要道路の構造は古い時代のものを残しています。また、町の守護聖人サンタントニオにささげた美しい教会がありますが、その側面の扉には古代寺院にあった円柱が2本使われています。サン・フランチェスコ教会の回廊にも同様のものが見られます。

ソレントは古代ローマの詩人ホラティウスなどに理想的な別荘地として褒め称えられ、ティベリウス皇帝の時代には、多くのローマ人たちがカプリを離れてここに居を構えました。古代ローマ時代につくられた海沿いにある7つの別荘のうち、カンパーニア州に残る一つがポッリオ・フェリーチェの別荘 Villa di Pollio Feliceです。海から、あるいはソレント岬から続く小道を通って行くことができます。海岸線に沿って広がるこの古い別荘跡は当時の輝きを今に伝えます。

常にバカンスの目的地だったソレントには、多くの詩人、作家、芸術たちが訪れました。今年没後100周年となるノルウェーの劇作家イプセン(11月には彼にちなんだコンベンションが開かれます)、ゲーテ、スタンダール、バイロン、ディケンズ、ニーチェ、ワーグナー、アナトール・フランス、トルストイ、アレッサンドロ・デュマ、ゴーリキなどなど、ここでインスピレーションを得た人たちは数多くいます。また、イタリアの有名な詩人トルクワート・タッソはこの地の出身です。
海岸沿いには、1800年代のホテルを今でも見ることができます。それらは、他の現代的ホテルとともに今でも伝統的な宿泊先として頑張っています。

JITRA:ソレント市で見逃してはならない場所などを教えてください。

市長:町を知るには歩いて散策することをおすすめします。マリーナ・グランデ Marina Grande、マリーナ・ピッコラ Marina Piccolaの漁村、ソレント港 Porto di Sorrentoなどを訪れてみてください。
町の歴史的中心地も忘れてはいけないですね。ピエタ通り Via Pieta'サン・チェザレオ通り Via San Cesareoなど高地に位置した部分が最も古い場所です。ピエタ通りは古い地図では町の主要道路でしたが、1861年にイタリア通りCorso Italiaがつくられた際に現在のような姿になりました。ピエタ通りにはコッレアーレ館Palazzo Correale、ヴェニエーロ邸Casa Venieroなど、1700年代の貴族の住居が並んでいます。サン・チェザレオ通りには、アンジュー王朝時代につくられた門の台が残っています。スキッツァリエッロ広場Largo dello Schizzarielloには貴族たちが集まっていた場所が残っています。

この町の過去についてはテッラノーヴァのコッレアーレ博物館 Museo Correale di Terranovaで知ることができます。小さな魅力ある博物館で、是非訪問してみてください。考古学セクションから象眼細工、カポディモンテの陶器、1800年代のナポリ派の絵画など幅広い所蔵品を誇ります。テラスからはナポリ湾を望むことができます。
ソレントの歴史的中心地にははめ木細工博物館Museobottega della Tarsia Ligneaもあります。また、ヴィッラ・フォンディVilla Fondiには最近数十年の間に発見された考古学遺跡が展示されています。
さらに、町のタッソ劇場Teatro Tassoでは、ナポリの伝統音楽を楽しむことができます。

ソレントからは、水中翼船に乗ればカプリ島まで15分で行くことができますし、ポンペイ、アマルフィ海岸へ行く出発点にもなります。また、ソレントの海洋公園Parco Marinoは保護地域となっており、古い小道を散策するのがよいでしょう。

JITRA:市長さんおすすめの特産品などはありますか?

市長:市長:丘陵地帯、かんきつ類の産地としてのソレントはあまり知られていないのではないでしょうか。オリーブ、くるみ、オレンジ、レモンの木々が茂り、この地域一帯にファンタスティックな色合いをそえています。
そして、ソレントの古い伝統を知りたい方は食文化も忘れてはいけません。高品質の特産品、旬の素材、たくさんの野菜、魚、そしてオリーブオイルなど、いろいろありますね。
ソレントのオリーブオイルはDOP(保護地域原産地表示)指定を受けています。ソレントでは春に国産オイルの最高品を選ぶ"金の妖精Sirena d'oro"が開かれるのですよ。いくつかのオリーブ製造所には直接行って、買うこともできます。例えば、Sorrentolio(Tel.081 8072300)、Oleare Massese、Frantonio Ferraronなどです。
タッソやゲーテが賞賛したレモンも忘れてはいけないですね。ソレント産のレモンはIGP(保護指定地域表示)を得ており、2006年1月からはこの"ソレントのレモンIGP"からつくられるものだけが、製品の名称にソレントと付けることができることになりました。例えば、リモンチェッロやジャム、蜂蜜(ソレントのレモン畑に巣箱を置いたもの)などです。具体的には"IGPレモン保護協会Consorzio di Tutela del Limone igp"に参加している製造所(Piemme, Villa Massa, Limoncello di Capri, Cazoni fabbricazione liquori, Solagri, Alimentari Italia)だけがIGPと名乗ることができます。Villa Massa(Tel. 081 5333282)とPiemme(Tel. 081 5322199)では彼らの製造所のガイド付見学を実施しています。小グループにて予約のみ可能です。ショールームではお得な値段で製品を購入できますよ。

食文化を語るならレストランについても触れないといけませんね。ヴィーコ・エクエンセVico Equenseからマッサ・ルブレンセMassa Lubrenseにかけての地区には、ミシュランの星を獲得している有名なレストランが集中しています。マッサ・ルブレンセには"Don Alfonso 1890"、 "Taverna del Capitano"、"Quattro Passi" 、そしてソレントには "Il Buco"、セイアーノSeianoには "Torre del Saracino" があります。これらのレストランでは工夫を凝らしたハイレベルな料理を味わえます。
でも、ソレントの海岸沿いにある素朴なトラットリアやピッツェリアでも当地の古いレシピに従った伝統料理を味わうことができますよ。

JITRA:最後に日本人旅行者へメッセージをお願いします。

市長:今でも多くの旅行者を魅了するソレントは、訪れる価値のある町です。美しい風景、文化、素晴らしい博物館があります。そして、穏やかな気候、丘陵地帯の散策、職人の工房、ガストロノミー、温かい雰囲気と長い歴史。これらすべてを日本人のみなさんに実際に体験していただければと思います。



ソレントデータ
Dati di Sorrento

■アクセス
ナポリ中央駅からヴェスヴィオ周遊鉄道Circumvesuvianaで約1時間。ナポリからは水中翼船またはフェリーでソレント港まで行くこともできます。所要時間は約40分。

■ツーリストインフォメーション
Azienda di Soggiorno e Turismo Sorrento
Via Luigi De Maio, 35
Tel: 081 8074033


Sorrento



 
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