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15 dicembre 2008

グッビオ市 Gubbio
世界最大のクリスマスツリーが輝く
歴史ある美しい町




グッビオ市長 オルフェオ・ゴラッチ氏
Sindaco di Gubbio Orfeo Goracci 

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※写真をクリックすると大きな画像で見られます
写真提供:
グッビオ市



グッビオ市長 オルフェオ・ゴラッチ氏へのインタビュー

JITRA:市長さん、グッビオ市とその近郊について教えてください。

市長:グッビオはイタリア中部、ウンブリア州にあります。古い時代の魅力をそのまま残した、素晴らしい町です。ここでの生活はいまだに人間の尺度にあったもので、優しくて穏やかな美しさがあります。落ち着いたリズムとバランス感覚があり、平和と調和の中で暮らすには最高のクオリティーを保証します。
マルケ州とトスカーナ州との境界に近く、インジーノ山の斜面に守られたグッビオは、その近郊にも美しい風景が広がっています。森や谷が織りなすパノラマの中に、中世の城壁、数々の館、教会、修道院、工房などが点在しています。
グッビオには長い歴史もあり、各時代ごとに記録が残っています。また、"変人の町Citta' dei Matti"としても知られ、町のバルジェッロの噴水Fontana di Bargelloの周りを3回まわり、泉の水で洗礼すれば、公認"名誉変人"になれます。

JITRA:グッビオ市の観光面での特徴は何でしょうか。

市長:グッビオは、町並みや建物といった資産を大事に守ることができる町です。そのおかげで、中規模の芸術都市としてはイタリアで最も多くの人が訪れる町のひとつでもあります。
イタリアの中でもよく保存されている歴史的中心地を際立たせているのは、その周りの連なる丘や点在する集落、城、要塞、修道院などが残る昔のままの風景なのです。
それから、町とインジーノ山を結ぶロープウェーがあります。山は松林が覆い、ウンブリア−マルケ一帯のアペニン山脈の美しいパノラマを呈しています。
魅力的な場所のほかに、古くからの伝統もありますし、それからグッビオの住人"エウグビーニ"のもてなしのよさもよく知られています。エウグビーニという言葉は"エウグビウムEugubium"という古い言葉から来たものです。

これらすべてがグッビオを世界中で有名にしていて、多くの旅行者が訪れてくれます。その数は年々増えるばかりです。
環境と文化とツーリズムがうまくつながっているのがグッビオの大きな財産です。近年は宿泊施設も増えてきています。しかもその幅は広く、高級ホテル、アグリツーリズモ、レジデンスなどさまざまです。

JITRA:グッビオで見逃してはならない場所、イベントを教えてください。

市長:町の中心、グランデ広場Piazza Grandeからの眺望は比類のないものです。グランデ広場は宙に浮いたように突き出した広場で、そこにはコンソリ宮殿Palazzo dei Consoliが建っています。コンソリ宮殿内は市立美術館になっていて、絵画コレクションの他、古代ローマ以前のイタリアで最も古い碑板"グッビオの銅板"が展示されています。この銅板は紀元前3〜1世紀頃の青銅製の7枚の板で、特別な儀式のための儀礼が書かれており、グッビオの都市国家の法制も示されています。

重要な歴史的建造物としては、ドゥオーモDuomo、ペトロイア城Castello di Petroia内にある1400年代につくられたフェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公の宮殿Palazzo Ducale di Federico da Montefeltroが挙げられます。フェデリコ公はグッビオで生まれました。


町の下の方にあるクワランタ・マルティリ広場Piazza 40 Martiriには、荘厳なサン・フランチェスコ教会Chiesa di S.Francescoがあります。1200年代にさかのぼる重要な教会です。ここには、聖人サン・フランチェスコを受け入れ、彼に清貧の修道服を与えたスパダロンガ家の古い住居跡が残っています。
実は、グッビオはサン・フランチェスコの第二の故郷と言えるのです。彼はグッビオで人間や自然に対する愛情をうたった教理を練り上げ、最初の修道会を形成しました。11世紀の彼のエピソードに残るように、獰猛な狼を手なづけたのもこの町のヴィットリーナ教会のそばでのことでした。ヴィットリーナ教会ではこのエピソードのプレセピオでクリスマスを祝います。

中心地には、イタリアのテレビドラマシリーズ"ドン・マッテオ"で有名になったサン・ジョヴァンニ教会Chiesa di S.Giovanniもあります。

町のイベントとしてぜひ覚えておいていただきたいのが、10世紀も続くろうそく祭りFesta dei Ceriです。毎年、町の聖人ウバルドの日の前日、5月15日に開かれます。町がおおいに盛り上がる一日です。
5月の最終日曜日にはグランデ広場で石弓祭りPalio della Balestraもあります。時代装束に身を包んだグッビオの石弓射手と近くのトスカーナ州の町サンセポルクロの射手とが競い合うものです。
パスクワ(復活祭)の時期には、死せるキリストの行列があります。何世紀も続く伝統の行事で、キリストの受難を表現します。

そして、今クリスマスの時期に注目のイベントがあります。ギネスブックにも認められている、世界最大のクリスマスツリーl'Albero di Natale piu' Grande del Mondoです。なんと、高さ650メートルにもなるクリスマスツリーがグッビオに登場するんですよ。
実は、インジーノ山の斜面に800個もの電飾を使って描かれる巨大クリスマスツリーのことです。使われる電線の長さは20キロに及びます。山の斜面全体に大きなツリーが描かれ、グッビオの町の上にきらきらと輝きます。遠い昔、静かな日々の生活の中にあった、辛抱強さ、思いやり、優しさ、寛容さ、善良さ、そういった気持ちを思い出すことができるよう、愛情を込めてこのツリーは飾られています。
12月7日から点灯しており、1月10日まで見ることができます。

JITRA:市長さんおすすめのお店や特産品を教えてください。

市長:グッビオは美食の伝統でも知られています。この町の料理は地元の特産品を使った自然で素朴なものです。家畜肉、野禽類、チーズ、サラミ、さまざまな野草、丘陵地帯でつくられる優良なオリーブオイルやワイン、そしてアペニン山脈から湧き出るミネラル水など、グッビオには美味しいものがたくさんあります。
昔から伝わる郷土料理には、例えば網焼き肉、タリアテッレ、パスクワの時に食すクレッシャcresiaというパンなどがあります。窯で焼いて灰で覆われたクレッシャ(crescia al panaro)は、地元のサラミや、羊、鴨、鳥、兎などの煮込みと共に供されます。この地方でよく取れる白トリュフや黒トリュフの香りもおなじみのものです。
こういった郷土料理は、町のすべてのレストランのメニューに載っています。多くのレストランが昔からの食事処の雰囲気を醸し出しています。
グッビオの歴史ある工芸品といえば、陶器、鍛造鉄製品、木細工です。町の広場や通りにある工房で手に入れることができます。

JITRA:最後に市長さんから日本の旅行者のみなさんにメッセージをお願いします。

市長:グッビオは芸術と文化の町です。そして、私達の町では歴史と伝統と革新が同調しています。このことは、過去と現代を結びつけることができる日出る国の皆さんにとっても魅力あることだろうと信じています。
グローバル化された世界では、もちろん太陽系規模で一体となった大きな挑戦も無視できませんが、自分を他と区別し、"特殊性の普遍化"を保てるようなプロジェクトを、注意深く、興味深く検討していくことが大事なのだろうと思っています。

グッビオデータ
Dati di Gubbio

■アクセス
ペルージャからバスが便利。パルティジャーノ広場Piazza Partigianoからグッビオのクワランタ・マルティリ広場まで1時間10分。
詳細はAPM社 http://www.apmperugia.it
(Linee extraurbaneの時刻表を参照のこと)

町から最も近い鉄道駅は、フォッサート・ディ・ヴィーコFossato di Vico駅(ローマから約2時間半)。ここからもグッビオへのバスが出ている。所要時間は35分。詳細はイタリア鉄道のページ→ http://www.trenitalia.com/cms/v/index.jsp?vgnextoid=be347a05d14ea110VgnVCM1000003f16f90aRCRD#1

■ツーリストインフォメーション
Informazioni e Accoglienza Turistica Gubbio - I.A.T
Via Repubblica 15, Gubbio
Tel: 075-9220790
info@iat.gubbio.pg.it


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