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15 marzo 2013

レッジョ・エミリア市 Reggio Emilia
高い生活の質を誇る活気ある町        




レッジョ・エミリア市長  グラツィアーノ・デルリオ氏
Sindaco di Reggio Emilia   Graziano Delrio

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※写真をクリックすると大きな画像で見られます
写真提供:
レッジョ・エミリア市



レッジョ・エミリア市長 グラツィアーノ・デルリオ氏へのインタビュー

JITRA:市長さん、レッジョ・エミリア市とその近郊について教えてください。

市長:レッジョ・エミリアは、エミリア・ロマーニャ州にある中規模都市です。町の始まりはローマ時代にさかのぼり、六角形をした歴史的中心地は古代エミリア街道上にあります。この街道は現在では町を東西に横切る国道9号線になっていて、イタリア最大の川、ポー川に平行して走っています。ポー川こそ、エミリア・ロマーニャ州、そして私たちの県や町があるポー平野をつくりだした川です。

レッジョ・エミリアや近隣の市町村には”エミリア”的な特徴があります。それは、広場やポルティコといった町の様子だけでなく、人々の精神に現れています。開放的で連帯感があり、プラグマティックでいながら創造性があって夢がある。そんな人たちなのです。例えば、『狂乱のオルランド Orlando furioso』を書いたルネッサンス期の詩人ルドヴィコ・アリオストはレッジャーノ(レッジョ・エミリアの人)ですし、多くのネオレアリズム映画の脚本を書いたチェーザレ・ザヴァッティーニもレッジョ平野の出身です。

自由、平等、団結というフランスの理想に感化されてイタリアの三色旗が生まれたのも、実はレッジョ・エミリアです。その理想は、協同組合や小規模アルチザン企業、そしてさまざまな公共サービスがここで生まれたことにも現れていますし、世界的に知られている幼児教育法”レッジョ・チルドレン(レッジョ・アプローチ)”をも生み出すに至りました。こうしてレッジョ・エミリアは、生活の質が高く、多くの異民族が共存する居心地の良い町としてイタリア中に知られるようになりました。

ローマやヴェネツィア、フィレンツェといったイタリアの美をご覧いただいた後、私たちの町は生活の質という観点からイタリアの別の側面をお見せすることができます。高速鉄道駅の周辺に誕生した、世界的建築家サンティアゴ・カラトラヴァのプロジェクトによる公園内のランドマークが、レッジョ・エミリアの町を象徴しています。

JITRA: レッジョ・エミリアの観光面での特徴は何でしょうか。

市長:レッジョ・エミリアには疑いなく、芸術、歴史、文化的な財産がたくさんあります。歴史的中心地にある多くの教会のエミリア・バロック様式に始まり、コンテンポラリーやポスト・インダストリーアートまで、幅広いものです。

しかし、最も魅力的なのは町の雰囲気です。すなわち、生活の質、小さな町らしい美しさ、強い連帯感をもって最良の公共サービスを提供するコミュニティーの力です。自転車や徒歩で歴史的中心地の広場をまわってみてください。そこは市民の生活の場でもあるのです。市役所があり、ドゥオーモがあり、商店があり、博物館があります。

それから、市立劇場や国立舞踏財団(Fondazione nazionale della Danza)で一年中、さまざまな舞台を楽しむことができます。とりわけ5月には屋外や公共施設でのイベントが目白押しで、町はとても楽しい雰囲気になります。

JITRA:では、レッジョ・エミリアで見逃してはならない場所、イベントを教えてください。

市長:すでに申し上げたように、歴史的中心地には町の歴史を物語る価値ある芸術作品やモニュメントが残っています。例えば、エミリア・バロック様式のすばらしいギアラ聖堂Basilica della Ghiaraがあります。聖堂内ではグエルチーノのキリスト磔刑図などの作品を見ることができます。 また、市立博物館Musei civiciには、18世紀のイタリアの博物学者ラッザーロ・スパランツァーニの科学研究が展示されています。 さらに、1856年にできた市立オペラ劇場ロモロ・ヴァッリRomolo Valliは、イタリアの中でも有数の美しい劇場です。 Invito Aと呼ばれるプロジェクトで市内各所に置かれた現代アート作品も見逃せません。例えば、パニッツィ図書館Biblioteca Panizziではソル・ルィットのフレスコ画が見られます。 そして、町のアイデンティティを誇り高く象徴するのがトリコローレ博物館Museo del tricolore、そしてトリコローレの広間Salaです。 現代アートに関しては、一般に公開された私立美術館があります。マラモッティ財団Fondazione Maramottiと言って、実にユニークなコレクションを誇っています。歴史的中心地から数キロのところです。 そして、何と言っても5月に町にいらっしゃることをおすすめします。と言うのも、国際的な写真フェスティバルFotografia Europaが開かれるからです。 一方、レッジョ・エミリア県内をまわりたい方にとっては、ポー川沿いの町、あるいはカノッサ城の遺跡が残るアペニン山脈の町と、その魅力は尽きないでしょう。 そして、ちょっと一休みしたい時には、町の中心の再生ゾーンに置かれたたくさんのベンチで休憩なさってください。そして、ロリス・マラグッツィ国際センターCentro internazionale Loris Malaguzziを訪ねてみてください。私たちの幼児教育の楽しい雰囲気を味わっていただけることでしょう。

JITRA:市長さんおすすめのレストランや特産品を教えてください。

市長:食文化は私たちの得意分野です。とてもおいしいレストランやトラットリアがあります。それがどこかはお教えできませんが、何を食べられるかはお教えできます。
まずはパルミジャーノ・レッジャーノチーズParmigiano Reggiano。その名が表す通りレッジョ・エミリアの特産品で、バルサミコ酢をかけて食べる一片はおいしいことこの上ありません。
そして、生ハムやサラミを試食できる小さなテーブルが置かれたサルメリア(豚肉加工品を売る店)は、ハム好きな人に。 町の自慢料理は、詰め物をしたフレッシュパスタです。例えば、カッペッレッティ・イン・ブロードcappelletti in brodo(カッペレッティはトルテッリーニのようなものですが、中には肉とパルミジャーノ・レッジャーノが入っています)、香草やかぼちゃを使ったトルテッリtortelli di erbette/zuccaラザーニャlasagneなどです。 私たちのワインは、発泡赤ワインのランブルスコLambruscoです。アルコール度数が低く、あまり軽いとは言えないこれら郷土料理によく合います。 ショッピングをするなら、歴史的中心地がお勧めです。

JITRA:最後に市長さんから日本の旅行者のみなさんにメッセージをお願いします。

市長:イタリアはとても魅力的な国です。少し離れただけでそれぞれに違う美しさがたくさんあふれているからです。
私は皆さんの旅程の中にレッジョ・エミリアの町が含まれることを願ってやみません。ここではイタリアの現代の町の日常の活気に直接触れることができます。高い生活の質を誇る私たちの町の雰囲気をぜひ味わいにいらしてください。お待ちしています。

レッジョ・エミリアデータ
Dati di Reggio Emilia

■アクセス
ミラノ中央駅からES(Freccia Rossa/Bianca)で約1時間30分。レジョナーレ・ヴェローチェRegionale VeloceまたはInter Cityで約1時間50分。 
www.trenitalia.it

■ツーリストインフォメーション
IAT
Via Farini 1/A
Tel: 0522-451152
Fax: 0522-436739
iat@municipio.re.it
開: 月〜土 8:30-13:00/14:30-18:00 日 9:00-12:00
www.facebook.it/iatReggioemilia


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