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短歌で綴るイタリアの旅 
15 marzo 2012

Italia, Viaggio scritto in Tanka

第2回  ボローニャ



         

岩間 正子

「私のイタリア」原稿募集に応えて、鎌倉市にお住まいの岩間正子さんから短歌で記録したイタリアの旅というユニークなお便りが届きました。お友達と3人のイタリア旅行。ヴェネツィアーボローニャーフィレンツェの2006年10月18日から25日までの秋の旅です。
 写真トップ: サン・ペトロニオ聖堂

<10月22日  フィレンツエ→ボローニャ→フィレンツエ>
Bolognaへ ユーロスターで 1時間 黄葉始まる 車窓楽しみ
相席の 紳士神父か ローマンカラー 原稿読みし 説教準備?
Bologna は 本に出てきて 訪ねたく Jhon Grisham の The Broker

写真上左:ボローニャ市内のポルティコ  写真上右:ボローニャ名物「タリアッテッレ ボロネーズソース」

サンルッカ 聖堂までの 3.5キロ ポルティコ666本 みごとに続き
聖堂内 ミサ最中で ご聖体 いただけるなんて なんと幸い!
マジョレーの 広場がっしり 建物群 ペトロニオ教会 未完の稀有さ
アシネッリ 斜塔97m 12世紀 かつて権力 今街のシンボル


街中に 続くポルティコ 学生の 下宿のための 増築の故
楽しみの bologna プランゾ タリアッテッレ ボロネーズソース さすが絶品

●マドンナ・ディ・サン・ルカ聖堂 Basilica della Madonna di San Luca
行けるとは思っていなかった。ボローニャ駅からはるか4キロ、標高289mの丘にある。666アーチのポルティコが3.5キロも続く、その先にあるのだ。駅から乗ったタクシーのドライバーに「どれくらいかかる?」と聞くと「10分で行けるよ」という。 そしてそこで待っていてくれると。友人たちは「このまま行きましょ!」、では ということでタクシーながら登り始めた。すごいすごい。旧市街のサラゴッツア城門を出るとそこから延々つづくポルティコ! 

写真上:マドンナ・ディ・サン・ルカ聖堂まで延々と続くポルティコ

ボローニャはヨーロッパ最古の大学がある。そのため各地から学生が押し寄せ、市民は住宅の2階に道路にはみだすように増築した。その増築部分の支えとして柱を建てた。これがポルティコの始まりとか。800年前からだ。街中がポルティコで繋がっている。全長40キロに及び、雨の日も傘がいらないほどだ。サン・ルカ聖堂につながるのは増築の故ではなく、あきらかに聖堂までの道に作られたものだ。登りきったところにベージュというかピンクがかった大きな聖堂があった。横に長く珍しい聖堂だ。 建築様式はわからないが、素晴らしい。 

脇から階段になっており中に入る。聖ルーカが描いたと伝えられているマリア像がある。なんとミサ中、ちょうど日曜だったのだ!
時間を合わせたかのように、やがて聖体拝領。「ジャポネーゼ・カトリカなの」といって列に入れてもらう。 こんな高い所に、しかも街から離れている聖堂に大勢の人人・・・
友人たちも、これは計画して出来る事ではないと、感じ入っていた本当に 感謝!!

●サン・ペトロニオ聖堂 Basilica di S.Petronio
市の中心マジョレー広場にあるこの聖堂は市民の寄付によって建てられた。 ゴシック建築、1390年に着工 いまだ未完成、というより ローマ・サンピエトロより大きくなるのをヴァチアカンが反対し、延長出来ない様にヴァチカンによる建物がさえぎるように後ろに建てられてしまったのだとか。 たしかに裏に回ってみると未完成、レンガがちぎれたままむきだしになっている。また、正面も下半分は大理石が貼られているが、上半分はレンガのまま。 でも 知らなければ風情があって、このように作ったのだと思える。

中に入るとやはりミサ中。ロープが張られていて祭壇に近づく事出来ず、静かに待つ。 多分説教なのだろう、神父さまが長い事話している・・残念だがミサを邪魔することは出来ず、後方だけで退出する。 後で 知った事だが・・・ ここには イスラム教ムハンマドが地獄に落ちたフレスコ画があるので アルカイダが爆破計画を立てていたとか。そういえば入り口のチェックが結構厳しかったし、中でも監視員が眼を光らせていた。 悲惨な事にはなって欲しくない。市民による自由都市の象徴なのだ。

筆者プロフィール
岩間 正子(いわま まさこ)
鎌倉市在住。初イタリアは95年、以来いろんな国を旅した中でイタリアは10回。歴史、食文化、ユニークな街並み、どれをとっても興味深く、まだまだ訪ねたい国。イタリア語も独学から始めもう5年、今は熟年クラスで月2回楽しんでいる。2000年にイスラエルを訪ねた時の仲間が、旅先で歌を詠んでいらしたのでそれ以来、思いつくまま紹介文のように57577と並べてみた。感動があると言葉は出てくるようで全くの自己流だが、写真とあわせるなど、これも楽しみの一つとしている。

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