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短歌で綴るイタリアの旅 
15 Marzo 2015

Italia, Viaggio scritto in Tanka :Treviso, Parma e Torino

トレヴィゾ・パルマ・トリノ周辺の街巡り
第3回  クレモナ、モデナ、パルマ



         

岩間 正子


岩間 正子さんの「短歌で綴るイタリアの旅」、今回はトレヴィゾ・パルマ・トリノ周辺の街巡りのお便りが届きました。 2014年6月15日から26日まで 『I borghi piu` belli d'Italia (イタリアの最も美しい町)』に認定されている小都市を訪れる旅です。

写真トップ: クレモナの大聖堂  

<6月18日 トレヴィゾ→クレモナ→パルマ>
ロマネスク ゴシック重なり ファサードの 美しさ際立ち クレモナの宝      
フレスコの イエスの生涯 動きあり ミケランジェロ後の マニエリズム  
ストラディバリ この地で作った ヴァイオリン 今も世界に その音を響かせ 
トローニー この地の銘菓 クリームと ヘイゼルナッツを キャラメル風に
夕食は 薄味ポークに パルマハム 一緒に食べると ワインとマッチ! 

●クレモナ Cremona
ストラディバリがこの街でヴァイオリンを製作し、それが世界中にその音色と共に名を轟かせ、ここはヴァイオリンの街として有名になった そのため現在は工房が100を超えているという。 博物館がありストラディバリのヴァイオリンもいくつか展示されていた。

写真上:クレモナのバイオリン工房

だが、この街の一番はコムーネ広場のドーモかと思う 隣の鐘楼とともにロマネスク・ゴシックと年代を重ね本当に美しく北イタリア最大なのだという。あまりの美しさに感動 なんとか良い写真を撮ろうとするが収まりきれない・・・。 クレモナ人の誇りにちがいない。

<6月19日 パルマ→モデナ→ブリッジゲラ→パルマ>
ポー川の 流域にある モデナへと バルサミコ酢の 街だと思いつ
街一番 バルサミコ酢の ショウウインドウ 30年もの 45ユーロ!  
Via Emilia ローマ時代の 街道が 今も街の 中心をはしる   
修復を せざるを得ない 大聖堂 全体を見ると 傾いており   
この街の 出身だという パヴァロッテイ クリスマスには 聖歌熱唱 

山頂の 時計塔と 教会が 村を俯瞰す ブリッジゲラ       
11世紀 ロバが歩いた 道だという かつて要塞 現在住居     
この村が 最初に登録 したという オリーブオイル Dop europeaに  
ドライブイン ポケットエスプレッソ 必ずあり 眠気覚ましのイタリアンハート

●モデナ Modena
バルサミコ酢の街。街の店にはバルサミコ酢が溢れている。サラダによしカルパッチョにも欠かせない。チーズ、オイルと共に3大イタリアの味だ。
街はローマ時代から発展し、街の中心を当時のエミリア街道が走る。大聖堂が街の中心。グランデ広場から外観を見ると傾いているのが良く分かる。いつもどこかを修復中だとか。完成は1184年で以後イタリアの教会建築のモデルとなっていたそうだ。1117年の北イタリアの大地震にも崩れなかったという事だ。

  写真上左:モデナの大聖堂   写真上右:モデナ名物 バルサミコ酢

あのオペラ歌手・パヴァロッティの出身地で、毎年クリスマスのミサではこの大聖堂で熱唱していたのだとか さぞや・・・。 クレモナなどと同様、豊かな経済をバックに自治都市として自治権をもっていた。この聖堂建設にも市民の力は欠かせなかった事だろう。

●ブリッジゲラ Brisighella
エミリア・ロマーナ州の小さな街というか村。それでもI borghi piu’beglli d’Itaria に認定されている。狭い道をバスでやっと村の頂上に登ると村を俯瞰する素晴らしい景色。時計塔、教会、12世紀の防衛の館・・ その館はかつてこの村の石灰石を運んでいたロバの通った道がそのまま遺されており、現在は集合住宅として使われている。生産者売店があり村の産物を販売していた。オリーブオイルは抜群の香り!チーズ・はちみつ・ベリー類などなど・・あれこれ物色。

写真上左:ブリッジゲラ 山頂から    写真上右:ブリッジゲラ ロバの道

<6月20日 パルマ市内>
早朝に マリア・マグダレーナ 教会で 朝ミサに出会い 旅の祈りを
絵画館 ピロッタ宮殿 ファルネーゼ 劇場木造 パッラーディオモデル  
ロマネスク パルマドーモは クーポラに マリアの昇天 コレッジョ傑作 
8角形 大理石ピンク 洗礼堂 全面フレスコに 倒れんばかり       穴があり 所々に 製作の 踏み台のためか 苦労がみえる     

聖アガタ パルメジャニーノの フレスコ画 洗者ヨハネの 聖堂にあり
街一番? エミリアという ジェラテリア 迷ったあげく やはりピスタチオ
統一の 立役者像 ガリバルディー 生ハム・チーズの 街の中心に
ランチには 郊外の農家 マンマ料理 生ハム・リゾット メインはターキー
一家あげ ワイン・グラッパ 生ハムも 勿論チーズも レストランも    

写真上左:パルマ大聖堂内部    写真上右:パルマの洗礼堂

●パルマ Parma
ジェノヴァのあるリグリア海からの潮風がアペニン山脈に当たり、林を通り抜けてここパルマに来るため、木の香が移り美味しい生ハムを熟成させるのだという。まさに天然の地と言える。食卓の王様と称されるチーズのパルメジャーノ・レッジャーノと共にこの街の繁栄を支えて来たと実感する。

写真上左:パルマ洗礼堂 天井    写真上右:パルマのファルネーゼ劇場

もう一つ その豊かさ故に出来たのではないかと思われるのがドーモと洗礼堂。特に洗礼堂は外観がピンクの大理石で8角柱、入り口はロマネスク、内部は16面 高さ35m、全面が美しいフレスコ画で覆われている。旧約、新約の物語、更には四季の労働の様子。13世紀頃すでにオリーブオイルを作っていた様子も描かれている。 勿論、キリストの洗礼場面がメインと思われ何か所かある。それにしても美しい金色・青・緑などそのままに遺されている。イタリアの修復技術は素晴らしい。
「ハムだけじゃなく ここも見に来てくれてありがとう!」とガイド氏

写真上:郊外のアグリツーリズモ レストランで



筆者プロフィール
岩間 正子(いわま まさこ)
鎌倉市在住。初イタリアは1995年。以来、様々な国を旅した中でイタリアは10回を超えた。歴史、食文化、ユニークな街並み、どれをとっても興味は尽きない国。趣味のイタリア語も独学から始めて8年目、今は熟年クラスで月2回楽しんでいる。短歌形式の旅日記も写真とあわせるなど楽しみの一つ。
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