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短歌で綴るイタリアの旅 
15 Aprile 2015

Italia, Viaggio scritto in Tanka :Treviso, Parma e Torino

トレヴィゾ・パルマ・トリノ周辺の街巡り
第4回  ジェノヴァ、サッセッロ、バローロ



         

岩間 正子


岩間 正子さんの「短歌で綴るイタリアの旅」、今回はトレヴィゾ・パルマ・トリノ周辺の街巡りのお便りが届きました。 2014年6月15日から26日まで 『I borghi piu` belli d'Italia (イタリアの最も美しい町)』に認定されている小都市を訪れる旅です。

写真トップ:サッセッロの花絨毯    

<6月21日 パルマ→ジェノヴァ→トリノ>
山を越え ジェノヴァ目指して リグーリア州 港の街は シチリア思わせ  
イタリアの 四大海洋 共和国 ジェノヴァはあの コロンブス産み    
港と坂 ガリバルディ通り バロックの 宮殿連なり 栄華想わせ    
白と赤 宮殿内には 北方の ヴァン・ダイクや オランダ絵画も     
レストラン 小部屋に分かれて 入り組んで かつては娼婦の 館だったと 

トロフィエと 言うこの地の パスタには 発祥の地の ジェノヴェーゼペースト
夕刻に 王都トリノの ホテル着 ポルタヌオーヴァ 駅のすぐそば 

●ジェノヴァGenova
ジェノヴァはトリノから南に下ったリグーリア州にある あのコロンブスの生誕地だ。中世には ピサ、アマルフィ、ヴェネチアとともにイタリア4大海洋国家として栄えた。王宮を初め赤の宮殿 白の宮殿がそれを物語っている。いずれも現在は美術館だ。その絵画や収蔵品はまた繁栄の証だ。ルネサンス絵画は勿論。ヴァン・ダイクなどフランドル派まである。またジェノヴァに生まれた技巧派天才バイオリニスト、パガニーニが愛用したバイオリンも保管されていた。

写真上左:ジェノヴァの「白の宮殿」   写真上右:トラットリア「ドメニコ」元娼婦の館

1960年からだと書かれていたDomenicoというトラットリアは小部屋に分かれていて迷路だ。聞けばかつての娼婦の館だったのだとか。繁栄を支えていた港街の必要悪? 30分4.5リラなどという値段表も遺されていた。そこで ジェノヴェーゼのパスタを食べたのだが・・・。

<6月22日 トリノ→サッセッロ→バローロ→ニエヴェ→トリノ>
サセッロは 3つの教会 繋ぐ道 花絨毯で テーマそれぞれ  
花絨毯 キリストと子供 マリア様 聖杯色々 聖体祭で    
聖堂内 十字架行列 待ちわびる 人々の群れ 聖霊に満ち? 
TV局 こんな所に 日本人 何故と聞かれて 伊語不足不足
アマレッティ お土産に買い メレンゲと アーモンド粉の この地の銘菓 

バローロへ ポー川沿いを ひた走る とうもろこし畑に 太陽光パネル! 
国王に 献上以来 名を馳せた Vinoバローロ イタリア随一に     
バローロの 白は透明 すっきりと 少しピリリと のど越しが良く   
タンニンが ちょっと強めの 赤2011 ビーフカルパッチョ vinoリゾットと
ワイナリー Marchesiにて 買い求め 娘への土産 barbarescoと

ニエヴェ村 小高い丘の 時計塔 ペストを防いだ 城門が宝       
ビユーポイント これぞ一番 誇りかも 苦しい坂道 登った甲斐あり 
夜7時 トリノに戻り 初めての 雨がパラパラ それでもすぐ止み 

●サッセッロ Sasserro
トリノからアペニン山脈ルートでサッセッロと言う街へ。6月22日は聖体祭。街の3つの教会を繋ぐ道路を花びらで飾るInfiorataが行われる。着いた時はまだ準備中。 誰が指示しているのかわからないが、それぞれの仕事は分担しているのだろう。次々と花びらで描いていく。風に飛ばされぬよう霧をかけつつ。この道を十字架のイエスと聖体が行列して歩くのだ。

 写真上左:サッセッロの花絨毯   写真上右:聖体行列を待つ聖堂内

なんとも美しいマリア様。キリストと子供は初聖体を思わせる。聖杯のいろいろ・・・。
12世紀から続いているそうだ。ご聖体を祝いそれをわが心とすることを祈るのだろう。
TV局の取材があり、どこから? なぜこんなところまで?と・・・。伊語ではたいした事も言えず、しどろもどろ。日本人であるだけで十分だったのかもしれない・・。

●バローロ Barolo
一面のブドウ畑は面積5キロ平米とか。人口700人の小さな村。収穫時には季節労働者が200人も来るそうだ。 国王ヴィットリオ・エマヌエーレUに献上して以来一躍有名となり、イタリア随一のワインの称号を持つ。タンニンの強い赤、ビリリと爽やかな白。

写真上:バローロ案内
写真上左:ワインリゾット    写真上右:バローロ・ワイン

ワイナリーでのランチではワインリゾット!が美味しかった。貯蔵の樽の数々も・・。その年の天候によって味は変わる。ワイン作りは職人技。後から知ったのだが、訪れたちょうどこの日にバローロを含むこのあたりの景観がイタリア50番目の世界遺産に認定されたそうだ。

●ニエヴェ Neive
バローロ近くの丘の上の街、「I borghi piu’beglli d’Itaria」に認定されている。ペストが流行った時 どんどん高台に逃れ、果ては城門・サンセバスチアーノ門を作って防いだのだとか。古い時計塔、聖ペトロパウロ教会と高台からの眺めが至宝だ。

写真上左:ニエヴェの入村門      写真上右:村からの眺め


筆者プロフィール
岩間 正子(いわま まさこ)
鎌倉市在住。初イタリアは1995年。以来、様々な国を旅した中でイタリアは10回を超えた。歴史、食文化、ユニークな街並み、どれをとっても興味は尽きない国。趣味のイタリア語も独学から始めて8年目、今は熟年クラスで月2回楽しんでいる。短歌形式の旅日記も写真とあわせるなど楽しみの一つ。
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