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短歌で綴るイタリアの旅 
15 marzo 2018
Italia, Viaggio scritto in Tanka :da Trieste a Venezia

トリエステからヴェネチアへ  
第2回  ウディネとトレヴィゾ         

         

岩間 正子


岩間 正子さんの「短歌で綴るイタリアの旅」、今回はトリエステからヴェネチアへの旅のお便りが届きました。 2017年10月26日から11月3日まで、トリエステ・ウディネ・トレヴィゾを経て、ヴィツエンツア、モンタニャーナを訪れ 最後はヴェネチア滞在を楽しむ旅です。    

写真トップ:ウディネのリベルタ広場  

<10月28日 トリエステ→ウディネ→トレヴィゾ→ヴィチェンツァ泊>
・朝焼けの 突堤先の トリエステ湾 水を触ると うん?暖かい!
・黄葉が 少し始まる 木々の道 ぶどうの畑も 赤黄に染まり
・ドロミテが 高くそびえる 遠方に その先アルプス 冠雪姿    

写真上:朝焼けのトリエステ湾 

・ウディネとは 須賀さんの本 読んで知り ポルティコ巡る 可愛い街並み
・サンジョヴァンニの 時計台と 柱廊が 街の中心 リベルタ広場 
・市庁舎 リオネッロのロッジア 大理石と 豊かな木材 天井に使い 
・バロックの 飛び出すような ティエポロの 絵画ドーモの 小祭壇に 
・ティエポロの クリプタ聖堂 天井画 サラリと見えて 水彩画の様  

写真上左:ウディネのマッテオッティ広場    写真上右:サンタ・マリア・デッレ・グラチエ教会

・須賀さんが 結婚式を あげたという サンタ・マリア・デッレ・グラチエ教会
・階段上 白い柱廊 そびえたち 彼女の喜び 刻んでおり
・友人の トゥロルド神父の 祭壇で 祈ったであろう ペッピーノ氏と    

写真上左:前菜のニョッキ    

・前菜に プラムを包んだ ニョッキ2つ 姿も味も 可愛く楽しく
・メインには 子牛の煮込み 柔らかく ワインの香りと ポレンタが合い
・トレヴィゾへ 向かう途中で 事故があり 車渋滞 消防車も来て

写真上:トレヴィゾのメインストリート  

・やっと着き 土曜のトレヴィゾ 大混雑 シーレ川の音より 人の音が
・ヴェネチアの 様式パラッツオ 美しく 部屋の一部に 「売ります」の札
・あ!ラディッキオ 姿も色も 特別な ヴェネト名物 水耕栽培
・ラディッキオ エビと合わせて 前菜に 横には切れず 根本を分けて  
・少し奥 川の流れが 美しい 音をたて行く これぞトレヴィゾ
・ドーモ内 小祭壇の 受胎告知 ティツアーノ作が われらを魅了 

写真上左:八百屋の店先のラディッキオ     写真上右:ラディッキオを使った前菜

・10月の 終わりで明日から 冬時間 1時間戻し 夜を長くし
・事故のせい やっと到着 ヴィツェンツァへ もと別荘の ホテルミケランジェロ

ウディネ
●須賀敦子さんが結婚式をあげた教会

ウディネには須賀さんがペッピーノさんと結婚式をあげた教会、サンタ・マリア・デッレ・グラチエ教会があります。中心街からはずれた公園の隣。新しい18世紀頃の教会です。階段の上に白い柱廊がそびえ、聖堂内は結構広く祭壇までかなりあります。あの祭壇で友人の神父が司式して喜びの時を迎えたのです。地元の方によるとこの教会はそもそも結婚のお礼に参る教会なのだとか。ここからアクイレイアなどに旅をした須賀さんでしたが、それから6年後ご主人は急逝するのです。

 写真上:ウディネ大聖堂のティエポロの天井画

街は天井が木で出来ているポルティコが巡り、古い建物もそのままの素朴な街でした。高台の城跡に登りたかったのですが、体力が・・・ドーモや礼拝堂はティエポロというヴェネチア派最後の画家の絵で豊かにされていました。遠くから見ると水彩のようにさらりとしているのですが、天使がまるで飛び出してきそうなバロック最後期の画家なのです。ローマのイグナチオ・ロヨラ教会の飛び出して来そうな天井を思い出しました。

トレヴィゾ
●八百屋で見つけた「ラディッキオ」

2014年に訪れ2度目のトレヴィゾ。あのシーレ川の音がする街。土曜日のせいか人、人、人。 ぐるぐる歩いていると八百屋さんでラディッキオをみつけました。この地でとれる珍しい水耕栽培の野菜です。赤キャベツの変形か? 夜の食事でそれをオリーブオイルでソテーしエビと合わせたものを頂きました。なかなか切れないほど強く、根本を切り分けてほおばる・・・

 写真上:運河の流れがつくるトレヴィーゾの美しい風景  

ヴェネチアの食を支えた街、運河がどのように流れているのか掴めなかったのですが水の流れが作る美しい風景に出会う楽しい素敵な街です。大聖堂にはティツアーノの受胎告知が人々を惹きつけ祭壇よりこちらに目を奪われてしまう。

水を街中にひきいれるという発想はどこからなのか?ヴェネチアの水の上の都の影響なのだろうか? ここは 水害にはならないのだろうか?

筆者プロフィール
岩間 正子(いわま まさこ)
鎌倉市在住。初イタリアは1995年。以来、様々な国を旅した中でイタリアは10回を超えた。歴史、食文化、ユニークな街並み、どれをとっても興味は尽きない国。趣味のイタリア語も独学から始めて8年目、今は熟年クラスで月2回楽しんでいる。短歌形式の旅日記も写真とあわせるなど楽しみの一つ。

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