JAPAN-ITALY Travel On-Line

イタリア旅行情報サイトJAPAN-ITALY Travel On-line
短歌で綴るイタリアの旅 
15 Maggio 2020
Italia, Viaggio scritto in Tanka :Visite ai siti religiosi del Nord Italia

北イタリア教会・修道院巡り 
第3回  モンテキアリとパドヴァ          

         

岩間 正子


岩間 正子さんの「短歌で綴るイタリアの旅」、今回は北イタリア教会・修道院巡りの旅のお便りが届きました。 2018年9月14日から10月2日までストレーザからパヴィア、ボッビオを経てモンテキアリ、パドヴァを訪れる旅です。  

写真トップ:パドヴァのスクロベーニ礼拝堂内ジョットの壁画

<9月27日 モンテキアリ → パドヴァ → モンテキアリ泊>
1.モンテキアリ


・朝のバス 神父様から 神よりの 問いかけの機会 あるよう祈ろう
・マリア様 出現されたと 信じられ モンテキアリは 公認望む
・マリア様 全てを納めて おられたと 神父の説教 我を震わす     

写真上左:聖堂       写真上右:聖堂内でのミサ 

・出現地 フォンタネッラは 泉湧き 白赤黄の バラの聖母が
・ヴァチカンが 未公認だが その泉 手を浸したり 歩いてみたり
・バラ園は マリアの出現 信じている 人々の思い 込めて咲き誇る

写真上左:マリア像       写真上右:ご出現地 
写真上:バラ園

<モンテキアリ>
1991年80歳で亡くなった看護師ジリーは1974年11月5日、フォンタネッラでマリア様がご出現したのを目撃したと言われています。その後も 多くの人の前で彼女に出現したという事です。司教区はそれを公認しましたがヴァチカンは現在調査中との事でまだ認めてはいません。しかし赤黄白のくすしきバラの聖母としてこの街では信じられています。   

写真上:聖母マリアのご出現地

フランス・ルルド、ポルトガル・ファティマのように 何時の日かヴァチカンの公認が得られるのでしょうか? いや信じているそれだけでいいのではないのかとも思います。

2.パドヴァ
・高利貸 スクロベーニの 贖罪を 願って建立 大礼拝堂
・ジョットの絵 マリアの生涯 3層に 星の天井 青が冴える

写真上左:スクロベーニ礼拝堂表示   写真上右:回廊

・この私 仕えるために 来たのだと ペトロの足を 自ら洗い?

写真上左:スクロベーニ礼拝堂内ジョットの壁画

・この人が イエスですと 告げる為 接吻をする せつないユダは 
写真上左:スクロベーニ礼拝堂内ジョットの壁画

聖アントニオ聖堂
・死の翌年 列聖された アントニオ 失くし物の パドヴァの聖人
・あたまから 出来得る限り 失くし物を 減らして下さい だれもが祈り
・毎日が あなたの最初の 日のように 思って生きよと アントニオいい

写真上:聖アントニオ聖堂

・説教の 上手さ随一 アントニオ 舌と喉仏 聖遺物とし
・銃撃で 血染めの衣装の その一部 JPU世の 聖遺物とされ

写真上:プラート・デッラ・ヴァッレ広場

・ヨーロッパ 一広い広場 プラート・デッラ・ヴァッレ 彫像並び水路沿いに
・夕食の 前菜生ハム 花びらに ピクルスとともに この食べ方も!

写真上:前菜生ハム

<パドヴァのスクロベーニ礼拝堂と聖アントニオ聖堂>
植物園や古い大学も有名だがこの街はなによりジョットのフレスコ画で埋め尽くされているスクロベーニ礼拝堂が人々を惹きつけています。スクロベーニはダンテの「神曲」にも登場する高利貸、その贖罪のために息子が建立したのでした。

三層でマリア様の生涯とイエスの生涯と復活までが描かれています。天井はあのラピスラズリーの青の星の天井。訪れたのは3度目でしたが、いつも見入ってしまうのはユダがイエスに近づき「この人です」と知らせる場面です。イエスとユダの心を思います。弟子の足を洗う「仕えるイエス」も わたしたちの在り方の教えとして心打ちます。

もうひとつ 聖アントニオ聖堂。亡くなった翌年にはもう聖人となった聖アントニオが祀られています。アントニオは説教上手だったということで、その舌、アゴ、のどぼとけが聖遺物として祈ることが出来るようになっています。失くし物の聖人でもある聖アントニオに頭からの失くし物を減らして下さいと祈りました。その聖遺物の隣にヨハネ・パウロ二世が銃撃された時の血染めの衣装の一部が、これも聖遺物として祀られていました。犯人を許すために犯人と話合った聖人の在り方を語ってくれます。茶色い巨大な聖堂はこの街のドーモではありませんが、訪れる人々は皆このアントニオ聖堂を訪れているようです。 

パドヴァではいつも美味しいものに出会います。前回は太いパッケリにチーズと肉が詰められていたもの、今回は何でもないトマトソースのスパゲッティが絶品、写真も忘れる程.。

<9月28日  モンテキアリ → スイス・ミュスタイア → サンモリッツ泊>
・神父様 われらの荷物 軽々と バスへと運ぶ スイスへの朝
・水2本 買ったら一本 有料だよ 笑わせながら 祈りが始まる
・ブレッシャから A4号線 山越えの ぶどう畑の ヴェローナを超え
・教会の 塔のかたちは タマネギ型 りんご畑続く イタリア国境
・ところどころ 氷河が見える 山間に でもまだここは イタリア地域

写真上:国境付近

・イタリアの 最後の村は テュブレ? 白い牛が 放牧されて
・国境は バスドライバー 手続きを パスポートチェック 不要で通過

写真上左:国境付近    写真上右 スイスとの国境の検査所、このあとスイスへ



筆者プロフィール
岩間 正子(いわま まさこ)
鎌倉市在住。初イタリアは1995年。様々な国を旅した後、今はイタリアばかりで15回程。歴史、食文化、ユニークな街並み、どれをとっても興味は尽きない国。イタリア語も独学から始めて10年、熟年クラスで楽しんでいたが今は再び独学の趣味。短歌形式の旅日記も写真とあわせるなど楽しみの一つ。
http://www.japanitalytravel.com
© JAPAN PLUS ITALY - MILANO 2013 All rights reserved
月5回発行、
JITRAメルマガ
登録はここから!

メ-ルアドレス入力

メルマガ案内