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イタリアワイン料理紀行バックナンバー
 
29 March 2001

第六回 古代ローマとマラテスタ家の町


エミリア・ロマーニャ州 リミニ
Emilia-Romagna - Rimini



 人口約13万人の中都市リミニRiminiは、エミリア・ロマーニャ州Emilia-Romagnaのアドリア海側。有名なサン・マリーノ共和国Repubblica di San Marinoはお隣り。前回訪れたヴィアレッジョViareggioとは半島をはさんでちょうど反対側になる。ヨーロッパの中では夏のリゾート地としていわば草分けで、また最大級(ホテル総数1400)の存在である。

 とはいえまるっきりのバカンス地ではない。リミニ県の県庁所在地で、行政的な中心地であると同時に、古代ローマや15世紀のマラテスタMalatesta家の支配時代のものをはじめとする歴史的建造物、美術品なども多く残る、バランスのとれた興味深い都市である。

 さて本題のリミニ料理。実は「リミニ料理」なるカテゴリーはあまりはっきりしていないようだ。州内でも特にボローニャ以東の"ロマーニャRomagna"と呼ばれる地方の料理としてひとまとめにされることが多い。海岸線にあるこのリミニでも古くから山の幸、海の幸の双方を食してきた背景があるようだ。

 じつは昔からの料理を出す店で、山のものも海のものも両方出してくれるところが無い。難しいことを考えず、食べたい方をと考えて、「海」を得意とするリストランテ"ラウラ" Ristorante Lauraを訪れた。はたしてリミニもヴィアレッジョに負けず劣らずの大ヨットハーバーを建設中で、当店の目の前はお世辞にも景色は良くない。「ただし来年には海辺でももっとも眺めの良い場所になることを見越して昨年ここに移転した。」と語るのはオーナー、コスタCosta氏。一家は1975年からレストラン経営にたずさわっている。近くの高級リゾート地リッチョーネRiccioneにも店を持っているという。

 料理は今回もおまかせで。まず前菜がずらり。日本でもおなじみボンゴレの白ワイン蒸し、エイや、殻の柔らかい蟹、シャコをさっと茹ででレモンを絞ったもの、鱈と紫玉ねぎのサラダ、これも定番ひしこ鰯のマリネ(ただし新鮮そのもの)等々。そして付き合ってくれたリミニの友人が、得意になって食べ方を披露してくれたのが、濃いトマトソースのかかったルマッキーニLumacchiniと言う小粒の巻貝。彼がちょんと楊枝でつついてつるりと食べて見せる。申し訳ないがその手のものは我々日本人の最も得意とするところで、最後はこっちの貝殻の山の方が大きくなった(あまり自慢にならないが)。この濃いソースが美味しい。「当たり前の材料の他に何かはいってますね?」と店の主にたずねたが、笑顔ではぐらかされた。

 パスタ類は、鯛の白身をつめたラビオリ。イカを中心とした魚介のタリオリーニ(細めの生パスタ)。生パスタ類はイタリア中どこへ行ってもそれぞれの形や味付けで食べられるが、やはりエミリア・ロマーニャ州はこの"イタリア卵麺"の大御所だろう。もちろん当店の自家製だ。さらにはボンゴレやムール貝などのむき身とトマトソースのリゾット。若干味付けが濃いが、貝類の身がぷりぷりしていて美味しい。

 メインはオール魚介類のグリルとフライ。大皿からこぼれるぐらいあって、一瞬で食べきれないと判断したが、その心配をしている暇もなく白身魚のグリルが別皿でやって来た.....。前回同様、多少ひきつりながりも一応は喜んで見せた。が、レモンをさっとかけて一つ二つとつまむうち、特にフライ類がとてもあっさりして"軽い"ので、結局ほとんどを片付けてしまった。

 先月から連続して魚介三昧となった。シンプルなものが多いためかもしれないが、不思議ともたれたりしないのはなぜだろう。そんなどうでも良いことを良い気分で考えながら、かつての漁民達が住み着いていたという地域を散歩する。

 帰りの列車にはまだ時間がある。少し道に迷ったが、幸いにもかつてはマレッキア川Marecchiaの河口であったという運河へとひょっこり出た。と、目の前には、二千年近く前からそこにあるという、ローマ時代のティベリウスの五連アーチの橋Ponte di Tiberioが、夕闇の中ひっそりと佇んでいた。
  photo1
マラテスタの聖堂

  photo2
濃厚!ルマッキーニのトマト煮

  photo3
魚介のタリオリーニ

  photo4
ビアンカーメ種は海の幸にぴったり。

  photo5
フリットとグリル各種

  photo6
ティベリウスの橋


店名: リストランテ・"ラウラ" 
    Ristorante "Laura"

住所: Via Ortigara 76, 47900 Rimini(RN)
電話番号: (国番号39) 0542-21631
休日: 月曜日と火曜日


アクセス
●電車利用
ミラノからアンコーナ方面行きユーロスターで約3時間。インターシティーその他で3時間半から4時間。ボローニャからは1時間程度。
駅からは市の中心部までは歩いて行けるのでまず散策してみることをお薦めする。中心部から海岸沿いの当レストランへはタクシー(5分ほど)を利用した方が良い。

●車利用
ボローニャから高速道路AutostradaA14をフォルリForlì リミニRimini方面へ。リミニ南Rimini Sudでおりる。


著者プロフィール

R.Tokimatsu
元ミラノ在住ビジネスアドバイザー

 




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