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15 novembre 2009

LEZIONE 123 〜 レトリック編/推量の表現(1)

高田 和文




「レトリック編」では、イタリア語の会話をよりスムーズに進めたり、相手を効果的に説得するためのさまざまな言い回しを取り上げています。今回は「・・・かもしれない」「おそらく・・・だろう」という推量・推測の表現を勉強します。これらの表現は、文脈や状況によって微妙なニュアンスになることが多いので、いろいろな言い回しを覚えておいて、その場に合ったものをうまく使えるようにしましょう。

キーフレーズ
Potrebbe essere ....  ・・・かもしれない
ポトレッベ エッセレ....

Può darsi che ....  たぶん・・・だろう
プォ ダルスィ ケ ....

●こんな場面で

1)Potrebbe essere .... は「・・・かもしれない」という意味の表現です。文字通りは「・・・もありうる」という意味で、動詞が条件法の形なので、一般にはかなりその可能性が低い場合に使います。あとにいろいろな動詞の原形を続けると「・・・するかもしれない」という表現になり、いろいろな場面で応用できます。また、相手の言ったことを受けて、Potrebbe essere.(それもありうる)というように、単独の表現として使うこともあります。

Questo film potrebbe essere divertente. この映画は楽しいかもしれない。
クェスト フィルム ポトレッベ エッセレ ディヴェルテンテ

Potrebbe essere Franca che ha lasciato la chiave.  鍵を置いていったのはフランカかもしれない。
ポトレッベ エッセレ フランカ ケ ア ラッシャート ラ キアーヴェ

Potrebbe succedere qualche incidente.  何か事故が起きるかもしれない。
ポトレッベ スッチェーデレ クァルケ インチデンテ

2)Può darsi che.... は「たぶん・・・だろう」「・・・かもしれない」という意味の表現です。che のあとに使われる動詞は接続法の形にします。可能性の程度は文脈や状況、話す人の口調などによって変わります。「おそらく・・・にちがいない」というかなり断定に近い言い方から、「ひょっとする・・・かもしれない」といった単なる推量・憶測を示す表現まで、ニュアンスがさまざまに変化します。実際に使いながら、違いを覚えてゆくようにして下さい。また、相手の言ったことを受けて、Può darsi.(そうかもしれない)というように、単独で使うこともよくあります。

Può darsi che questo computer sia guasto.  このコンピューターはたぶん故障しているのだろう。
プォ ダルスィ ケ クェスト コンピューター スィア グァスト

Può darsi che Luigi sia già andato via.  ルイージはもう帰ってしまったのかもしれない。
プォ ダルスィ ケ ルイージ スィア ジャ アンダートヴィーア

※編集部より
高田先生が講師をなさったNHKラジオのイタリア語講座が、この4月から再放送されています。入門編のわかりやすい講座です。ぜひお聴き下さい!
『アンコールイタリア語講座』
NHKラジオ第2 放送:(月〜土) 午後11:20〜11:40 (入門編は月〜木)


講師プロフィール

高田和文(たかだ かずふみ)
ローマ日本文化会館館長。大学やテレビ・ ラジオの講座におけるイタリア語教育、イタリア演劇の研究・紹介活動などが認められ、2006年5月イタリアのカヴァリエーレ勲章を授章。著書に「話すためのイタリア語」(白水社)、「NHKスタンダード40イタリア語」(NHK出版)など。     
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