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4 January 2001


6. バールの1日

大澤 祐子


 


photo
ミケーレのバールで 




  イタリアの街角に必ずあるものと言えばバールbar(喫茶店)。最近は日本でも同じようなスタイルの立ち飲み喫茶が増えているが、イタリアのバールはいろんな面 でとても便利な存在だ。コーヒーを飲む以外に、店によってはバスの切符、トトカルチョtotocalcio(サッカーくじ)、たばこも販売している。また、町の情報交換の場ともなっている。バリスタbarista(バールの店主)を通 して、近所の出来事はもちろん、求人情報,貸し部屋情報なども入手可能な場合もある。そして、きわめつけは、公衆トイレのほとんどないこの国で「ちょっと困った」ときにトイレを借りるのがバールだ。トスカーナ州フィレンツェFirenzeでそんなバールを経営しているミケーレと知り合った。

ミケーレの1日は、朝5時半のシャワーから始まる。6時に店を開け、最初のお客さんを待つ。ちなみによく知られていることだが、イタリア人の典型的な朝食は実に簡単かつ不健康。あの超濃縮のエスプレッソespressoにコルネットcornetto(イタリア版クロワッサン)。それだけだ。良くてエスプレッソが牛乳入りのカプチーノcappuccinoになる程度。そんな朝食を通 勤途中にさっと済ましていくお客さん達で店の中はごったがえす。この朝食ラッシュは11時頃までつづき、そのあと1時間ほどひっそりとして、昼食タイムになる。バールでもプリモなどの軽食をランチタイムに提供してよいことになっている。余談だが、ミケーレの店のようにフィレンツェの中心から少し外れたバールではこのサービスをしている店が多い。毎日日替わりでプリもを中心に色々な軽食を用意している。値段も手頃なのでパニーニpanini(サンドイッチ)に飽きたら、「バールのランチ」をぜひ試して欲しい。

さて、バールはランチタイム後3時あたりから、客足がぐんと減り、ミケーレもなじみの客とカウンター越しに世間話をしたり、ソファーに腰掛け新聞を読んだりして比較的のんびりする。そして、6時くらいから、仕事を終え家路につく前に、またはレストランで食事をする前にアペリティーボaperitivo(食前酒)をとるお客さんを迎え、午後8時に閉店する。同じバールでも、店の立地とコンセプトによってタイプが異なり、ミケーレの店は典型的な都市近郊の地元に住む人、働く人のためのバールだ。他に若者向けに深夜まで営業している店、町の中心にある観光客向けの店などがある。バールのお客さん達を観察するとイタリアの生活の一面 を覗いた気分になれる。


著者プロフィール

大澤 祐子(おおさわ ゆうこ)
小田原出身。食品製造会社に勤務。98年7月よりイタリアに渡る。語学学校、料理学校を経て、グッビオGubbio,キャンティChiantiのレストランで料理修行を積む。

 




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