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18 January 2001


7. イタリア職業訓練校

大澤 祐子


 


photo
職業訓練センターの皆と。




  イタリアの失業問題は慢性化しているとされている。しかし、これは一般論であって、実際には地方によって状況は異なる。私の通った職業訓練センターのあるエミリアロマーニャEmiriaRomagna州レッジョエミリアReggioemiriaの町はイタリアで失業率の最も低い地域の一つだ。

様々な方面で料理学校または料理コースを捜していた私は、偶然に旅の途中でこの町のこの職業訓練コースの存在を知った。レッジョエミリアの町から、さらにローカル線を乗り継いだこの地方独特の牧草畑の広がる平野の真ん中にあるカブリアゴCavriagoの町に、この女性失業者のための職業訓練センターはある。高級所得者の多いこの田舎町ではあるが、このセンターは女性の社会参加を支援する目的で設立された。私の参加した料理助手コースの他に、ウエイトレス、老人介護などのコースがある。料理助手コースは17歳から40歳代の女性参加者15人でスタートした。外国人は私の他にフランス人が1人。半数はすでに結婚して子供のいる主婦だった。指導するのはシニョーレ、レナート。自らもレストランを経営している。

授業は実習主体に進められた。そしてはっきり言って無計画だった。朝8時半の開始時刻に学校に来ているのは大抵2,3人。その2,3人でまずコーヒーブレイクの準備をする。9時にコーヒーブレイクを取りながらレナート(ここでは先生も名前を呼び捨てにされていた)が「今日はこれを作ろうか」とその日のプランツォpranzo(昼食)のメニューを決める。その頃には徐々に集まってきた生徒は料理ごとのグループに分かれ10時頃から準備に取り掛かる。昼食のほかに毎日他のコースのためのコーヒーブレイクの準備があり、時にはセンターへの来客のための特別料理なども作った。

レナートは知識も技術もありコックとしては一流だが、電話がなると実習室から消えしばらく戻らず、その日の気分で態度が大きく変わる。最初のうちは「こんな指導者ってあるだろうか?」と悩まされた。しかし、このコースで手打ちのパスタ,各種ドルチェdolce(洋菓子),エミリアロマーニャの郷土料理などいろいろ習ったことは多い。要するにやる気さえあれば学べるということなのだ。


著者プロフィール

大澤 祐子(おおさわ ゆうこ)
小田原出身。食品製造会社に勤務。98年7月よりイタリアに渡る。語学学校、料理学校を経て、グッビオGubbio,キャンティChiantiのレストランで料理修行を積む。

 




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