ピエモンテ州 政府公式ページ
トリノの見所
Luoghi da visitare a Torinoo

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■トリノのシンボルSimbolo di Torino
モーレ・アントネッリアーナの極めて特徴的な形を持つ尖塔は、トリノの町や遠くの山々を背景としたトリノのハイライトを形成しているだけでなく、イタリアおよび世界にトリノのイメージを発信する記念碑的なシンボルともなっています。この大建築物はトリノが工業的に重要な役割を担いかけた時代である1863年から1889年にかけて建造されました。今日では国立映画博物館が置かれています。


モーレ・アントネッリアーナと国立映画博物館
La Mole Antonelliana e il Museo del Cinema

元々、この建物は、カルロ・アルベルトが認可したユダヤ人の自由獲得を記念してユダヤ教寺院とする目的で建設され、設計はアルベルティーナ・アカデミー建築学部長のアレッサンドロ・アントネッリAlessandro Antonelli (建築家1798-1888) に委嘱され1863年着工されました。ところがこの当初計画は内容が拡大しコストがかかりすぎることになり、結局、トリノ市に委譲されトリノ市のもとで1889年に完成されました。設計者の没後1年後のことでした。

その後、この建築物の持つ特徴的なスタイルがトリノのシンボルとなりました。高さ167.5メートルの大タワーであり展望台のある大きなクーポラを持ち、その上には細い尖塔があります。建築当時はヨーロッパの壁作り建築物として最長を誇っていました。その後、現在の石張り金属構造で再建されました。現在、国立映画博物館Museo Nazionale del Cinemaが置かれており、世界唯一の垂直型構造ミュージアムとなっています。1900年代初頭にイタリア映画発祥地となったトリノはこの種のミュージアムを置く最適の場所といえましょう。

同博物館は、高速展望エレベーターで頂上の「テンピエット」と呼ばれる展望台にビジターを運びます。エレベーター到着点の頂上からは、トリノとそのまわりを囲む丘や山のパノラマを360度楽しむことができます。この博物館は非常にユニークな展示方式を持ち、イタリアの博物館の中でも最も魅力的なものの一つとされています。様々な映画の世界を散策するというコンセプトでつくられており双方向方式の仕組みを持つため、映画愛好家はもちろん、家族連れ、子供にも適しています。総展示面積は3200平米で、全5階で構成されています。「映画考古学」「映画機械」「ポスター・コレクション」「ビデオ・インストレーション」そして「大ホール」があります。さらに、地上階、エントランス、ブックショップなどがあります。
特に「大ホール」はスペクタクルで広大なホールです。映画の大傑作に捧げられた13の「チャペル」が周りを囲み、ゆったりとしたラウンジ・チェアーに座って、クーポラ内部に映写される映画を鑑賞できます。さらに、らせん型通路を進むこともできます。

自動車博物館 Museo dell’Automobile
イタリアで唯一、世界でも最も歴史のある博物館の一つである「自動車博物館」がイタリア統一150周年を記念して全面的にリニューアルを行い2011年3月18日に再オープンしました。 建築家チーノ・ズッキ設計、フランソア・コンフィーノの展示構成により、同博物館の展示コースは大幅に拡大されまったく新しい形に生まれ変わりました。新博物館は社会の重要な変遷を通して交通手段から人々の憧れの対象へと変化してきた自動車の歴史を語ります。


■トリノの散策Passeggiata a Torino
クアドリラテロ・ロマーノQuadrilatero Romano

トリノの町における古代ローマと中世の時代の中心はカステッロ広場西にあるクアドリラテロ・ロマーノQuadrilatero Romanoであり、バイタリティ溢れる地区となっています。
このクアドリラテロ・ロマーノには、古代ローマ時代の碁盤目状道路が現在も残っているため、タテヨコ直線的に進むことになります。カステッロ広場西側から出発し、ガリヴァルディ通りを進んでください。ショップの立ち並ぶこの通りは、元来は古代ローマ幹線道路であったもので現在はヨーロッパ最長級の歩行者天国となっています。
この通り周辺の見所はポルタ・パラッツィオの大市場、市庁舎、サヴォイア広場、聖骸布(シンドーネ)博物館などです。この付近の建築物は近年修復が進み、また著名レストランやトレンディなお店などもあるため、今日、この地域はファッショナブルで夜も人が沢山集まる地域の一つとなりました。

聖骸布(シンドーネ)博物館Museo della Sindone
シンドーネと呼ばれるのは長さ4.37m、幅1.11mの麻の敷布です。十字架に掛けられた死者の体の跡のある布であり、キリスト教の言い伝えでは、キリストが十字架に掛けられた際に包まれていた聖骸布だといわれています。聖骸布(シンドーネ)博物館は、聖骸布国際センターにより設立され、1998年から、サンティッシモ・スダリオ教会のクリプトに設置されています。ここでは聖骸布とその科学的研究と信仰の歴史を辿ることができます。

当博物館は毎日9時から12時と15時から19時まで開館しています。下記電話番号への電話予約やメールでの予約も可能です。
+390114365832 (fax +390114319275)  Email: sindone@tin.it

トリノのポルティコとガレリアI Portici e le Gallerie di Torino
トリノの都市構造で最も大きな特色は「ポルティコ」と呼ばれるアーケードの存在であり、古い歴史を持ちますが現在にも通じる利便性を備えています。トリノには実に総長118キロにおよぶポルティコがあり大変長い距離をこの「屋根付き道路」を通って散策することが可能です。カステッロ広場とポー通りの古くからの屋根付きの通路から、歴史的地域を形成する大広場(サン・カルロ、ヴィットリオ、カルロ・フェリーチェ、デッラ・レップブリカ、スタトゥート等の広場、)そして大通り(ヴィットリオ・エマヌエル2世通りからマッシモ・ダゼリオ通り、チェマイア通りやローマ通りまで)にまでポルティコが設けられています。
また、ガッレリア・デッリンドゥストリア・スバルピーナla Galleria dell'Industria Subalpinaを通るのもおすすめです。チェーザレ・バッティスティ通りからカステッロ広場に通じているガッレリア(天井付き通路)です。1873年にピエトロ・カッレーラの設計により建てられたものであり、このガレッリアはその後拡大され、鉄とガラス製の天蓋の部分に見られるようにパリの商店街の優美さを加えました。


ポー川に沿ってLungo il fiume Po イタリア最長の川であるポー川は、トリノ市内を横切るドーラ川とともに、常にピエモンテの首都トリノの魂の一部とされてきました。ポー川は歴史的中心地の東側を通り、瀟洒な広場、広い公園や庭園の間を流れ、夏にはトリノ・ナイトライフの中心にもなります。
ポー通りVia Poは、カステッロ広場からポー川に面して広がるヴィットリオ・ヴェネト広場Piazza Vittorio Venetoにつながる通りです。トリノ名所の一つの通りであり、両側にポルティコが並び、遠景には丘の上のグラン・マドレ教会chiesa Gran Madreの正面が臨めます。ショップ、歴史的カフェ、古本露店、新聞雑誌売店などが立ち並ぶユニークなポー通りではどんな時間帯でもきままな散策を楽しめます。

ヴィットリオ広場には多種多様な歴史的なカフェやレストランがあります。夏にはムラッツィMurazzi(ポー川沿い散歩道)付近で、バール、クラブ、レストランなどが大勢の人で混みあいます。
ポー通りの前方に見える橋が、ヴィットリオ・エマヌエル一世橋Ponte Vittorio EmanueleIであり、ナポレオン時代に建設されました。ポー川西岸の南に進むとヴァレンティーノ公園il Parco del Valentinoがあります。トリノ最大の公園で中にはヴァレンティーノ城Castello del Valentinoがあります。


歴史的カフェCaffè storici
古きトリノの栄華の中には歴史的カフェも入ります。カフェには誰もが期待するものすべてがあります。アンティークな木の家具、ベルベットのクッション、感じのよい沢山の座席、大理石の華麗な小テーブル、鏡やシャンデリア、フレスコ画で飾られた天井など。この雰囲気の中にコーヒー、チョッコラータ、ドルチェ、クラシックタイプのカクテルなどの香りが漂っています。

中でも歴史があり有名なカフェはトリノを代表する二つの広場、サン・カルロ広場とカステッロ広場にあります。たとえば、カステッロ広場では1873年創立のバラッティ&ミラノBaratti & Milan (Piazza Castello 27), 1909年創立の調度品がことのほか華麗なムラッサノ Mulassano (Piazza Castello 15) 。サン・カルロ広場にあるのは、1822年創立のカフェ・サン・カルロil Caffè San Carlo (Piazza San Carlo 156) で1832年に、ガス照明設備を伴うイタリア最初のカフェとなりました。そして1903年創立の カフェ・トリノCaffè Torino (Piazza San Carlo 204) で、エレガントなリバティ様式が勝ち誇っています。両カフェとも1世紀以上の歴史を誇るバロック栄華の殿堂です。
同様に魅力的なのが、1866年創立のアブラーテl'Abrate (Via Po 10)です。ポー通りのポルティコ下には、カフェ・フィオリオCaffè Fiorioもあります。ここはカフェ自体の美しさのためだけでなくリソルジメント時代の大物大臣たち(カブールからダゼリオ、ラタッツィからアルフォンソ・ラ・マルモラ)が頻繁に通ったことの有名なったともいわれています。

トリノのカフェの大多数は、店の前に小テーブルを置いています。広場に面した場所に、あるいはカフェ・エレナCaffè Elena (Piazza Vittorio Veneto 5) のようにポルティコの下にも小テーブルをおく店もあります。一方、トリノの古くからのカフェとして最も典型的なのが、アル・ビチェリンAl Bicerin (Piazza della Consolata 5)で、1763年にオープンした店で打ち解けた雰囲気で木製調度がほどこされています。コンソラータ教会前の小さな広場にありヴィットリオ・エマヌエル2世通りCorso Vittorio Emanuele IIのポルティコ下には著名人が訪れることで知られるカフェ・プラッティCaffè Platti (1870)があります。


リンゴットと「イータリー」 Lingotto e Eataly
リンゴットは、フィアットと当時の工業世界における最大規模工場の一つであり、フィアットに近代的な大工場を創りたいという初代ジョヴァンニ・アネッリの願望により1923年にオープンしました。この時代、フィアットには4万人もの労働者が流れ作業に従事していました。とはいえ、生産システムの大幅な変化のためにリンゴット工場は時代遅れのものとなり、80年代に建築家レンツォ・ピアーノにより、多目的施設と変換し国際会議をはじめ、書籍見本市や、サローネ・デル・グストil Salone del gustoなどの国際見本市を開催することができる場所になりました。
現リンゴット施設内には、オーディトリウム(コンサートホール)、国際会議場、見本市会場などがあります。リンゴット頂上には円形ガラス張り「ボッラBolla」 と「飛ぶ絨毯の宝箱Scrigno con tappeto volante」があります。前者はVIP用の特別会議室で、後者は「ジョヴァンニとマレッラ・アネッリ絵画館Pinacoteca "Giovanni e Marella Agnelli"」であり、アネッリ家のコレクションを市民に公開したものです。

リンゴット脇の「カルパーノCarpano」というヴェルモットの歴史的工場があった場所に、食文化の拠点「イータリーEataly」が誕生しました。様々な人々を対象とした多数のレストランに加え、リーゾナブル価格で「高品質の各地の特産品や食材」を提供することを目的としています。戦略的コンサルタントとしてスローフードSlow Foodの協力を得て、Eatalyは、イタリア各地の地元産食品を集め、各種イベント、テーマ別の夕べ、著名シェフの夕食会、食文化講習会などを開催しています。

コンソラータ教会Santuario della Consolata
コンソラータ広場はトリノで最も魅惑的な小広場の一つであり、ここにはトリネーゼから大変愛され親しまれている教会、コンソラータ教会があります。この教会の現在の建物主要部分は1678年に蘇るもので、グアリーノ・グアリーニの作であり、この場所にあった古くからの教会と新しい部分と大変巧みに統合化されました。この小広場や周辺の通りには有名なアル・ビチェリンをはじめトリノの人々が頻繁に訪れる店が多数あります。


スーペルガ聖堂La Basilica di Superga
トリノを囲む丘の中で最も高い丘の頂上(669m)にあり、ここからトリノの町や後ろにそびえる山々の眺望は大変素晴らしいものです。スーペルガ聖堂Basilica di Supergaは、フランスに対する1706年のサヴォイア王朝の勝利を記念して建立されたものです。この教会はバロック建築の傑作であり、フィリッポ・ユヴァーラにより建設され、1731年に完成されました。内部は、織物や彫刻で装飾された複数の礼拝堂に囲まれた円形をしており、天井には高さ75mのクーポラがあります。地下には、ヴィットリオ・アメデオ二世からカルロ・アルベルトをはじめとする、1731年以降に埋葬された歴代王の墓が置かれています。上述したように、クーポラに上って驚くほど素晴らしいパノラマを享受することもできます。ポー川やドーラ川に囲まれたトリノの町、グラン・パラディーソのアルプス山脈、そしてチェルヴィーノ(ドイツ語名マッターホルン)やモンヴィーゾ山、そしてモンテ・ローサ山などの山頂を望むことができます。

サッシ駅・スーペルガ駅間の「歴史トラム」 Tranvia Sassi-Superga
ここでは1884年にケーブルカーとして始まった伝統が今も継続されています。1934年には「トラム」に形体を変え、オリジナル車体で一昔前の旅と忘れがたい景色を訪れる人に提供しています。サッシ駅からスーペルガ駅を結ぶ3100メートルの路線で、緯度の差は425mあり、海抜625mのスーペルガ駅まで登ります。

果物博物館 「フランチェスコ・ガルニエール・ヴァレッティ」
Museo della Frutta "Francesco Garnier Valletti"

この果物博物館は、1800年代末にフランチェスコ・ガルニエール・ヴァレッティが製作した果物人工模型の驚くほど見事なコレクションを展示しています。果物模型は 梨、リンゴ、桃、スモモ、桜んぼ、アンズ、ブドウなどで千点以上の模型が展示されています。さらに、職人、芸術家、そして科学者であった稀有な天才、フランチェスコ・ガルニエラ・ヴァレッテFrancesco Garnier Valletti (1808 - 1889) の生涯や業績を知ることができます。


関連データ

モーレ・アントネッリアーナと国立映画博物館
La Mole Antonelliana e Museo di Cinema

Mole Antonelliana, Via Montebello 20 Torino
Tel +39 011 8125658 Fax +39 011 8125738
info@museonazionaledelcinema.org
http://www.museonazionaledelcinema.org
開館時間 : 火曜―日曜: 9.00-20.00 土曜: 9.00-23.00 月曜休館
映画博物館入館料 (大人) € 7.00
映画博物館 + 展望エレベーター料金 (大人) € 9.00
展望エレベーター料金 (大人) € 5.00

自動車博物館Museo dell’Automobile
Corso Unita d’Italia, 40 10126 Torino
Tel. +39011677666/7/8 Fax +390116647148
http://www.museoauto.it
開館時間: 月曜 10:00 - 14:00  午後休館; 火曜 午前休館, 午後 14:00 - 19:00; 水曜, 木曜、日曜: 10:00 - 19:00; 金曜 土曜: 10:00 - 21:00
入館料(大人): € 8,00

シンドーネ博物館Museo della Sindone
Via San Domenico 28, Torino
Tel +390114365832
http://www.sindone.org
開館時間:全日 9:00 - 12:00   15:00-19:00. 入場料(大人): € 6,00

リンゴット見本市Lingotto Fiere S.r.l
Via Nizza, 294 - 10126 Torino
Tel. +39.011.6644111   Fax +39.011.6646642
info@lingottofiere.it
http://www.lingottofiere.it/

イータリーEataly
Via Nizza, 230 int. 14 - 101026 Torino
Tel. +39.011.19506801   Fax +39.011.19506899
http://www.eataly.it/
イータリートリノは毎日10時から22:30まで開店
レストラン 11:45 - 15:15  18:45 - 22:15
休館日:
1月1日、イースター、4月25日、5月1日, 8月15日, 12月25日、26日

コンソラータ教会Santuario Basilica la Consolata
Via Maria Adelaide , 10122 Torino
Tel +39 011 483.6111  Fax +39 011 483.6120
info@laconsolata.org
http://www.laconsolata.org/

スペルガ聖堂La Basilica di Superga
Strada della Basilica di Superga 73, 101023 Torino
Tel. +39 0118980083 Fax +39 011 8997456
http://www.basilicadisuperga.com

サッシ・スペルガ間 歴史トラムTranvia Sassi-Superga
Stazione Sassi - Piazzale Modena 6 - 10132 Torino
Tel +39011.5764733
料金(大人)
週日: 片道 € 2,00, 往復 € 4,00
土曜・日曜 祝祭日: 片道€ 3,50往復 € 5,50
http://www.comune.torino.it/gtt/turismo/sassisup.shtml

フランチェスコ・ガルニヤ・ヴァレッティ果物博物館
Museo della Frutta "Francesco Garnier Valletti"
Via Pietro Giuria 15, Torino
Tel. +390116708195
info-museodellafrutta@comune.torino.it
www.museodellafrutta.it
開館時間: 月曜―土曜  10:00 - 18:00


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