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私の住む町Travel案内  バーリ Bari
15 novembre 2010

■私の住む町番外編(2)
バーリのルーツめぐりでタイムトリップ


地下遺跡
i siti sotterranei

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案内人 豊 博江



イタリアでは旧市街だけでもかなりの史跡めぐりを楽しめる。初めて聖ニコラ教会のクリプタ(地下墓所)を訪れて以来、さらなるルーツである地下遺跡やクリプタなどを見つけると、小さなタイムトリップを楽しむようになってしまった。

そんな訳で、2009年大聖堂 Cattedraleのクリプタのさらに地下スッコルポ Succorpoが公開されたことは、私にとって心躍るニュースであった。長い年月、納骨所とされていたため、1966年より遺骨や溜まった水の除去作業から始められる。そして5世紀の「ティモテオのモザイク」や初期キリスト教会の壁、地上にそびえるプーリア・ロマネスク様式の大聖堂を支える柱が再び現れた。さらに1〜4世紀のローマ時代の建物のモザイクや碑文も展示されている。北側、大聖堂の隣には地下2mの深さに位置する9世紀の礼拝堂跡にもつながっていて、小さいながらも見どころがいっぱい。

またパラッツォ・スィーミ Palazzo Simi(16世紀)でも、1世紀ローマ時代の基盤とフレスコも残る10世紀ビザンティン教会跡、中世邸宅の壁の一部が一箇所に見られ面白い。プーリアの考古学センターでもあり、すべて見学は無料!

地下といえば、ノルマン・ズヴェヴォ城 Castello Norman Svevo(12世紀)にもビザンティン居住跡が城内3m地下に発見されており、サンタポッリナーレ教会ではないかと云われる三身廊が残っている。13世紀ドイツ・シチリア王フェデリコ様式に、15世紀末にはアラゴン朝が城壁を強化するとともに、イザベッラ公爵夫人と娘ボナ・スフォルツァはルネッサンス様式の女性らしい住居に変身させ、ブルボン王朝以降は軍事施設、歴史に翻弄された城の深くにもルーツは眠っている。


番外編・データ

大聖堂 Cattedrale
Piazza d’Odegitria,1
080-5210605
平日8:00-12:30/16:30-19:30 日祝8:00-12:30/17:00-20:30(宗教行事による)

地下遺跡 スッコルポSuccorpo
大聖堂の右側廊からクリプタへ降りると入り口がある。
開館時間9:30−12:30 金曜日休み
入場料: 3ユーロ

パラッツォ・スィーミ Palazzo Simi
スパラーノ通りから真っ直ぐ旧市街へ入り、車通行のアーチをくぐって50m進むと駐車場(大聖堂裏にあたる)。右1本目の通りを曲がると図書館(Biblioteca S.Teresa dei Maschi)に突き当たり、すぐ右に曲がる。
Strada Lamberti
080-5275451
開館時間: 9:30-18:30入場無料

ノルマン・ズヴェヴォ城 Castello Norman Svevo
Piazza Federico II di Svevia, 4
開館時間: 9:30-19:30 (チケットオフィスは閉館1時間前まで)年中無休
入場料: 2ユーロ 18歳〜25歳 1ユーロ、65歳以上無料

※絵画館の情報およびバーリへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。
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