JAPANITALY Travel On-line

イタリア主要都市 観光・情報ガイド
私の住む町Travel案内  フィレンツェ Firenze
15 Luglio 2013

■SHOP/お買物はここで(4)
優雅なトスカーナ伝統リネンの老舗



ブサッティ
Busatti



                  >>> フィレンツェインデックスページへ

案内人 大平美智子



中世の頃より金細工や革製品、織物などの地場産業で栄えたフィレンツェ。現在でも市内や近郊に数多くの老舗工房が残り、いにしえからの伝統と技を今日に伝えている。その一つが1842年創業という伝統リネンの老舗、ブサッティ。清々しい白や生なりの天然素材の布製品に囲まれた店内には、刺繍入りのハンドタオルやナフキン、中世スタイルの織り模様の入った麻のテーブルクロスやベットリネンなど、お手製ならではのぬくもりを感じさせる優雅な品々がディスプレイしてある。

いまでも完全なる手作業というブサッティの伝統工房のあるアンギャーリ市(アレッツォ県)は、レオナルド・ダヴィンチ作の幻の壁画となってしまった「アンギアーリの戦い」でも有名な土地で、とりわけ織物や木工細工の工房の地場産業が盛んな地方。かつてトスカーナ大公の直轄領であった時代には、各農家には養蚕や織物が奨励され、修道院などから優雅な意匠が編み出されていったという。

古来よりのタオルというか手拭きは、基本が綿、高級ものは麻を織ったもので、飾り用の縦糸を長く残し、一本一本、等分に数えて手作業で結び目飾りを作って行くのだが、恐ろしく細かく、そして時間のかかる作業らしく、ベテランでも根を詰めてもいいところ2時間ぐらいだそう。修道女が編み出したというジリウッチョというフランジ部分に、さらにもう一捻りの撚りを効かせた飾りなど、まさに糸の工芸品である。麻のタオルは固くて、という方にはスポレートの綿タイルの老舗、マーストロ・ラファエル社の品のある刺繍入りの高級パイル地タオルもおすすめ。

実はイタリアでも現在では綿のパイルタオルが基本。でもインテリアに凝る家庭も多く、このような手の込んだ麻タオルなどがおいてあるとクラス感アップに役立つのだ。すべてハンドメイドなので、完全オーダーも可能。生地や刺繍の模様や色、イニシャルなど自由なデザインでお願いできるのも魅力。オンリー・ワンな旅の思い出としてオーダーしてみてはいかがだろう。


ショップ・データ

Busatti / L’Altrarno di Ariele Bartolini
ブサッティ

住所: Borgo San Jacopo 38R 50125 Firenze
Tel: 055-289268
www.busatti.com
営業時間:10:00-13:30, 15:00-19:30 日曜は午後のみOPEN。冬期は日曜休み
場所:ヴェッキオ橋をわたってすぐ右の小道、Borgo San Jacopoに入り、右側の数軒目のインテリア・リネンショップ。
値段の目安: 
ラ・フランジャ La frangia 麻製/長フランジ飾り付きハンドタオル 54ユーロ
ラ・フランジャ La frangia麻製/短いフランジ飾り付きハンドタオル 35ユーロ
ラ・フランジャ La frangia綿製/短いフランジ飾り付きハンドタオル 35ユーロ
ジーリオ Giglio麻製/ 中世柄織りテーブルクロス 100×100cm 171ユーロ
ストロフィナッチョStrofinaccio /中世柄織りタオル 17ユーロ

オーダーの場合
出来上がりは大きさにもよるがオーダーしてから約2週間から1ヶ月。日本に配送してくれる。

※フィレンツエへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。


http://www.japanitalytravel.com
©  JAPAN PLUS ITALY - MILANO 2013 All rights reserved.