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編集後記
2018年5月15日
JITRA編集室 大島悦子

●トリエステから、サルデーニャから、そしてミラノからと、3つの新連載がスタートします。
今号から、3つの新連載がスタートします。一つは、トリエステ在住の原田光嗣(はらだみつぎ)さんの「海と風の町 トリエステに生きる」。原田光嗣さんはトリエステのコンセルバトリオ(国立音楽院)に留学され、卒業後、室内オーケストラのコントラバス奏者として活躍されています。

写真下左:@トリエステ市街地と充実した港湾設備   写真下右:Aバチカン記念コンサート(右が筆者)

トリエステに住んで12年という原田さんには、トリエステとの出会いの経緯、現在のお仕事や生活、そして「僕を懐深く迎え入れてくれたトリエステの街」の見所などをつづっていただきます。第1回の今号は「トリエステと僕とコントラバス」。 国境の街トリエステという特異な都市の素顔を知る上でも貴重な連載となると思います。

もう一つは、JITRA読者の方々には「サルデーニャ『食』」の旅」シリーズでお馴染みのTOMOKO Fujitaによる「サルデーニャ<見所>案内」です。サルデーニャの食研究家として第一人者のTOMOKOさんですが、今回は「食」以外、いろんな切り口からサルデーニャの見どころ、魅力をご紹介していただきます。   

写真下左:BJITRA連載「サルデーニャ『食』の旅」から、「ボッタルガ」(カラスミ)   写真下右:Cヌオーロにある「サルデーニャ民族博物館」

まだまだ日本には知られていないサルデーニャを様々なテーマごとに案内していただく新連載、第1回は「博物館 サルデーニャ北部・中部編」です。国立の博物館からプライベートの小さな博物館まで多種多様な博物館を通じて、サルデーニャの歴史や地域性を伝えていただきます。

3つ目の新連載は、ミラノで『EnotecaWine(エノテカ・ワイン)』のオーナー・ソムリエとして活躍されている吉田希世美さんの「ありがとう、ワイン」です。吉田希世美さんには、メルマガ「イタリアへ行こう」で2016年1月から約1年間にわたって、連載エッセイ「『EnoteccaWine (エノテカ・ワイン)』のできるまで」を執筆していただきました。

写真下左:Dミラノの『EnotecaWine(エノテカ・ワイン)』   写真下右:Eミラノの『EnotecaWine(エノテカ・ワイン)』 のエントランス

JITRAの新連載では「2003年にソムリエになって以来15年、今日に至るまで毎日毎日ワインといっしょに生活している」という吉田希世美さんが、ワインから「学ぶこと」や「気づく」ことを、語って下さいます。第1回の今回は「〜 香りの記憶 〜」です。ワイン好きの方々だけでなく、日ごろワインと縁のない方々にも、ワインの奥の深さを発見していただくために是非読んでいただきたい連載です。

●緑青々と、植物と共生を目指すタワーマンション「垂直の森」を真下から見てきました。
世界的な建築関係のアワードなども授賞し、ミラノ市内で何かと話題になっている建物があります。最近ではイギリスの権威ある建築協会「Royal Institute of British Architects (RIBA)」から「世界で最も素晴らしい20の建物」の一つにも認定されました。その名は「ボスコ・ヴェルティカーレ BOSCO VERTICALE」。日本語では「垂直の森」と訳すことができましょう。27階建て(111メートル)と19階建て(76メートル)の二つの高層タワーマンションで、その四面がすべて植物で覆われているという新機軸の建物で2014年に完成しました。

写真下:FG四面が植物で覆われている高層マンション「垂直の森」(ボスコ・ヴェルティカーレ)

季節に応じて表情の変わるこの「空中庭園」、以前から距離をおいて眺めていましたが、5月のある午後、建物の真下までいって見ました。所在地は、ミラノ市北西側の「ポルタ・ヌオーヴァ・イゾラ再開発地区」。メトロのポルタ・ガルバルディ駅のそばでミラノの新名所となっている「ガエ・アウレンティ広場」に上り、そこからソフトなスロープを下ると、目の前にこのタワーマンションが鎮座しています。

写真下左:Hポルタ・ガリバルディ駅(左)と超高層ウニクレディトタワー(右)の間に見える「垂直の森」   写真下右:I「ガエ・アウレンティ広場」から「垂直の森」へのスロープを降りる        

今の季節は樹木の量もピークなのでしょう。緑青々として、テラスからはみだしすごい勢いがあります。二棟のバルコニーに植栽されている植物は中高木から低木、そして草花などなんと合計2万株にものぼるとか。植物の選定は植物学者の念入りな研究がベースとなっているようです。4年たって植栽も落ち着き、かなりの迫力があります。

各界のVIPや世界の富豪なども住むという、樹木で覆われたこの「垂直の森」高級マンション、内部はどんな住み心地なのでしょうか。                             

JITRA 編集長
大島悦子 Etsuko Oshima


 

編集後記
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