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私の住む町Travel案内  パドヴァ Padova
15 Giugno 2014

■私の住む町番外編 (4)
ゆでタコの屋台
パドヴァ名物ストリートフード


ラ・フォルペリア
La Folperia    



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案内人 小林暁子



ラジョーネ宮殿に面したフルッティ広場、その端っこに毎日夕方になると屋台が出る。これがパドヴァっ子にこよなく愛されるゆでタコの屋台「フォルペリア」である。雨の日も、霧の日もビニールで囲われた屋台は毎日必ず店を出すのだが、やはり初夏からの日が長く、心地よい陽気の時が一番にぎわっている。

海のないパドヴァで、なぜゆでタコや魚介類を食べさせる屋台が名物なのかは謎だが、現在切り回しているマックスとバルバラの兄妹で2代目の、この屋台を知らないパドヴァっ子はいないと断言できる。料理だけではなく陽気で人当たりの良いマックスとバルバラの接客は好印象。

常連はもちろん生粋のパドヴァっ子が多く、飛び交う会話もイタリア語ではなく「パドヴァ弁」である。そもそも「Folperia(フォルペリア)」という店名からして方言で、タコ(Folpoフォルポ)を供する店という意味。
どこの町でもアペリティボ=食前酒を友人とバールなどで飲んで、食事は場所を変えるか自宅で食べる=習慣はあるが、この屋台ならおつまみにとどまらず、手軽な食事にしてしまうことも可能。立ち食いにしては安いとは言えないが、メニューは豊富で魚介類も新鮮でおいしいのでお勧めできる。

一番の名物は大鍋でゆで上げたものを切り分けて、レモンとパセリをたっぷり使った特製ソースで食べさせるゆでタコ。その他エビ団子、カニ爪フライ、一口サンドから、この地方特有のおつまみメニューが並んでいる。

屋台のカウンターに皿を置いて地元っ子に交じって立って食べても良いのだが、すぐ隣にあるバールでグラスの発砲ワイン(プロセッコ)や、この辺の人が良く飲む軽い食前酒のスプリッツ(Spritz=白ワインを炭酸水やジンジャー水で割ったもの)を注文し、ドリンクと共にバール前のテーブル席で食べても良い。だんだんと暮れていく広場を行きかう人を眺めながらゆったりとアペリティボというのも良い思い出になるのでは。もちろん持ち帰りもできる。



番外編データ
 

La Folperia
ラ・フォルペリア

住所:Piazza dei Frutti(屋台なので住所はないが、宮殿に向かって左端のBar dei Oseiの隣に出る)
営業時間:だいたい16時ぐらいから21時ぐらいまで
定休日:一応年中無休
値段の目安:写真のタコのお皿(300gちょっと)で13ユーロ。鍋から出してそのまま重量を計ってくれる。時価100グラム4ユーロ前後。その他のおつまみはエビ団子や串刺し、ミニオープンサンド2.5ユーロから。一番高いおつまみで100グラム5ユーロ。一人前15ユーロも出せばお腹がいっぱいになるはず。(ドリンクは別料金)

※パドヴァへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。
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