JAPANITALY Travel On-line

イタリア主要都市 観光・情報ガイド
私の住む町Travel案内  パドヴァ Padova
15 Ottobre 2014

■足を延ばすと/近郊編 (3)
中世の趣を残す落ち着いた町
春にはフラワ―フェスティバルも




エステ
Este   


                     >>> パドヴァインデックスページへ

案内人 小林暁子



パドヴァから約30kmの距離にある、中世の趣を残す静かで落ち着いた町。こじんまりした中心街には、お城やそこに面した庭園を取り囲む城壁、広場や教会などの見どころが集中していて、徒歩で見て回るのにちょうど良い手ごろな大きさ。その名から想像できる通り、イタリアの有力な貴族で、長くフェッラーラを統治したエステ家の家名に由来する町だ。

市街に近づくとまず目に入るのがお城の塔と、それを取り囲む煉瓦造りの城壁。カラレーゼ家の城 Castello Carrareseと呼ばれるのは、1339年から1340年にかけてこの城を建設させたのが、当時のパドヴァ領主カラレーゼ家だったからだ。壁の内部は市民公園になっていて、噴水やバラ園がある。よく手入れのされた庭園には子供用の遊具も整備され、子供を遊ばせながらベンチでくつろいだり、内部のカフェで新聞を読む地元の人たちの姿が見られる。

城壁に隣接して中世の貴族の屋敷が何軒かあるが、ヴィッラ・モチェニゴVilla Mocenigo考古博物館Museo Nazionale Atestinoになっている。 一方うっそうと生い茂る大木や美しい庭園に半ば隠れたようにひっそりと建つヴィッラ・ビーニャ・コンタレーナVilla Vigna Contarenaには、歴史的価値のある美術品や見事な庭園など魅力が多いが、訪問はグループでアポを取った場合のみ。但しパーティーやイベントの会場として使用したり、2つあるアパートへの宿泊はできる。

城壁の外に旧市街が広がるが、中心部までは徒歩で5分もかからない。広場に面して17世紀の建築で優雅なバルコニーを備えた市庁舎の建物や、13世紀の貴重な建築物で5万冊の蔵書を誇る図書館がある。時計と鐘楼の塔Torre Civica della Porta Vecchia は20メートル以上あり、町の各所からよく見える。17世紀後半の建築。

ドゥオーモ Duomo Abbaziale di Santa Teclaの外部はレンガ造りで飾り気がないが、中に入ると「聖女テクラ」を描いたティエポロの絵など、芸術的価値の高いものが多く残る。

毎年4月には、フラワーフェスティバルが開催され、町中が色彩豊かな花々の芳香で埋め尽くされ、とても美しい。


足を延ばすと/近郊編・データ
 

Este   
エステ


交通アクセス
<列車で> パドヴァからモンセリチェ(Monselice)乗換で鉄道ローカル便利用、エステ(エステ)駅下車、所要約36分。トレンイタリアサイトhttp://www.trenitalia.com/
<バスで> パドヴァ鉄道駅に隣接したパドヴァ長距離バスターミナルからのバス利用も、モンセリチェ乗換で、所要約1時間5分。 (http://ro.autobus.it/ro/asp/RicercaOrari.asp?User=SITA

■考古博物館Museo Nazionale Atestino (ヴィッラ・モチェニゴVilla Mocenigo内)
開館時間:連日8:30から19:30まで (12月25日、1月1日、5月1日休館)
入場料: 大人4ユーロ

■ヴィッラ・ビーニャ・コンタレーナVilla Vigna Contarena
http://vignacontarena.com/apartments/

■フラワーフェスティバル(Este in fiore) 
2015年度は4月10日から12日まで開催予定
2013 年度のフォトギャラリー
http://www.esteinfiore.it/gallery.asp?GalleryId=14


※パドヴァへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。
http://www.japanitalytravel.com
©  JAPANITALY.COM srl - MILANO 2000 All rights reserved.