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私の住む町Travel案内  パルマ Parma
15 Maggio 2012

■私の住む町番外編(4)
パルミジャーノ・レッジャーノができるまで

アグリトゥリズモ・レオーニ
Agriturismo Leoni



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案内人 聴涛洋子



パルミジャーノ・レッジャーノParmigiano  Reggianoは“Re dei formaggi (チーズの王様)”。12世紀から今日までずっとエミリア地方で作り続けられ、世界中で好まれているチーズ。産地のパルマに来たからにはお土産として買っていくだけでなく、その“すごさ”を知りに行きましょう!

アグリトゥリズモ・レオーニならパルマ市街からとても近いのであまり時間のない人でも十分に見学できる。典型的な見学コースは、朝9時からパルミジャーノの製造過程を職人さんの作業を目の前にしながら行われる。スペイン人でイタリア語も英語も流暢なローラさんが一つ一つの段階を非常に丁寧にわかりやすく説明してくれる。朝搬入される牛乳と夜の牛乳は使い方が異なること、チーズを作った後残った液は一滴も無駄にせずに、そのままトラックに積まれて豚達の肥料になること(だからパルマの生ハムはおいしいのだそうだ)、あの丸い型の作り方、外皮についているパルミジャーノ・レッジャーノのボツボツ印のつけ方、塩漬けの方法、乾燥、それから熟成。。。

ちなみにパルミジャーノ・レッジャーノは保存料などの化学製品を一切加えずに3年も熟成することのできる世界で唯一のチーズなのだそうだ。その長い熟成期間の管理方法、棚に積まれた重たい塊を一つ一つ“掃除”する機械の説明まで、本当に勉強になる2時間だ。さらに酪農場では大事な牛達の説明もしてくれる。真のパルミジャーノ・レッジャーノに認定されるには、牛が食べている牧草の種類にも決まりがあるのだそうだ。最初から最後まで『ほー』『へェー』の連発で感心することばかり。

そして見学が終わったら、B&Bも兼ねている酪農場の可愛らしい食堂で、地元のワインと一緒にパルミジャーノ・レッジャーノの1年、2年、3年ものの試食をさせてもらえる。パンと一緒にチーズに合うバルサミコ酢や特製ジャム、洋梨なども添えられるのでランチと考えて十分。ちなみにこのチーズ工場見学+試食のコースは少人数グループの見学で一人40ユーロ程度。もっと時間のある人には、他にも生ハム工場、モデナのバルサミコ酢工場、ワイナリー見学などもアレンジしてくれるので、予めメールや電話で相談してみるといい。

とにかく、世間に出回っている数多くの類似品と区別するために様々な規定を乗り越えて『証明印』がきちんと焼き付いている“パルミジャーノ・レッジャーノ”とは何かを知った後でパルマを去るのは実に意義のあること。是非お試しください。


私の住む町番外編・データ


Agriturismo Leoni
アグリトゥリズモ・レオーニ

住所: Via Roma 75 Vicofertile, Parma
TEL:+39-3385440863 (ローラLoraさんの携帯)
場所: パルマ中心街からタクシーで10分程度。バスならば鉄道駅や中心街を通る23番バス(ヴィーコフェルティレVicofertile行き)がこのアグリトゥリズモ正面で停まる。または7人以内の小グループならばパルマ市街から工場への送迎サービスをレオーニが行ってくれる。
HP:http://www.agriturismoleoni.com またはhttp://www.beitalianforaday.com
Eメール:info@agriturismoleoni.com
サービス:酪農、チーズ生産・販売、工場見学・案内、ワインとチーズの試食、B&B
営業時間:年間通じて
カード: チーズ工場訪問に関してはカード使用不可

※パルマへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。


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