JAPANITALY Travel On-line

イタリア主要都市 観光・情報ガイド
私の住む町Travel案内  ピサ Pisa
15 Novembre 2016

■私の住む町番外編(1)        
12万個のろうそくがアルノ川を照らす
ピサの聖人、聖ラニエリの祭り


ルミナーラ
Luminara 


                      >>> ピサ・インデックスページへ

案内人 ディイエンノ・モトコ



イタリアには各都市にその町の聖人がいて、ピサは聖ラニエリがそれだ。彼の亡くなった6月17日はピサの町の祝日で、ほかの地域は平日だが、ピサは学校も会社も休みになる。
その前日の16日の夜は前夜祭で、「ルミナーラLuminara」と言う、ピサの町をあげてのお祭りだ。

1688年、メディチ家のコジモ3世が、12世紀に亡くなった聖ラニエリの棺を、当時としては斬新で豪華な物に変え、棺をドゥオモ(大聖堂)の礼拝堂に運ぶ際に、ろうそくの明かりで町を照らしたのがこの祭りの始まり。

町の真中にあるメッゾ橋(Ponte di Mezzo)を車両通行止めにし、住宅・教会・博物館にいたるアルノ川沿いの建物がライトアップされる。ルミナーラのライトアップは、蛍光灯ではなく、ろうそく。すべて手作業で取り付けられる。数年前は、7万個のろうそくだったが、、年々灯す範囲が増えて、2016年は、12万個のろうそくが灯され、ろうそくの温かくて柔らかな光がアルノ川の水面を照らす。

夜には、水面から、音楽とともに打ち上げられる花火を見に、人口約9万人の町に、11万人の見物客が集まる。アルノ川沿いの道は、動けないくらい人でいっぱいになる。花火は、川から打ち上げるので、非常に近く、大迫力だ。またこの日は、町のシンボル 、ピサの斜塔もライトアップされ、奇跡の広場(ミラーコリ広場)にもたくさんの人が集まる。

翌日は、町の至る所に、チーズやサラミなどの食品店、本や絵画、ベルトやショール・ジュエリーなどの装飾品、バルーンやおもちゃのお店、小動物、調理器具、化粧品など、様々な店が開かれる。ハーブを詰めた豚の丸焼き、ポルケッタのパニーノやお菓子のお店など、その場ですぐに食べられる露店もあって、街を歩くだけでも楽しい。

6月は、「ジュンニョ・ピサーノGIUNGNO PISANO (ピサの6月)」と銘打って、大小200ほどのたくさんのイベントが行われる。 サグラと呼ばれる収穫祭もたくさんあって、ピサの町が盛り上がる月である。


レストラン・データ

GIUNGNO PISANO ジュンニョ・ピサーノ (ピサの6月)
URL:http://www.giugnopisano.com/


※ピサへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。


http://www.japanitalytravel.com
©  JAPANITALY.COM srl - MILANO 2000 All rights reserved.