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私の住む町Travel案内  トリノ Torino
15 Maggio 2012

■私の住む町番外編(5)
ピエモンテ牛100%のハンバーガーから
全ての材料を地元産で厳選


マックブン
M**BUN


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案内人 宮本さやか



T−ボーンステーキで知られるキアナ牛はトスカーナの名産品だが、それに負けず劣らずおいしくて上質だよ、とトリネーゼ達が誇るのがピエモンテ牛・ファッソーネだ。ピエモンテ独特の品種で、脂肪分が少ないのに、食べるととても柔らかいのが特徴。一般的な牛肉が脂肪分を約3%含むのに対し、ファッソーネ牛はなんと1%だそうで、最近はグルメな人々だけでなく、ヘルシー志向のイタリア人たちからも見直されているとか。

このファッソーネを使ったメニューは、ビステッカ(ステーキ)やタリアータ(薄切りの肉を炭火などでさっと焼いたもの)、そして「Brasato al Baroloブラサート・アル・バローロ」(牛肉のバローロ煮込み)、冬の名物ボッリート・ミスト(牛肉の様々な部位を茹で、いろいろなソースや薬味と楽しむ名物料理)などなどバラエティー豊富。

初夏から夏にかけてトリノを訪れるなら「Vitello Tonnatoヴィテッロ・トンナート」もお薦め。塊の仔子牛肉を蒸す、またはオーブン焼きにしてから薄くスライスし、特製のツナ入りマヨネーズソースをたっぷりかけたものだ。クリーミーなソースとあっさりした薄切り肉の組み合わせが食欲をそそる、ピエモンテの名物アンティパストの一つだ。Carne Crudaカルネ・クルーダ」は、生のファッソーネ牛を薄くスライス、またはミンチ状に細かく包丁で叩いたものを、塩、レモン、オリーブオイル等で味付けしたもの。シンプルなだけに牛肉の品質がものを言う逸品として地元の人にはとても人気がある。

この伝統ピエモンテ牛と最近の地産地消の動きがドッキングして、新しいピエモンテ名物も誕生している。高品質なピエモンテ牛100%のハンバーガーだ。2011年には中心街近くにオープンした「マック・ブン」は、ピエモンテ牛の協同組合が作ったハンバーガーショップだ。ハンバーガーを中心に上述のカルネ・クルーダなどピエモンテ牛をいろいろに楽しめる。ちなみにマック・ブンという店名は、古いピエモンテ方言でとてもおいしい、という意味。

肉だけでなくパンやケチャップなど全ての材料を地元産に限り厳選しているので、観光の途中でおいしいものを素早く食べたくなったら、ピエモンテ風ファストフードにトライしてみるのも一案だ。


私の住む町番外編・データ


M**BUN (マックブン)
Corso Siccardi 8/A 10122 Torino
Tel.+39-011-5617097
http://www.mbun.it
営業時間:12:00-24:00 無休
行き方:バス67番終点(Piazza Albarello)下車徒歩1分、バス56番、トラム13番Siccardi下車 徒歩30秒


※トリノへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。
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