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15 maggio 2009

■このカフェで一服(2)
人気の秘密は「アペリチェーナ」

カフェ・ロベルト

Caffe Roberto


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案内人 宮本さやか



トリノの街の中心、ピアッツァ・カステッロ(Piazza  Castello)から、ポー河へ向かう道ヴィア・ポー(Via Po)。ピアッツァ・カステッロの近くは王宮やマダマ宮殿に象徴される旧市街のリッチな雰囲気の老舗カフェやショップが多く、ポー川方向へ向かうにつれて学生街の雰囲気が色濃くなるのは、15世紀に創立したトリノ大学の旧校舎と現在使われている新校舎が近くにあるから。そして道の終点にあるピアッツァ・ヴィットーリオ・ヴェネト(Piazza Vittorio Veneto)にはデザインやモーダに敏感な新しい雰囲気の店やレストランなどが増える。

こんなふうに、トリノのいろいろな雰囲気をほんの1キロほどの間に味わえるヴィア・ポー、その人気のカフェの一つが「カフェ・ロベルト」だ。人気の秘密はなんといっても、"アペリチェーナ"。アペリティーヴォ(食前酒+おつまみ)でチェーナ(夕ごはん)を兼ねてしまうぐらい、おつまみの内容がゴージャスという意味のネーミングだ。トリノではたいていどこのカフェ、バールでも食前の時間帯になると、飲み物を注文するとおつまみ類がただで食べられる。これはベルモットで有名な「マルティー二・ロッシ社」やチンザノの「チンザノ社」と言う、イタリアが世界に誇る食前酒の製造会社が生まれたお土地柄ゆえ。200年も前からトリネーゼは夕方になるとアペリティーヴォを楽しみ、遅い夕食前の時間を過ごしてきたというわけだ(カフェ・ノーマンの項も参照)。

そんなトリノでも、ここカフェ・ロベルトのおつまみ類は、種類も内容もとてもリッチなことで有名。パスタにリゾット、クスクスといった粉もの類、肉料理、野菜料理、デザートまで、本当に食事ができてしまう。冬にはポレンタまである充実ぶり。ここで軽く(?)夕食をすませ、その後で劇場やコンサート会場へ出かけて行く大人たち、夜遊びの場所へ繰り出す若者たち、というのがトリネーゼスタイルなのだ。もちろん、アペリチェーナの時間帯以外は、おいしいエスプレッソや飲み物が充実したトリノスタイルのカフェとしても楽しめる。冷たくてクリーミーなコーヒーグラニータ「クレーマ・カフェ」もおすすめ。


カフェ・データ


Caffe Roberto
カフェ・ロベルト

住所: Via Po 5, Torino
Tel: +39-011-8390214
料金の目安: Apericena は7ユーロを払うとグラスワイン、ビール、カクテル、ミネラルウォーターなどを1杯と、ビュッフェスタイルのおつまみが食べ放題。ランチタイムのビュッフェは7.50ユーロ。
営業時間: 7:00〜22:00 無休(ただし8月3日から17日は夏期休暇)
ランチのビュッフェは12:00〜15:00、Apericena は18:00〜20:00


※トリノへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。


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