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私の住む町Travel案内  ヴィチェンツァ Vicenza
15 Febbraio 2015

■このカフェで一服(3)
ゆったりとした時の流れる
オーストリア統治下からの歴史的カフェ




カフェ・ガリバルディ
Caffe` Garibaldi  


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案内人 三浦和美



イタリアのカフェやバールではカウンターでエスプレッソをクイッと飲みほし、足早に去っていく人の姿が多いが、ここカフェ・ガリバルディはテーブルに座ってゆっくりと時を過ごしたくなる美しい空間だ。高い天井からつりさげられた大きなシャンデリアやランプシェードはクラッシック・モダンでセンスがよく、高さ4-5メートルはある大きなウィンドウから日光が降り注ぐテーブルは映画のワンシーンのような雰囲気が漂う。

店内には書籍や雑誌が並ぶ本棚があり、カフェを飲みながら読書にふける紳士、子犬を連れた上品なシニョーラ達がザバイオーネZabaglione(卵黄・砂糖・リキュールを加えたデザート)をすすりながらおしゃべりを楽しむ姿、ここではゆったりとした時が流れる。

カフェの由来は1800年代にこの場所に存在していたカフェ・ミリターレCaffe` Militare。当時のヴィチェンツァはヴェネツィアなど他のヴェネト州の都市同様、オーストリア支配下にあった。シニョーリ広場にあるヴェネツィア共和国のシンボル、サンマルコの有翼のライオン像もオーストリアのシンボル、鷲の像にすり替えられていた時代である。カフェは3つの部屋に分かれていて、入り口に向かって右側の部屋にはオーストリア兵士達が、真ん中の部屋にはブルジョア階級が、そして左側の部屋には役人や弁護士達が集っていたという。

イタリア統一後、1867年に統一の立役者ジュゼッペ・ガリバルディGiuseppe Garibaldiにちなんでカフェ・ガリバルディと改名され、その後1939年に一度カフェ・サヴォイアCaffe` Savoiaと名乗るが、1943年9月、再度、現名称に戻った。

カフェの2階は同名のおしゃれなレストランになっている。天気の良い日にはテラス席がオープンするが、目の前には白亜のバジリカBasilicaが、すぐ横には赤煉瓦の列柱のロッジャ・デル・カピタニアートLoggia del Capitaniatoがそびえ、絵葉書のような光景が望める。


カフェ・データ
 

Caffe` Garibaldi
カフェ・ガリバルディ

住所: Piazza dei Signori - Contra` Cavour, 7 36100 Vicenza
Tel:0444-544491 Fax:0444-525975
HP:http://caffegaribaldivicenza.com
場所: シニョーリ広場
サービス:カフェ、レストラン
営業時間:8:30-24:00 (月曜定休日)
料金の目安:エスプレッソ(カウンター:1,10ユーロ、テーブル席:1,70ユーロ)、カプチーノ(カウンター:1,40ユーロ、テーブル席:2ユーロ)、ミニケーキ1ユーロ、サンドイッチ3,5ユーロ、プロセッコ3,5ユーロ、グラスワイン3ユーロ、チョコラータ3,5ユーロ、ザバイオーネ3,5ユーロ
Credit cards:Visa、Master、Diners、Amex


※ヴィチェンツァへのアクセスなど一般情報は、おすすめ一日観光コース(1)のデータ部分をご参照ください。

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